ラノベを目指してみよう
グース・カピーこと九重十造が人様を楽しませられるレベルの文章を目指して色々書き連ねる場所です。          軽く楽しく読める話を書ければいいなと思ってます。
没ネタ四十回目+修正です。
タイトル通り、没ネタ四十回目です。

今回は44話の展開候補の一つです。
後で使えない事もない事も無いですが……まあ、その場合はかなり修正すると思います。

で、修正ですが……45話で設定と激しく矛盾した、どういう経緯で生じたのかすら分からない間違いが発生してましたので、修正しました。ただ、ネタバレに関わりかねないので、該当箇所は伏せさせていただきます。

では、このあたりでコメント返しをさせていただきます。


ななしさん

すいません、授業は第六部からになる予定です。
ローラの個人授業は……忙しいですからねぇ、彼女(汗)

baruさん

間抜けな失態で肩透かしさせてしまい、真に申し訳ありませんでした。

なお、授業は第六部からの予定です。
ローラは……まず労働時間が改善されない事には(汗)

煉恋々さん

実はシリルに関しては30話で普通の人間と書いてあったりします。
キャラの種族に関してはネタバレ絡む場合もありますので、作中で出てくるまで黙秘とさせていただきます。

あと、些細な話で申し訳ないですが……シェリルではなくシェリスです(汗)

戸次さん

確かに雫は特殊ですね。
平然としてそうなキャラは何人かいますが、悦に浸るのは彼女ぐらいでしょう。

それとラクリアの事ですが、一応刹那は覚えていますし、気付いています。
海人が説教している間に、それ関係のやり取りがあったと思ってください。
分かりづらくてすみません(汗)



さて……先程読み直して気付いた事ですが、
考えてみると46話冒頭まで45話で書いた方が話のキリが良かったような気が(滝汗)
ひょっとすると、第五部終了後に46話冒頭を45話の最後に移動させるかもしれません。


では、今回も数多くの方のご来訪ありがとうございました。
気が向いた方は『続きを読む』で没ネタをお楽しみください。













 没ネタその1。44話展開候補。



「あー……雫、満足したか?」

「気分的には大満足なんですけど……うっぷ、正直お腹苦しいです……久しぶりの外食だからって食べ過ぎました……」

 パンパンに膨らんだ腹を撫でながら、雫は呻き声を上げた。

 海人達は予定通りリトルハピネスで昼食を取った後、少し物足りないという事で屋台の食べ歩きを始めたのだが、なにしろこの賑やかな町の真昼間である。
 肉の串焼きの屋台は食欲をそそる香りを漂わせ、魚のフライの屋台は揚げる際の小気味良い音を立て、
クッキーの屋台は満腹でもふらふらと近寄りそうになるような魅惑的な甘い香りを漂わせている。

 元々食い意地の張った雫が限度を忘れるのは必然と言えば必然だった。

「やれやれ、食い意地を張るからだ。腹ごなしに、帰りはお前が海人殿を運べ。
無論、揺らさぬよう気を使ってな。一定以上揺れていたら引っ叩くからそのつもりでいろ」

「うげっ……このお腹で走って帰るだけでもキツいってのにぃ……」

「というか、私としては全力で遠慮したいんだが。
君ならまだしも、雫に負ぶわれるのは人目がかなり痛そうだ」

 引き攣った顔で、刹那の言葉を拒む。

 この町に来るとき、海人は刹那に背負われていた。

 海人は飛翔魔法が使えず、この町まで走り続けられるような身体能力の持ち合わせもないため、
必然的に移動手段は刹那か雫に頼らざるをえない。
 
 そして、刹那達の移動手段は基本的に走りだ。
 飛翔魔法の方が疲れにくいのだが、地上を走る方が加速魔法に加え脚力も加わるため早い移動が可能であり、
なにより足腰の鍛錬になるため刹那達は好んでその手段を使っている。

 海人としても乗り心地の悪さと負ぶさる際の羞恥心さえ我慢すればいいので拒むほどではなかったのだが、
負ぶさる相手が雫となれば話がまるっきり変わる。
 
 振り落とされないためにはしっかりと腕を首に巻きつけなければならず、
海人の身体能力を考えれば負担の軽減の為に足も体に絡ませなければならないのだが、
二人の体格差でそんな事をしようものなら、間違いなく海人は変質者にしか見えない。
 小柄な少女に全身を絡ませる大人という、誤解を招いてあまりある構図なので勘違いされても文句は言えないのだ。 

