ラノベを目指してみよう
グース・カピーこと九重十造が人様を楽しませられるレベルの文章を目指して色々書き連ねる場所です。          軽く楽しく読める話を書ければいいなと思ってます。
白衣の英雄56

 淑女としての誇りでチョコの一片、紅茶の一滴たりとも零さず飲み下したシェリスは、
どうにか息を整えると奔放に過ぎる部下に恨みがましい視線を向けた。

「……メイベル。悪いけど、もう一度言ってもらえる?」

「個人的にカイト様と肉体関係結びたいから必要な情報頂戴って言ったのよ」

「私の耳が確かだったようで何よりだわ。で? 何を企んでるの?」

「そのままよ? いい男がいれば抱かれたいと思うのは女として当然じゃないかしら」

「……その言葉はどうかと思うけど、貴女らしいといえばらしいわね」

 忙しなく机を指先でノックしながら、メイベルの顔を見据える。
 そこに嘘の色は無く、徹頭徹尾言葉通りだと何よりも雄弁に示している。

 まあ、おかしな話ではない。
 メイベルが今まで関係を持った男の数は、シェリスが知る限りでも百を超えている。
 それも仕事は含まず個人的に関係を持った数だけで、だ。
 優良物件にとりあえず唾を付けておこうと考えても、さして不思議ではない。
 むしろあのレベルの男にちょっかいを出さない方がおかしいと言える。

 ただ、いくらなんでも会ったその日に関係を持ちたいと思うとまでは考えていなかった。
   
「分かってもらえて何よりだわ。それじゃ、情報――――」

「あげられないわ。カイトさんとの契約で、あの方を揉め事に巻き込むような事は極力排する事になってるの。
特大級の揉め事の象徴のような貴女に情報提供するわけにはいかないわ」

「――――契約、か。それはまた厄介ね」

 主のにべもない言葉に、悩ましげな吐息を漏らす。

 契約、という言葉をシェリスが持ち出した事の意味は重い。
 彼女は一度交わしたそれを遵守する。
 かつて破った事は数度あるが、全て相手が先に契約違反を犯した時の事。
 これでは情報提供はとても期待できない。   

 と言っても、メイベルは諦める気は毛頭ない。
 あくまでもシェリスから情報を手に入れる事を諦めただけの話だ。
 
「ええ。ただ、貴女の個人的な恋愛にまで口出しする気はないわ。それに関しては好きになさい。
ただし、あの方に関する情報収集を行うのは町に限定する事。それだけは守りなさい」

「――――いいのかしら?」

 珍しく中途半端な対応をした主の顔を、探るように覗き込む。
 
 情報収集の方法に枷が填められたのは痛いが、それだけの話だ。
 それに、極論すれば情報が無くとも男女が関係を持つのに支障はない。

 海人に迫る事を止めたいのであれば止めろと命を下すべきなのだ。
 それに従うかどうかは別の話だが、一言口にするだけでいいのだから試す価値はある。
 普段のシェリスならば、確実にそうしているはずだ。 

 そんな部下の問の真意は掴みつつも、シェリスは白々しくとぼけた。

「度を越さなければね。色恋沙汰で貴女が致命的にしくじるとも思えないし」

 言いながら、小さく肩を竦める。

 これは嘘でもなんでもなく、純然たる事実だ。
 メイベルという女性は、色恋沙汰では紛れもない達者。
 男を誑かす術は勿論、後腐れなく綺麗に別れる方法も心得ている。
 以前とある公爵家の長男と関係を持った時など、シェリスが火消しに頭を悩ませている間に全てが終わっていた。
 何をやったのかは不明だが、当人どころかその家族にすら遺恨を残さず綺麗に別れていたのである。
 
