ラノベを目指してみよう
グース・カピーこと九重十造が人様を楽しませられるレベルの文章を目指して色々書き連ねる場所です。          軽く楽しく読める話を書ければいいなと思ってます。
久しぶりの没ネタ――四十五回目です。
というわけで、没ネタ45回目です。

今回は50話冒頭部分の没ネタです。
早目に没になって調整してないんで、かなり粗い出来ですが(汗)

では、早速コメント返しをさせていただきます。


コケさん

そう言っていただけるとありがたいです。
スレイヤーズ……昔周囲で流行ってたんですが、読んだ事はないですね。
オーフェンは全巻持ってるんですが……今度機会があったら読んでみたいと思います。

とまとさん

雫の成長は、本当に両親泣いて喜ぶでしょうねぇ。
あれ抜けばわりと自慢の娘なはずなので(汗)

華羅巣さん

遠隔視魔法に関しては想像が出来なかった、と距離がありえない、ですね。
基本的にあの世界で使ってるのは望遠鏡みたいな魔法です。
伝声の方は距離だけです。

それと、仰るとおりあの状況の刹那自身の戦闘能力はがた落ちしてます。
括りつけているとはいえ、動きを阻害する無駄に図体のでかい荷物ですから。
代わりに海人がいるので防御はほとんど考えなくていいという強みがありますが、
あれはやはり海人を確実に守るための緊急措置の側面が強いですね。
引き離されてたら、海人は速度差で惨殺される可能性高いので。

目指せ百話……でも、予定では確実に突破するんですよね(汗)
何年後になるかが怪しい今日この頃ですが、頑張りたいと思います。

通りすがるさん

ラクリアの祖父ですが、彼が死んだ時にはゲイザーの兄が生きていたので問題はなかったのです。
その後問題が起こったわけですが……まあ、どのみち結果だけ見ると愚王ですよね(汗)

傭兵はあくまで傭兵ですが、職業上の信用というものがあります。
敵わない、でただ逃げるだけでは後々に関わりますし、撤退には迷いも出ます。
今回は撤退もまともに出来ない大戦力で攻められた、というのが大きいです。
シェリスの指示が無ければ仕掛けを使う決心も付かず、そのまま全滅していたかもしれません。

国軍ですが、もちろん保有する意味はあります。
戦闘における数の利はやはり大きいですし、平均的に質を維持できるわけですから。
作戦上も兵の数が多ければ色々幅が広がりますし。
なにより、広い国土を常に守るためにはどうしても兵の数が必要になります。
いかに優れた数十人がいたところで、物理的にカバーできない範囲はどうしようもないですから。

スウさん

屋敷の防衛システムの活躍はまたの機会ですね。
なにしろ、下手に稼動させると友人殺しかねませんので(汗)

とある人さん

仰るとおりです。
なお、作者の記憶違いでなければ、音声伝達魔法は地味に第三部で使ってたりします。
図書館にいたシェリスの使用人達が刹那とローラの手合わせの知らせを受け取った時ですね。

つうぉいさん

えー……肩透かしさせてしまってすみません(汗)
彼ら個人の理由はあんなもんです。その程度――しかし本人にとっては決定的な理由です。
王の方もそれほど大差は感じられないかもしれません。
一応、第五部全体が今後のちょっとした仕込ではあるんですが(汗)

戸次さん

刹那の料理――確かに『凄い』ですよね(笑)
最近は徐々にまともになってきていますが、どこで何が起こるか分からないのが人生。
きっと順調には終わらないでしょう。

アイザックの場合、陰口叩いてた人間はまだしも、
特に関わりの無い人間まで酷い目にあわせてますからねぇ……。
最初の殺人だけで止まれていれば、また違った道を歩んでいたかもしれません。
いずれにせよ、彼は道を踏み外してそのまま短い人生を終えてしまったわけです。
本人的には予想していた事が起こり、そのまま予想通りの結末を迎えたわけですので、
やっぱりこうなった、と意外に満足していたのかもしれませんけど。

fujiさん

お久しぶりです。
御指摘ありがとうございます。修正しておきました。
いや、なんでこんなミスしたんでしょうね(滝汗)

期待に応えられるよう頑張りたいと思います。




さてさて、波乱ばかりだった(更新的な意味で)第五部もいよいよ終わりが近づいて参りました。
51話は若干悩みどころがありますが、どうにか調整して仕上げたいと思います。
更新は……可能な限り早くしたいと思います(汗)