 が、刹那とてそんな事は言われるまでもなく承知している。  

「人目が無くなった辺りから走るつもりですので、御心配なく。
付け加えますと、そもそも海人殿が雫を甘やかしたのが原因なのですから、我慢していただきたいのですが?」

 ジロリ、と刹那にしては珍しく海人に強い視線を向ける。

 一応、刹那は雫がこうなる前に何度か止めた。
 後で確実に苦しくなるからやめろ、と。

 だが、海人がそれを苦笑しながらとりなしたのである。
 雫も自分の限度ぐらいは分かっているだろうし、少しぐらいは構わないだろう、と。
 
 そして、結果がこれである。
 
 視線が強くなるのも無理なからぬ事であった。

「うぐ……まあ、確かにその通りだな。すまん」


 没理由――この後ファニル絡みの展開へ繋げにくかったため。
      彼女が出ないと色々面倒なので(汗)










 没ネタその2 その1の別パターン。



 元々食い意地の張った雫が限度を忘れるのは必然と言えば必然だった。

「やれやれ、食い意地を張るからだ。言っておくが、帰りも走るからな」

「いいいっ!? こ、この状態で走れっての!?」

「海人殿の気分転換が終わるまでに頑張って腹ごなしをする事だな」

 冷たく、言い捨てる。

 一応屋台を巡っている間、刹那は雫を数度止めた。
 絶対に後で苦しくなるから止めろ、と。

 それを『だいじょーぶだいじょーぶ』と能天気に流し続けた結果がこの体たらく。
 自戒を促すためもあるので、容赦する気は一切無かった。

 姉の目を見た雫が妥協の可能性が無い事を悟って肩を落としていると、

「ふむ、色々屋台を回って気分転換はできたし、そろそろ帰ってもいいかもしれんな」

 性格が根腐れしている男がさらに追い打ちをかけた。
 その整った悪人面が最大限に活かされた、嗜虐心溢れる笑顔で。

「鬼ですね海人さん!? ってかお姉ちゃん待って! 絶対冗談で言ってるってば!
あたしが困んの見て悦に浸ってるだけだよ!?」

 では行こうか、と腕を引っ張り始めた姉に必死で抵抗する。

 冗談ではない。この状態で走れば折角食べた物を戻す危険性がある。
 かと言ってとろとろ走ろうものなら、姉は自分の足を掴んで全力疾走で屋敷まで駆け抜けるだろう。
 無論、その過程で妹の頭が岩に叩き付けられようが、地面を抉ろうが、一瞥もくれないはずだ。
 甘い面も多い姉だが、厳しい時は本当に容赦がないのである。

 そんな危機的状況を明らかに楽しんでいる雇い主に怨念を込めた目を向けると、

「失敬な。姉妹の仲が良くて結構だ、と微笑ましく見守っているだけじゃないか」

 はっはっは、と軽快な笑い声が返ってきた。
 声だけ聴けば、まるで爽やかな青年のようである。

「その魔王でもできなそうな邪悪さ溢れる笑顔は断じて微笑んでるとは言いません!」

 最初から一貫して変わらぬ笑顔を眺めながら、雫は怒鳴り返した。
 無詠唱の風魔法を使い、声に指向性を持たせて声量を増大させるというおまけ付で。

 これで多少怯めば、という期待を込めての行動であったが、
  
「ほほう……毎回刹那に取りに行ってもらうのもなんだし、産卵用の鳥の手配でもしに行こうかと思ったんだが、
そこまで言われては御期待に添えるしかないかな?」

「だああああっ!? あたしが悪かったですからお姉ちゃんに目配せすんのやめてください!」


 没理由――これも上と同様の理由。しかし、こちらの方が先の展開を考えるとより難しい。
      最悪話の展開予定をひっくり返さなければならなくなる可能性があるので、没送り。












コメント

>平然としてそうなキャラ
海人の"お説教"に対する登場人物達の反応を色々と思い描いてみたんですが、平然としてそうなのはローラ位しか思い浮かびませんでした…。
ルミナス、シリル、シェリス、ゲイツ、、スカーレット、オーガスト、刹那…と思い浮かべてみたんですが少なくともローラ以外はみんなちょっとは顔が引きつる位はしそうなんで。
なんせシャロンがトラウマ抱えた位ですし。
ああ、案外ルミナスの同僚のアンリあたりは大丈夫かも?

没ネタにも色々と没になる背景や理由が有るんですね。
雫は食い意地はってるのかな、それとも楽しかったからついつい食べ過ぎたのでしょうか?

そう言えばシェリスの所への果物のや食材などの配送は今はどうなっているんでしょうか、微妙に気になった物で…とくに戦争中たったので配送してないのかな?
まあ本編で語られるのかも知れないので更新を気長に待ちます。
[2011/05/23 00:31] URL | 戸次 #Wjzbkqqg [ 編集 ]


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