 それ以外の時も、全て自分で綺麗に始末をつけている。
 良し悪しは別として、その能力は今までの実績で示している。
 
 だからこそ――――今回は安心して利用できる。

「……まあいいわ。どのみちやる事は変わらないものね。それじゃ、計画練るから失礼するわ」

 恭しく主と上司に一礼し、メイベルは部屋を辞した。
 彼女が立ち去って少しすると、ローラが口を開いた。

「……よろしかったのですか、シェリス様?」

「あまりよろしくはないけどね。最低でもメイベルのプライドはズタズタになるだろうし」

 ふう、と憂鬱そうに息を吐く。

 男女間の事に関しては疎いと自覚しているシェリスだが、メイベルがしくじるという事には確信があった。
 海人に関する情報を総合して照らし合わせていくと、失敗の構図以外見えないのだ。

 まず、亡き妻の存在。
 おそらく、海人の恋愛感情は未だその女性に掌握されている。
 以前その話が出た時の彼の様子からして、間違いないだろう。
 その思いを崩すのは、並大抵の事ではない。

 次いで、身近な女性の存在。
 海人への感情はどうあれ、誰も彼も素晴らしい女性だ。
 実力は疑いようもなく、性格も比較的まとも、更には容姿も抜群。 
 中でもルミナスは非の打ちどころがない完璧な女性であり、海人との付き合いが一番長い。
 メイベルも優れた女性ではあるが、彼女ら全員を押しのける存在感を示すのは相当な難行になる。

 最後に、海人本人の気性。
 彼はただ亡き妻に愛を捧ぐ堅物ではなく、自分が女好きである事を否定していない。
 単なるやせ我慢なら崩す糸口も掴みやすいが、欲望を肯定しつつ律する人間は非常に崩しにくい。
 その精神力を考えると遊びで関係を持つ、などの可能性も全く期待できない。

 いかなメイベルと言えど、これだけの障害が揃った状況を打破できるとは思えない。
 色事に関しては負けなしと豪語する彼女のプライドは、間違いなく打ち砕かれるだろう。

 それに加え、海人の機嫌を損ねてしまう可能性も僅かながらある。
 あの性格からして軽く流してくれる可能性の方が高いが、あまり度を越せば良い気はしないかもしれない。
     
 メイベルが誇りを傷つけられて確実に荒れる上に、僅かながら海人を怒らせる可能性まである。
 正直、ここでメイベルを制してリスクを避けたいという考えは否定できない。

「では、何故?」

「将来を見越してちょっと、ね。
どの程度役に立つかは分からないけど……まあ、リスクに見合う以上の成果は得られるはずよ」

 思わせぶりに微笑み、シェリスは最後に残った紅茶を飲み干した。
 一瞬小さく聞こえた床板の悲鳴に慄きつつも。 
















 翌日、海人達はカナールにいた。

 結局、昨日刹那達は買物に行っていなかった。
 授業をやっている間に女性陣の間でどうせなら全員で行こうという話になった為だ。
 そして今日は特に仕事もなかった為、善は急げとばかりに五人で早朝に出発したのである。

 が、全員で出かけるならば食料を買うだけでは味気ない、とその前に服を見て回る事になった。
 そしてルミナス達の服を見ながら、時折海人が着せ替え人形になり、結局服を買い終わる頃には時刻は昼を回っていた。 
 
「ん~、良い買い物をしましたわね~」

「お二人共綺麗ですから、何着ても似合ってましたけどね~。
いっそ一通り買い占めても良かったんじゃないかってぐらい」

「ありがと。でもまあ、私は結構出費が激しいから節約しないといけないのよ。
あんまり使いすぎると実家への仕送りが滞りかねないからね」

「その割には、海人さん用に服プレゼントしてませんでした?」

「だってこいつ自分用の服なんて買わないじゃない。私が楽しむためにプレゼントしたのよ」

 海人を指差し、溜息を吐く。

 プレゼントの出費が、気にならないわけではない。
 一般的に見ればまだまだ懐は温かいが、この後に待ち受けている食材への出費を考えれば頭が痛くなってくる。

 だが、海人は自分から服を買うという事はほとんどない。
 これは良いかもしれない、と選びはする程度にはなっているが、元々自分のお洒落に興味が無いので、
大概は折角選んだ物も何の未練もなく無駄な出費として避けてしまうのだ。 