では、今回も数多くの方のご来訪ありがとうございました。
気が向いた方は『続きを読む』で没ネタをお楽しみください。











 没ネタ――五十話冒頭展開候補。




「えっと……危なくて、とは?」

「殺人的な味か文字通りの猛毒料理かになってたんですよ。
ええ、本当にそれで何回命が危なかった事か……」

 ふ、と年に似合わぬ枯れ果てたような笑みを浮かべる雫。
 その表情は余計な言葉を付け加えずとも、ただそれだけで言葉の信憑性を極限まで引き出す何かがあった。

 とはいえ、内容が内容なだけにそれでも信じてもらえるとは限らない。

「もう、いくらなんでも大袈裟じゃないですか?
どんな料理下手だってせいぜい一口食べた瞬間に吐き出す程度です。
そんな人が本当に死ぬような猛毒料理なんて――」

「あっはっは、あたしが捨てた残飯食べちゃった魔物が
泡吹いてひっくり返った程度の事でも、覚えてる限り十回以上って聞いても同じ言葉言えます?」

 にこやかな、それでいて目だけがまったく笑っていない笑顔で告げる。
 その迫力と言葉の内容は、シェリスの二の句を封じるに十分な効果を発揮した。

 魔物というのは、総じて毒物に対する抵抗力が強い。
 勿論何も効かないわけではないし、種族や個体による差もあるが、それでも人間よりは間違いなく強い。
 対魔物の致死毒であれば、大概の人間は死ぬのである。

 一応人間には長い歴史で積み重ねてきた知識や知恵、そして鍛錬という武器がある為、
優れた武人だったりそれ用の訓練を受けていたりすれば肉体強化で事なきをえる事もあるが、
そこまで人間を逸脱している人間は世界を見渡しても決して多くはない。
 
 雫の言葉が正しいのだとすれば、刹那は料理というごく一般的な手法で非常に毒性の強い物質の作成が可能で、
そして目の前の二人はそんな毒物を摂取してもピンピンしていられる化物であるという事になる。

 静かに涙している刹那の態度からして、全て出鱈目というわけでもなさそうだが、
鵜呑みに出来る話でもなかった。

 どこまでが真実か、と考えかけたシェリスだったが、ふと雫の話に大きな穴がある事に気付いた。
 
「……ふ、穴が大きすぎてかえって見逃していましたね。
常識的に考えて、いくらなんでも普通の食材でそんな猛毒が作れるはずがありません。
どんなに分量を間違えたところで、塩胡椒や食材では毒物に――」

「ええ、普通の食材『だけ』使ってる時はせいぜい昏倒止まりでした。
問題はこの愚姉が真っ当な料理も多く作れないくせにやたら工夫をしたがるって事であり、
あたし達が元々冒険者だったって事です」

「……と、仰いますと?」

「野草を集めれば全部毒草、林檎取ろうとすればポイズンアップル、
蜂蜜取ろうとすればなぜかそれはヘルズビーの巣、そしてそれら全てに猛毒が含まれている事を知らない――
さて、こんな冒険者が妹の意見を聞く前に工夫を凝らした料理を森で作ろうとすればどうなるでしょう?」

「……良く生きてましたねぇ」

 いじいじと地面にのの字を書き始めた刹那を視界の外に、シェリスはこの上ない労わりの目を雫に向けた。

「ま、鍛えてますからねー。主にお姉ちゃんの料理で」

「……まあ、決して悪い事だけというわけでもないかもしれんぞ?」

 いじけている刹那の頭を撫でていた海人が、そんな発言をする。

「いえ、悪い事ばかりでしょう? どう考えても」

「君にはまだ言ってなかったが、刹那は裏の森でロゼルアード草を見つけたんだ」

「御禁制の超猛毒じゃないですか!?」

 くわっ、と目を見開き、慄くシェリス。

 ロゼルアード草は今では幻の毒草と化しているが、その毒性の凄まじさは語り継がれている。
 歴史上登場した事は少なくなく、そしてそれを盛られた人間の生存率は恐ろしく低い。
 口に入れた時こそが最期、とまで言われる程の猛毒である。
 
