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ラノベを目指してみよう
グース・カピーこと九重十造が人様を楽しませられるレベルの文章を目指して色々書き連ねる場所です。          軽く楽しく読める話を書ければいいなと思ってます。
最新話加筆+番外編セット。
最新話の加筆と番外編セットの追加のみになります。
加筆の方は、短めの一場面を追加しています。
またしてもいいネタが浮かばなかったので、番外編はありません。

とりあえず、次話は現状順調です。
やや暴走気味なキャラがいるのが不安要素ではありますが(汗)

では、今回も数多くの方の御来訪ありがとうございました。

番外編セット30



 番外編146



 雫は周囲を必死で駆け回りながら、すっかり荒くなった息を少しずつ整えていた。

 彼女の視線の先には、ルミナスの姿。
 静かに剣を構え佇んでいるだけだが、その姿は美麗としか言いようがない。
 キリッと引き締まった顔と鍛え抜かれた体の美しさに加え、
背の艶やかな黒翼が神秘性を醸し出している。
 傭兵業界の一部では《黒翼の魔女》ではなく《黒翼の天使》と呼ばれているというのも頷ける。 

 が、対峙するとそんな可愛い相手ではない事が良く分かる。

 なにせこの女性、隙というものがほとんどない。

 正面から斬りかかれば、剣の腹で軽く受けながされて一撃叩き込まれる。
 側面から斬りかかれば、受け流しついでに武器を弾かれて一撃叩き込まれる。
 背後から斬りかかれば、高速回転で先の先を取られて一撃叩き込まれる。
 どこからどう攻めようと、高確率で返り討ちにあうのだ。

 ならば、と相手から打ち込ませるともっと凶悪になる。
 
 彼女自慢の剛剣による連撃は、本気で洒落にならない。
 防御は不可能ではないが、受け流したり自分から飛んだりして威力を減衰させないと小太刀が折れる。
 かと言ってカウンターを叩き込もうにも、大概はその攻撃力で強引に突破されてしまう。
 剣が動き始めた瞬間に振り切ったのに何事もなかったかのように剣を振り抜かれたり、
受け流すべく小太刀を側面から叩きつけたのにやっぱり何事もなかったかのように振り抜かれたり、
どうすりゃいいの、と言いたくなるような手の付けられなさだ。
 
 しかも、かく乱にもまるで引っ掛かってくれない。  
 今も周囲を動き回り囮や罠を使っているのだが、まるで引っ掛かる気配がないのだ。  
 風の魔法で死角から苦無を飛ばしても、そちらを見もせずに剣や手、時に翼ではたき落とす始末。
 本人曰く風の流れで概ね読めるそうだが、あらゆるフェイントを無効化しながらというのは大概イカれている。

 脳裏をよぎる諦観から目を逸らしつつ、雫は次なる手を組み立て始めた。
続きを読む
番外編セットのみ。
申し訳ないですが、番外編セットのみになります。
どうにも番外編の良いネタが思い浮かばなかったもので。

では、急ぎ足ですがコメント返しさせていただきます。


 さん

流石の彼もあの謎ロボットほど万能ではありません。
ただし、グッズの実物見ればあれ超えるでしょうけど。

リレイユの移動はそんな感じですね。
ただし、リレイユは主命さえあればどこにでも着地します。

どんじゅさん

予知可能な問題はレザリアが前もって排除してたりします。
排除しきれるなら苦労はないですが(笑)
そのあたり加筆するかもしれません。

のび犬さん

シェリス様、あれで優秀なんですけどね。
どうにもそれを見せる場面がなかなかないので。
予定はあるんですが。

おそらく私が一番衝撃受けた食べ物は友達の家で食べた卵焼きですね。
実家では甘くない卵焼きしか食べた事なかったので、あれは衝撃的でした。

鶏の解体は直で見ると衝撃ですよね……。
魚は何ともないあたり、我ながら身勝手だなぁと思います。

コスモさん

リレイユ、無差別破壊なら相当ヤバい戦力です。
Tボーンではなく、カウボーイステーキですね。

性格やら何やらを無視して……容姿だけならルミナスがツンデレ、ヤンデレは強いて言えばローラ、ですかね?