「既にたくさんあるんだから、これ以上は本気でいらんのだが。
君の財布の為にも是非そうしてほしい……というか、せめて金ぐらい私に払わせてくれんか?」

 頭を抱え、肩を落とす。

 服をプレゼントされた時、海人は自分の物なのだから、と財布を取り出そうとした。
 それほど大金というわけでもなく、折角見立ててくれたのだから自分で支払うべきだと。

 が、ルミナスはそれを遮って自分の財布から支払ったのである。
 自分が勝手に買った物なのだから自分が支払うのが筋だ、と。

「い・や・よ。私の出費を心配するなら自分で積極的に買いなさい」

 ふん、と鼻を鳴らしそっぽを向く。

 自分への心配を利用した卑怯なやり方だと自覚はしているが、こうでもしなければ海人は動かない。
 同居していた時のように着飾る必要性が全くない状況なら我慢も出来たが、護衛を雇い授業を始め、
と着飾る必要性が出て来た以上、話は変わる。
 折角元が良いのだから必要最低限を仕方なく整えるのではなく、自分でお洒落を楽しめるようにしてやりたくなってしまう。 
 義務感でやるより、楽しめる方が絶対良いに決まっているのだから。
 
 そんなルミナスの心情を知ってか知らずか、海人は小さく呻いた。

「ぬう……まあいい。それで刹那、この後は予定通り食料品の買い出しか?」

「……いえ、できればもう少ししてからの方が。何度か買物に来た限りでは、この町での狙い目はおそらく二時前後です。
よろしければ、その頃まで時間を潰したいと思うのですが……」

 刹那は若干の思考の後に、海人の問いに答えた。

 刹那の経験上、値切るには他の客がいない時が最適だった。
 店にもよるが、大概は他の客がいる場合は相手も値引き難くなるし、客への対応の関係で値段交渉に応じてもらえない事さえある。  
 そして何度か買物に来た際に刹那が調べた結果、この町で食材関係の店の客が少なくなる時間帯は二時前後。
 昼食用の食材を買いに来る客がいなくなり、夕食用の食材を買いに来る客が来る前というその時間帯が一番の狙い目だった。

「となると、リトルハピネスにでも行って遅めの昼食がてら時間を潰すか?」

「それも妙案ですが、屋台巡りなどいかがでしょう?
最近屋台が幾つか入れ替わったので、楽しめると思いますが」

 おずおずと、提言する。

 この提案には、理由があった。
 客がいなくなる時間帯には、限りがある。
 少しでも効率良く回る為に、店を回る順番をあらかじめ決めておかなければならない。

 一応服屋を回っている間にも遠目で小まめに店をチェックして決めていたが、
改めて回ればより良い店が見つかる可能性もある。
  
 とはいえ、無理強いする気はなかった。
 あくまでも念の為なので、休みたいという意見が多ければ素直に諦められる。

「あ、あたしそれ賛成。さっきから見覚えのない屋台幾つか見かけて気になってたんだよねー」

「私は服選びで少々疲れましたので、出来れば休める方が良いのですが……」

「ん~、私はどっちでもいいけど、やっぱり屋台かな。
この町の屋台結構入れ替わり激しいから、食べられる時に食べとかないと無くなっちゃう事もあるし」

「ふむ……屋台巡りが賛成多数。なら、そっちにしようと思うが……シリル嬢はどうだ?」

「お姉さまが屋台と仰っている以上、否はありませんわ」

 ルミナス至上主義な女性は、溜息を吐きつつも率先して歩き出した。















 メイベルはカナールのとある服屋にいた。

 目的は、海人を籠絡するための服選び。
 というのも、授業には休暇を使うという事もあり一応私服で行く事を許されているからだ。

 昨日は初授業という事もあって全員制服のエプロンドレスを纏っていたのだが、
帰り際に海人から気にせず私服で来ていいと御達しがあった。

 ならば、着飾っていかない理由がない。
 それに海人は冗談めかして自分の目の保養にもなるから、と付け加えていた。
 成果はそれなりに期待できるだろう。

 とはいえ、あまり派手な格好は出来ない。

 昨日は色気を抑え、礼儀正しいメイドとして接したのだ。
 その次が色気丸出しの格好では、逆効果になりかねない。
 あくまでも徐々に、さりげなく色気を増していき、慣らしていくのが理想的だ。