 そんな物食べてしまえば、多少鍛えている程度の傭兵では確実に即死だ。
 おそらく、ある程度の素質を持つ努力を重ねた武人でも死ぬだろう。  

 お世辞にも、悪い事ではないとは言えないはずだったが、海人は落ち着いていた。

「その通りだが、生息地の情報を売る相手さえ間違えなければ相応の収入になったと思わんか?」

「む……それは、確かに」

 海人の言葉に、シェリスは短く唸った。

 ロゼルアード草は確かに御禁制の毒草だ。
 毒性の強さなどの関係で随分昔に種の根絶やしが図られている。
 それは今でも有効であり、貴族などは情報を知り次第始末にかからなければならない。
 それなりの自尊心のある貴族であれば、情報提供者にもそれなりの報酬を支払うだろう。
 危ない橋を渡る覚悟があるなら、この国の近隣諸国情報を売れば外交カードにもなりえるため、
上手く立ち回れば相応の額を手に入れられる可能性もある。 
 
 と、そこまで考えたところでシェリスは我に返った。
 ロゼルアード草の情報があるのなら、まずやらなければならない事がある、と。

「セツナさん、報酬はお支払いしますので位置を――」

「もっとも、刹那のようにどこで取ったか詳細な場所を忘れてしまったのでは意味が無いわけだが」

 海人がしれっと付け加えた言葉に、シェリスは派手につんのめった。

  

 没理由――本筋そっちのけになりかかっているため。
      思いつきのまま書いたため色々と修正点が多すぎるため。
      ただでさえ希薄なラクリアの存在感がさらに薄くなるため。
      他にもあったかもしれないが、毎度の如く忘却。




 
コメント

そういえば海人はロゼルアード草を見ているのですよね。
ってことは量産可能なのでは?

シェリスに量産したものを渡すと怖いですね。

ちなみに毒草の研究を海人はしないのでしょうか?
[2011/08/29 17:35] URL | fuji #- [ 編集 ]

感想遅れました
 50話達成おめでとうございます。しかし、今回の雫やオーガスト爺さんのように勝手に暴走するキャラがいると制御が大変そうですね。勿論、それだけの能力のあるキャラを作れるだけの能力を持った九重さんならではの苦労ですが。
 さて、50話大変面白かったですし、、納得もしました。実は49話まで読んでいて疑問が一点あったのです。つまり、ゲイザーとアイザックが自分たちがくずだと分かっていながら、悪行の限りを尽くすことです。
 自分たちの能力が分かっている馬鹿は馬鹿じゃない、という私は思っていたのです。だけど、言われてみれば壊れた屑は、自分が屑と分かっていても、悪行に走るのですね。納得しました。それにアイザックが途中まで必死に努力していたのあげくにあれでは、壊れるのも納得しました。能力が見た目(額の宝石が小さい)で、判別できるのはある意味残酷です。私など、小学生の頃「やればできるのに勉強しないんだから困ったもんだ」などと言われ続けていましたが、そう言われることで「自分は頭が良いんだ」とかえって認められている気分でいたのですから幸せ者でした。
 本当なら、王様に求められる政治力と魔法の実力とは関係がないのにね。あ、勿論、「やればできるからと言われるの」と「頭がいい」にも関係はありません。
 
[2011/08/30 21:16] URL | hatch #eZUPPjB6 [ 編集 ]


ローラ辺りが「内臓の特訓も必要」とかいって刹那の料理を部下に食べさせるとか有ったら刹那の料理も有効利用できる……わけ無いですよね。

シェリスが海人にロゼルアード草の量産を頼む様な事態にならない事を祈ろう。トリカブトの様に薬にする方法が有るのならまだしも、今の所殺害にしか使えない植物の様だし。
[2011/09/04 02:16] URL | 戸次 #Wjzbkqqg [ 編集 ]

お初です
面白かったので50話まで一気読みしてしまいました
返して私の半日・・・・・・w


五部でもでようやっと戦闘に入りましたか
相手が雑魚だと思っていたら予想以上に戦闘描写伸びましたね


異世界からの転生や召喚や憑依バレっていうのは数ある創作物の中でももてあまし気味な事であるわけですが、
あまり長く語らず語る相手を少なくして流せましたね
下手な扱い方をすると萎えてしまう読者が多いようなので個人的には隠し通すかうまくごまかす方が創作する上では安全だと思ってました

ローラさんがかわいい…
これはもう準ヒロインですな
[2011/09/04 18:09] URL | あゆ #JalddpaA [ 編集 ]


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