ラノベを目指してみよう
グース・カピーこと九重十造が人様を楽しませられるレベルの文章を目指して色々書き連ねる場所です。          軽く楽しく読める話を書ければいいなと思ってます。
没ネタ三十二回目――最近冷えますねぇ(汗)
いつの間にやら定着してますが、没ネタ三十二回目です。
今回は39話の没ネタ、最後の方の別展開になります。

そろそろ没ネタも専用コーナー作らないとまずくなってきてます。
無闇に数が多いせいで、同じネタを二回出しかねないんです。
とはいえ、本編の更新ペースを戻すのが最優先ですが(汗)

では、このあたりでコメント返しを。


戸次さん

誤字指摘、ありがとうございます。
訂正しておきました。

ディルステインですが、詳しい順位は後々使うかもしれないので当面内緒です。
そのうち海人対ローラの試合もあるかもしれません(笑)

鳴さん

初めまして。
手放しの賛辞、心の底からありがたく思います。
期待を裏切らぬよう、精進させていただきます。

……まずはどうにかして本編の更新速度を戻さねばなりませんが(汗)

剣士さん

目次の報告、ありがとうございました。
目次の更新はよく忘れるんで、親切に報告してくださる方々がおられるのはありがたいです。
というか、それがなかったら今頃目次が第一部か第二部で止まっていた可能性も(滝汗)

リファルスさん

電卓――さあ、どうなるでしょう(笑)
ルミナスに見せたのは、あの時点では現状をまだ疑っていたためですから。

さん

多分宝蔵院姉妹の事だと思いますが、実は役割自体はあまり被ってません。
第二部で書いたとおり、ルミナスとシリルの職業が職業ですので、遠からず差異が出ると思います。
……要は作者が未だに序盤の序盤しか書いてない事が悪いわけですが(汗)

神楽さん

いえ、今は頼もしすぎる護衛がいますから、次の日どころかその晩に月の下さえ歩けなくなるでしょう(笑)

光さん

海人と奥さんのエピソードは、そのうち過去の回想のような形で出てくると思います。
今はとりあえず……やたら賑やかな夫婦生活だった、とだけ言っておきます(笑)





さて、四十話……! 意外に手強いです。
ちょいとシリアスな要素入れてから、第五部へと移行するつもりなんですが……加減が難しいです。
書こうとするとなぜかちょいとシリアスどころか暗くなっちゃうんですよ(汗)

まあ、どうにか調整しつつ……次の日曜の更新目指したいと思います!

では、今回も数多くの方のご来訪ありがとうございました。
気が向いた方は『続きを読む』で没ネタをお楽しみください。











 没ネタ――39話ラスト、展開候補。



「ま、ままま待てルミナス!
君の場合どちらかというと武技を磨く事と美食に傾倒して勉強の暇など無いだろうと思っていただけだ!
というか実際以前シェリス嬢の図書室で寝てたし!」

「あの時はあんたが本読み終わるのがいつになるか分からないから寝ただけよ?
それに、二時間ぐらいは集中してたんだから十分でしょ?」

「……あの時、そんなに時間経っていたか?」

「おおよそだけどね。さて……何か言う事は?」

 にっこりと笑いながら、最初の撫でるような締め具合に戻す。

「……ごめんなさい」

 ペコリ、と頭を下げる海人。
 外見とは裏腹に、意外に素直な面もある男であった。
  
「よろしい。素直に謝った事に免じて、お説教は勘弁してあげるわ」

 手を放し、海人の体から下りる。

「おー……なんていうか、お姉さんって感じですねー。ちょっと憧れます」

「……おい愚妹。ここに実の姉がいる事を忘れていないか?」

 じっとりとした眼差しを向ける刹那。

 彼女は十五年も雫の姉をやっているが、あまり敬意を払われた記憶が無い。
 ルミナスが大した女性である事に異論はなかったが、あまり面白い発言ではなかった。

「あっはっは、お姉ちゃんの場合は悪い事したら即ぶん殴って終わりだもん。
あーやって自発的に謝らせるのは無理でしょ?
なんというか、貫録が違うんだよね、貫録が」

 うんうん、と頷く雫。

 彼女が受けてきた姉からの教育は非常に単純であった。
 問題を起こした時は一応事情を聴かれ、有罪と判断されれば殴り飛ばされる。これだけだ。
 効果的と言えば効果的だが、体罰以外の選択肢が無いというのはやはり問題かもしれない。

 だが、刹那にも言い分があった。

「ほほう……貫録については否定せんが、お前は言葉だけで反省できるのか?
拙者が言葉で諭そうとした時は常にこっそり舌を出していた気がするが?」

「気のせい気のせい。妹信じないと駄目だよ?」

「ならば、説教の途中で鼻提灯を作っていたのは?」

「幻覚じゃない? ほら、その前日にお姉ちゃんが食べたアルストペリクスの葉の毒が回ったとか」

「アルストペリクスの葉に幻覚作用は無い。起こるのは軽度の麻痺だけだ。
しかも自然治癒でも最長二時間で抜けるような毒だぞ?」

 妹の見え透いた言い逃れを即座に叩き潰す。

 つい先日までなら誤魔化された可能性も無くはなかったが、
残念ながら今の刹那はみっちりきっちり、どう足掻いても忘れようがない程にその草の事を覚えていた。

「おー凄い凄い。ちゃんと覚えてたねー」

「はっはっは、あれだけ必死になって命懸けで覚えたのに忘れるはずがないだろう?
そもそも未だに二日に一回は夢に出て魘されるんだからなぁ……!」

 なぜかカタカタと震えながら、不敵な笑みを妹に向ける。
 
 目尻にうっすらと涙が光っているが、その表情には壮絶なまでの迫力がある。
 その知識を忘れたら死ぬ、と言わんばかりの必死の凄味が。

 そんな痛々しい姉を見た雫は一転して心配そうな顔になり、海人に話を向けた。

「……大丈夫なんでしょうか?」

「心配ない。完全に消える事は無いかもしれんが、時間経過で頻度は一気に減るはずだ。
まあ……もし一ヵ月経っても頻繁に魘されるようなら、色々手立てはあるから言ってくれ」