 必然的に服も選び抜く必要があるが、幸い時間はたっぷりとある。
 今の彼女は三年もの長期任務を終えた労い、という事で一週間の休暇が与えられている。
 この広大な町でも二日もあれば服選びには十分。

 付け加えると、この店はカナールの中でも最高の服屋だ。
 並んでいる品物のセンスの良さもさる事ながら、サービスが素晴らしい。
 別料金になってしまうが、買った服をオーダーメイドの如く体にぴったり合った物に仕立て直してもくれる。
 
 体型に難がある者は勿論、良すぎるがゆえに困っている者にとっても嬉しい店だ。

「しかし、メイベルさんは相変わらずスタイルがよろしいですね。
ふふ、体型の衰えた私には羨ましいかぎりです」

「カティアさんは外見はまだ十分すぎるほど若いじゃない。
仕立ての腕も鈍ってないし、それで七十近いって詐欺よ詐欺」

 たおやかに微笑む店主に、呆れたような目を向ける。

 店主の顔には多少皺が刻まれているものの力強さがあり、スタイルもそこらの二十代の娘が見たら羨むレベルだ。
 どこからどうみても四十代の美女、人によっては三十代と見る者もいるだろう。

 だが、彼女は御年六十八歳。
 衣装販売で有名な商会の創業者である人物を、妻として何十年も支え続けている人物だ。

 カナールに移り住んでからは老後の暇潰しとしてこの服屋を営んでいるのだが、
若い頃から夫の商売を支え続けてきた仕立ての腕は全く衰えておらず、店の品揃えは高品質を保っている。

 物腰は柔らかいが、化物のような女性なのだ。
 
「いえいえ、やはり最近は年でして。どんどん体型が崩れているんですよ。
せめて七十までは今の体型を維持していたいのですけどねぇ……」

 そんな贅沢極まりない悩みを聞き流しながら、
メイベルが服を選んでいると、視界の隅に見覚えのある人影が映った。
   
「あら、あれは……」

 手を止めてそちらに目を向けると、雑踏の中にあって尚目立つ五人組がいた。
 全員が美形という事もあるが内三人がこの国では珍しい漆黒の髪をしており、
唯一の男が着ている白衣がやたら目立っている事も大きい。

 今現在特に目立っているのは黒髪の少女で、小さな体で大量に食べ物を抱えている。
 彼女は串焼きを右手の指の間に一本ずつ挿み、それを味わいながら左手に持った陶器から飲み物を飲み、
両肩と頭の上に乗せた陶器の皿にクッキーなどのデザートを乗せている。
 危なっかしく思える状態だが、本人は実に無造作に歩いていた。

 ふと悪戯心を出したのか、白衣の青年が彼女の頭の上の皿をちょんと突いた。

 危うくバランスが崩れて頭上のショートケーキが落ちるところだったが、
彼女は軽く首を動かして位置を調節し、安定させる。
 少女は恨めしそうに青年を睨み付けるが、彼は素知らぬ顔で白々しく口笛を吹いていた。 

 そして、再び少女が前を向いて歩きだしたところで突こうとしたのだが、
左隣にいる飛翼族の女性に後頭部を引っ叩かれて止められた。 

 めげずに今度は逆の手で肩の皿を突こうとするが、
今度は背後を歩いていた少女が爪先を青年のふくらはぎに叩き込んで止めた。
 痛烈に突き刺さった痛みに悶えて青年はバランスを崩しかけるが、
右隣にいた黒髪の女性がやんわりと支えて事なきを得る。  
 