ホルスさん

お茶系に限らず、飲み物系って深すぎて底が見えない物多いですよね。
ちなみに、海人は両親や奥さんのせいで食事経験自体はかな~り豊富です。


現在、次話と並行して最新話の加筆修正作業進めています。
最低一場面、ひょっとすると二場面ぶちこむかもしれません。
おそらく、次回更新時に加筆版に差し替える事になると思います。

では、今回も数多くの方の御来訪ありがとうございました。





番外編セット29



 番外編141



 その日、ラバック・アズボーンは上機嫌だった。

 借りたばかりの広い部屋で、買ったばかりの高級ソファーに背をあずけながら、
先程買ってきた上物の酒を浴びるように飲み、前々から食べてみたかった極上のつまみを頬張っている。
 その周囲では彼の仲間も同様に高級な食物を食い漁っている、とまるでランクAの冒険者のような贅沢ぶりだ。

 ――――本来、こんな状況はありえない。

 彼も冒険者だが、そのランクはC。
 それも、どちらかと言えばその中でも下位のグループに入る。
 三流ではないが、十把一絡げ、掃いて捨てる程いる人間の一人だ。
 周囲の仲間も同様で、全員集まったところでランクBの冒険者にすら届かない。
 高い報酬の依頼を受ければ良くて違約金、最悪あの世行き。
 そんな程度でしかないのだ。
  
 それがこんな事が出来ている理由は、ひとえにラバックに入った臨時収入のおかげ。
 前々から仕込んでいた事が成就し、上手く大金を手に入れる事が出来たのだ。
 それも並の大金ではなく、慎ましくなら一生働かずに暮らせる額である。

 その一番の功労者である女―――サロメ・アランガルは、ラバックの隣で呆れたように肩を竦めていた。

「……ラバック、贅沢するっつっても限度があると思うわよ?」

「なーに馬鹿言ってんだ。全体から見りゃほとんど使ってねえだろうが」

「そりゃそうだけどねぇ……仲間にまで贅沢させたら、いくらお金があっても足りなくなるわよ?」

「んな心配しなくても今日限りの贅沢だし、仕事やめるわけじゃねえよ。
明日良い武器揃えたら、残りの金は貯めて普通に稼ぐんだし、大して影響ねえさ」

「良い武器ってのは高いんじゃないの? 買って元取れるわけ?」

 サロメは心配そうに訊ねる。

 一見堅実に聞こえなくもない言葉だが、冒険者が良い武器を買うというのは一種の博打だ。
 良い武器というのは総じて高価な為、元を取る為には高報酬の、
つまりは難度の高い依頼を多く受けなければならない。
 当然死のリスクは跳ね上がり、生きて帰ってこれない可能性は高くなるだろう。
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とりあえず、百十二話更新です。
大変お待たせいたしましたが、どうにか百十二話更新です。
ただ、後で一場面加筆するかもしれません。

では、急ぎ足ですがコメント返しさせていただきます。


コスモさん

原因となった研究さえ完成すれば、彼も一応今より前には進めます。
それで研究意欲が戻るかは微妙なところですが。

もしも話……非常に絶妙な時間軸です。
あの時だと海人がまだねじれきってないですから。
ただし、曲者揃いの最古参に囲まれると結局ひねくれるかも(汗)

温かいお言葉ありがとうございました。
まだ回復しきってはいませんが、どうにか書き上がりました。

ヤンデレ……定義によります。
ネタバレの危険があるので詳しくは伏せますが、執念とか執着が異常に強いという意味なら、二人は確定します。

 さん

実は作中時間だとまだ一年すら経過してません。

 さん

肩透かしをさせてしまい、大変申し訳ありませんでした。

 さん

面目ないです。
休みは気が緩むのか、体調不良起こしやすいようです。
信用がないのは、我ながら自業自得ですね。

飛べないブタさん

温かいお言葉ありがとうございます。
まだ完治はしてませんが、どうにか最新話書き上がりました。

 さん

御意見ありがとうございます。
なろう投稿考えてはいますが、まだ先になりそうです。申し訳ありません。
するなら色々機能調べてからやりたいので。

あと、仰る通り作者は男です。



次話ですが、一応の方針は固まっていますが、先に最新話の加筆を検討したいと思います。
あまり時間かかりそうであればこのままいこうと思うんですが、最低一場面は追加した方が流れが良くなりそうなので。
早急に方針決めて書き進めたいと思います。

では、今回も数多くの方の御来訪ありがとうございました。



 


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