「……そ、その手立ては、苦しかったり辛かったり何もわからなくなりそうになったりしますか?」

 若干瞳に怯えをにじませながら、問う。

 気遣ってくれているのは分かるのだが、そもそもの原因は海人に植物の知識に関する授業を受けた際の地獄のような罰である。
 学習速度のみに重点を置いた、あくまで緊急時用の授業法の実験だったせいだと頭では分かっているのだが、
刹那は疑心暗鬼にならずにはいられなかった。
  
「しない。余計な心的外傷を作るような真似はせんから安心しろ。
なにかしらヘマをやって罰を与える時も、くすぐりはなるべく避けよう」

「そ、そうですか! それは良かった……!」

 心底安堵する刹那。
 それを見て、ルミナスが心底傷ましげに口を開いた。

「セツナさん、カイトにくすぐられたの?」

「は、はい……その、信じられないかもしれませんが……」

「いっそ殺してほしいぐらいに苦しい、でしょ?
うん。私もやられた事あるから、痛いぐらい分かるわ」

「……ルミナス殿も、ですか?」

「うん。寝起きが悪かった時に拳骨で叩き起こされたんだけど、
今度からそれはやめてって言ったら、ではくすぐりはどうだろうって……セツナさんは?」

「拙者は三度植物の事を教えられて覚えていなかった場合に罰として……その前の激痛のツボ押しがいかに慈悲深かったのか、思い知りました」

 しばしお互いの顔を見合わせ、ルミナスと刹那は儚げに微笑み合った。
 そしてガシッと固い握手を交わした後、海人のくすぐりの惨さを涙ながらに語らい始めた。

 それを見て、事の元凶が思わず呟く。

「……まるで私が悪者のようだ」

「はっきりと悪者ですねー」

「むしろ悪者ではないと思ってましたの?」

 本気で不思議そうな二人の言葉に、悪者は膝から崩れ落ちた。




 没理由――この後を続けようとしてグダグダになったため。
      そもそも冷静に考えてみたら海人が今更悪者扱い程度で落ち込むはずがないため。 
      ノリで書いた場合のデメリットの象徴。
 

  
コメント

……悪人扱いが今更(笑)

毎回思いますけどよくこれだけの量、載せれる没ネタがありますね
しかも没ネタでも十分楽しめるレベルという
九重さんのこだわりというかやるからには完ぺきみたいなところが伝わります
てか、マジで尊敬します

個人的にはシリアスはシリアスで好きですよ?
まあ、その量の采配が迷ってるんでしょうが
確かにどれぐらいが適量かと聞かれてもはっきり答えられない問題ですね……

次回の更新も頑張ってください
[2011/01/16 23:29] URL | 華羅巣 #zR7lJLBY [ 編集 ]

日曜から月曜に日が変わる頃に"ラノベを目指してみよう"をチェックするのが楽しみです。
今回の没ネタは白衣の悪魔ですね。
それともくすぐりの悪夢かな?
激痛のツボよりも恐れられるくすぐり地獄。

>海人が今更悪者扱い程度で落ち込むはずがないため。 
案外人に気を使う海人だから分かりませんよー
作者さんが否定しているのに言ってみる。
まああり得ないかな。
[2011/01/17 00:34] URL | 戸次 #Wjzbkqqg [ 編集 ]


>シリアスどころか暗くなっちゃうんですよ

よもや、ルミナスたちが敵側に雇われて攻め込んでくるという展開に!?
悪い予想ほど良く当たるとも言いますしね。
[2011/01/17 02:40] URL | ぼるてっかー #mc9/rPhk [ 編集 ]


文章に違和感があるとこをさせていただきます
一章の5話で
言葉の途中でルミナスが背後から海人の頭をゆっくりと両腕で頭を抱きしめ始めた。
のところの後の方の 頭 を消してみてはいかがでしょうか?

没ネタと今までの話を読み返しながら本編の続き楽しみに待たせていただきます
[2011/01/17 21:59] URL | 鳴 #UYppvBwQ [ 編集 ]

1/3も31回目
前回(1/3)の没ネタが31回目だったので、今回の没ネタは32回目だと思います。

海人のくすぐりの恐ろしさで意気投合するルミナスと刹那に笑った。
そのうち本編でも、女性陣に海人がどれだけ鬼畜なのか語り合って欲しいですw
[2011/01/18 15:54] URL | なまけもの #BejLOGbQ [ 編集 ]


没ネタお疲れ様です。
てか、カイトだと「はっはっは、悪人みたいと今更かね?」とか言いそう。
んで、そのまま全員からガー!って怒らせそうな気がしてならない。
では次の更新を楽しみにしております。
[2011/01/19 19:25] URL | 光 #- [ 編集 ]


お疲れ様です。
いくら海人でも、親しい人たちからの悪人呼ばわりはつらかったということかw

今まで気にしてなかったけど、異世界召喚物となればやはり漢字やら五行やらの知識的なものも欲しいなあ、と思ってみたり。
薔薇やら鬱やらを書いて、なんだそれ!?って驚かれるところを見てみたいww
[2011/01/23 00:12] URL | 神楽 #- [ 編集 ]


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