 やや物騒な関係にも見えるが、五人共仲睦まじく歩いていた。

「ああ、あの方々ですか。この町のちょっとした名物ですよ」

「名物?」

「ええ、美女・美少女を四人も引き連れた美青年。
そう頻繁にいらっしゃるわけでもないのですが、見ての通りの外見でかなり有名なんです」

「あらあら、いつもあの組み合わせなんて……男の妬みとか凄そうねぇ」

 苦笑しつつ周囲を見渡すと、忌々しそうな視線を送っている男がちらほらと散見された。

 唇を読めば、見せつけやがってだの、一人ぐらい分けろだの、なんであんな男がだの、
見苦しくも切実な呟きが読み取れる。 

「確かに、誑しだの弱味を握ってるだの言われている事も多いですね。
冷静に見ればただ仲が良いだけですし、直に接すれば余計にそうだと分かるのですけどね」

「話した事があるの?」

「ええ、皆さんで服選びにいらっしゃいまして。
傍から見ているだけのつもりだったのですが、お嬢さん方の一人のセンスがあまりにも良かったので、
ついつい口出しをしてしまいました。
実は、今日もメイベルさんの少し前にいらしてたんですよ」

「……ただ仲が良いだけって言ってたけど、具体的にはどんな感じなのかしら?」

「そうですね……どう表現すべきか困りますが、家族的な仲の良さですね。
男と女ですから、これからどうなるかは分かりませんけれどね」

 微笑ましげに、道行く背中を眺める。

 今日もそうだったが、以前服を買いに来た時の五人の様子はなんとも和むものだった。
 次から次へと青年に服をあてがい、あれでもないこれでもないと頭を悩ませる一番幼い少女、
不合格だった服を手早く戻しつつもこれはどうだろうと別の服を持ってくる黒髪の少女、
二人の剣幕に苦笑しながら一着一着意見を述べる飛翼族の女性、
控えめで言葉少ないながらも良いと思った服が出た時ははっきり意見を述べる凛とした女性、
そして疲弊し愚痴りつつも素直に女性達にされるがままになっていた青年。

 あれを見れば、余程の馬鹿でもなければ青年が女性を誑し込んでいるなどとは言えないだろう。 
 あれがそう見えるのなら、実の兄妹の買物でさえ禁断の恋になってしまう。

(ふーん……家族的な仲の良さ、ね)

 海人達へと視線を移した店主をよそに、メイベルは考え込んでいた。

 確かに、言っている事は間違っていないように思える。
 五人一緒に歩くその姿は、恋愛関係にある者達のそれには見えない。
 各々の距離は近いが、あくまでも友人の範囲内だ。
 黒髪の少女を除けば密着する事さえあまりなく、その少女は兄に甘えているようにしか見えない。
 現段階で色恋沙汰が発生していないのは確定と見て間違いないだろう。 

 だが、気になる点もあった。

 確かに距離が一定なのだが、一人あまりにも安定しすぎている人物がいる。
 雑踏の中にいるというのに、偶然密着する事さえ少ないというのはおかしい。
 まるで、無意識にそれを避けているかのようにも見える。

(……ちょっと確かめようかしらね)

 メイベルは素早く結論を出すと、幾つかの候補の取り置きを店主に頼み、五人を追った。




















 


「く、最後の肉の脂が多すぎた……少し気持ち悪い」

 腹を抱え、海人は呻いた。

 途中までは己のペースを守っていたおかげで順調に食べ歩きを楽しんでいた海人だったが、最後の最後で失敗した。
 塩胡椒で香ばしく焼き上げるステーキ店だったのだが、美味いには美味いものの脂がやたらと強く、食べた後で胃にもたれた。
 もう少し脂の少ない部位にするべきだった、と海人は後悔していた。

「人に変な悪戯仕掛けるから罰が当たったんですよーだ。
まったく、落としてたらどうするんですか」

 苦しむ主に、雫は冷たい言葉を投げかける。

 先程は少し危なかった。デザートが乗った皿を頭や肩に乗せて歩くだけなら造作もないが、
その皿が背後から唐突に突かれるとなると話が変わる。
 一瞬対応が遅れていれば、皿は雫の頭から落下していただろう。

「……君なら落とす前に食べるぐらい朝飯前だろうが」

「顔がクリーム塗れになるじゃないですか。大体、それじゃ味わえません」

「元々あまり味わっているようには……むう……」

 いつも通りの皮肉な言葉が、途中で呻き声に変わる。
 表情にこそ苦しみを出していないが、息もかなり荒い。

「ありゃ、本当に気持ち悪そうね。
しょうがないわね、ひとっ走りしてコーヒーでも買っ――――」

 肩を竦めて踵を返したルミナスの前に、コップを持ったメイド服姿の女性がいた。
 
 静かに立っているように見えるが、その姿にはあまりに隙がない。
 これほどの技量を持つメイドとなるとシェリスの屋敷の人間しか思いつかないのだが、見覚えはない。

 正体不明のメイドに思わずルミナスとシリルが身構えていると、弱々しい声が響いた。 
 
「おや、メイベル女士……だったな?」

「はい。よろしければこちらをどうぞ。胸焼けなどには最適な薬茶です」

 メイベルは、海人の前に屈んで陶器に入った御茶を差し出した。
 その距離はただ御茶を渡すには妙に近かったが、
海人はそれを気にした様子もなく茶を受け取り、ゆっくりと飲み下した。 

 ――――やたらと、強烈な味だった。

 ハーブティーのように薄い色だが、味は恐ろしく濃い。
 味の成分を全て苦味に転化したかのような強烈な苦さだ。
 あまりに強烈な苦みは、飲み込んでしばらくしても消えない。 

 だが、その見返りのように胸の気持ち悪さが和らいでいく。
 三口も飲む頃には胃も落ち着き、気分も楽になっていた。

「ふむ、胸焼けも腹具合も落ち着いた。ありがとう、助かった」

「お役に立てて何よりです。ただ、僭越ながら気分が悪くなるほど食べるべきではないかと。
体に良くありませんし、御友人にもいらぬ心配をかける事になってしまいます」

 海人の顔を覗き込みながら、やんわりと諭す。

 その姿は説教するに相応しい年上の貫録を感じさせつつ、
どこか純情な少年をからかう悪女のような悪戯っぽさが漂うという、絶妙な雰囲気に包まれていた。
 
 そんな器用に雰囲気を調整する女性に海人は苦笑を向け、

「……そうだな。御忠告痛み入る。これからは気を付けるとしよう」

「いえ、差し出がましい事を申しました。
もしまだ不快感があるようでしたら、其方の屋台で各種薬茶を売っておりますので、店主と御相談なさってください。
それでは失礼いたします」

 ひっそりと隠れるような位置にある薬茶の屋台を指差すと、メイベルは丁寧に一礼して雑踏へと消えていった。
 踵を返す一瞬に、探るような視線を走らせてから。

「……カイト、今の人は?」

「メイベル・ハーロック女士。シェリス嬢のメイドの一人だ。
と言っても昨日の授業で初めて顔を合わせたんで、詳しくは知らんが」

「……それにしちゃ、たまたま見かけただけのはずなのに飲み物まで用意してくれたわね」

 どこか不貞腐れたような顔で、呟く。
 その口調にはどこか刺々しさが漂い、聞きようによっては責めているようにも聞こえる。

「ああ、そうだな。何を考えているのか知らんが、気前の良い事だ」

「単に気に入られたんじゃないですか? 授業中の海人さんじゃ欠点見えませんしねー」

 雫が、からかうように言った。

 推測としては、それほど不自然なわけではない。
 容姿に優れ、知識豊富な者達に授業できるだけの知力を持ち、比較的穏やかな気性となれば、惹きつけられる女性は少なくない。
 まして授業時の海人は普段の口の悪さなどを封印しているため、滅多にない優良物件にしか見えない。

 若干皮肉の籠もったその言葉を、海人は軽く受け流した。

「だとすれば、素直に喜べるな」

「……ま、あんた意外に女好きだしね。美人に気に入られて嫌なはずもないわよね」

 どこかつまらなそうに、ルミナスが呟いた。
 唇が微かに尖り、いかにも不満そうな顔になっている。

「男なら当然だな。だが今言――――どうした、刹那?」

 言葉を途中で切り、懐中時計を見つめる刹那に視線を移す。

 彼女の目は血走っており、只ならぬ気迫が漂っている。
 まるで手元の時計を睨み殺そうとしているかのような眼光だ。 

 海人の言葉に刹那はその眼光を緩め、顔を上げた。 

「あ、はい……非常に申し上げにくいのですが、そろそろ最初の店に向かわないと時間が足りなくなるかもしれません。
申し訳ありませんが、急ぎましょう!」

 言うが早いか、刹那は先導するように走り出した。
 そんな彼女にしては珍しい態度に釣られ、海人達も思わず駆け出していた。。



























 一時間後、ルミナス達は大量の荷物を抱えて呆然としていた。 

「……………………いくらなんでも凄すぎない、あれ?」

 前を行く刹那の背中を、ルミナスが畏怖を込めて見つめる。

 刹那の値切り攻勢は、凄まじかった。
 ある時は落ち着いた凛然たる声音で値引く事の利益を朗々と説き、
ある時は烈火の如く言葉を並べ立て店主を勢いに乗せ、
またある時は譲歩したように見せてその実もう一つ狙っていた品を値引かせるなど、
まさに変幻自在の技巧で品物を次々に安く仕入れ続けている。

 一朝一夕ではとても真似できない、恐るべき熟練の技であった。

「肉類魚介類共に一通り高級食材制覇しましたものね。
使い切るのも大変そうですわ」

「あれが刹那の本気か……何とも凄まじい」

「や、あそこまで弾けてんのはあたしも初めて見ましたけど」

 口々に呟かれる感嘆の言葉に、雫が引き攣った笑みを浮かべた。

 姉の値切り技の凄まじさは、その発展の一部始終を見てきた雫が一番知っている。
 値切り行為を始めた時こそ値切れず肩を落として立ち去る事も多かったが、
熟練した今では未熟な商人が姉に目を付けられてしまったら、思わず同情してしまう程だ。

 が、それにしても今日の刹那は絶好調すぎる。
 時折気難しそうな商人相手でも原価に微かな利益が乗る程度の額まで値切っている。
 その気になれば原価割れで買う事さえ可能なのではないかと思わされるほどだ。 

 いつになく張り切っている姉に呆れ混じりの視線を向けていると、 

「どうなさったのですか!? 次は卵です! 先程カイザーホークの卵が安く売られておりました!」

 刹那は目を輝かせながら、次の目的地を指差した。
 その目はかつてない程の活力に満ちており、元気が弾けて今にも溢れ出しそうである。

「……この通り、さっきも来なかったか?」

「はい! 海老を買った店の隣の隅にひっそりと置いてありました!
申し訳ありません! 時間が惜しいので、先に行かせていただきます!」

 言うが早いか、刹那は人混みを抜けて少し先にある卵屋へと走った。

 少し遅れて海人達が追いつくと、刹那は既に商談を始めていた。
 狙うは人の頭より一回り大きい、一番高額な卵。他に並ぶ多種多様な卵には目もくれていない。
 おまけに別の卵を付けるから、など店主が様々な譲歩しても静かに切り捨て、あくまでも値切る事に集中している。

 それを見ながら、海人は考えていた。
 なぜわざわざ他の店を回ってから戻って来たのか、と。

 刹那が決めた買物の道順には、ついさっきまで全く無駄が無かった。
 各店を最短ルートで回り、様々な口実で目当ての品物を値切って買う。
 いっそ美しいとさえ言えるルート決めであった。

 それがここに来てかなりの無駄足を踏んでいる。
 わざわざすぐ隣にある店を素通りし、離れた別の店に行ってから戻ってきている。 
 
 何らかの意図があるはずだ、と海人は刹那の行動を思い返し――――気付いた。 

「…………成程。そういう事か」

 刹那に気圧されている店主に同情しつつ、海人は冷や汗を垂らした。

 隣の魚屋に行った時、刹那はこの店には一瞬目を向けただけで素通りしていた。
 そして普段よりも少し大きめの声で、ごつい体格の魚屋店主相手に派手な値段交渉を始めた。

 質が良かった為に思わず大量入荷してしまったらしいその海老を大量購入という条件で二割値引かせ、
その後そんな量を何に使うのかという話から調理法の話に持っていき、
ルミナスに思いつく限りの多種多様な海老料理を語らせて職人気質な店主の心をくすぐり、更に一割引かせた。
 当初は強烈な値切りに慄いていた店主だったが、海老の質の良さを称えられ、さらに完璧に調理してくれそうだという事で
最後にはむしろ心底嬉しそうな笑顔で、白身魚三匹もおまけに付けて見送ってくれた。

 そんな光景を傍から見ていたはずのこの店主は、さぞや慄いた事だろう。
 自分の店にも来たらどうしよう、と。
     
 だが、実際にはその後すぐさま少し離れた肉屋へ行くべく素通りしていった。
 それを見て、今値切られている店主はさぞかし安堵した事だろう。 
 
 ――――それが、ただの布石だとも気付かず。

 刹那はここに用がないわけではなく、束の間の安堵で気が緩んだ隙を狙っていたのだ。
 そして魚屋で展開した強烈な値切りの光景の印象が消える前に取って返し、一気にたたみかけている。
 しかも刹那は目当ての卵が高級食材故にあまり売れていなかった事を目聡く見抜き、今や四割引を勝ち取ろうとしている。  

 値切る材料を瞬時に見抜く眼力、それを活用しきる話術、一度狙いを定めたらぶれない執念、値切りに必要な要素全てがずば抜けている。
 それでいて、値切られた店主はおろか傍で見ているギャラリーにさえ不快感を抱かせない。

 まさに、値切りの鬼神であった。

「ふう……良い買い物をいたしましたが……申し訳ありません、予算を越えてしまいました」

 卵を買って戻ってきた刹那は、心底申し訳なさそうに海人に頭を下げた。

 今日刹那は念の為余分に、と海人から二十万渡されていた。
 そしてルミナスとシリルからも受け取り、計三十万の金を所持していた。
 その内使ったのは、二十六万ルン。
 幾つか予定していた出費より上回ってしまった品があった為、予定を一万ルン越えてしまったのだ。
 
「いや、構わん。というか、あの額でよくここまで買えたな」 

「まったくよねぇ……ホント凄いわ、セツナさん」

「それほどでもありません。
それに家事が碌に出来ない分買物ぐらいは活躍しませんと……なんというか、女として終わってしまう気がするのです」

「別にそんな事は無かろう。
最近は料理もそこそこできるようになってきているし、掃除洗濯も……まあ、フレイムリザードとかに頼むよりはマシだろう、うん」 

「そこまで言われるなら素直に罵倒された方がマシなのですが!? せめて人間と比較してください!」

 涙ながらに、海人に詰め寄る刹那。

 家事が酷いのは自覚しているが、流石に全身が炎で覆われている巨大な魔物と比べられては心外だった。
 いくら刹那でも部屋を丸焼きにしたり洗濯物全て消し炭に変えたりはしないのだ。

 が、当然海人は刹那をからかっているだけなので、素直に撤回はしない。
 考えるふりをしてより酷い比較対象に変えたりして、意地悪くからかい続ける。
 それに反応する刹那の姿がまた可愛らしいので、海人もついつい調子に乗る。 
 
 そんな絵に描いたような悪循環――それでいて仲良さそうな光景を横目に、ルミナスが雫に訊ねた。

「えっと……料理以外も酷いとは聞いてたけど、そこまで?」

「あっはっは、酷いなんて次元じゃないですね。
あれはもはや破壊的としか言いようがありません」

「……あの、破壊的とは?」

「まず洗濯ですが、普通の生地じゃ脱水時に力加減間違えてぶちっと千切れます。
ちょっと頑丈な生地でも広げて水を払う時に勢い余って真っ二つになります。
どうにか乾燥まで持ち堪えた生地も、六割方火炎魔法の位置調整か火力調整ミスって消し炭になります。
あ、見た事ないですけど熱風の魔法使うと九割方生地が高熱か風圧かで駄目になるそうです」

 ふ、と天を仰ぐ。

 実家を出て冒険者を始めた当初、雫は姉に洗濯を頼んだ事があった。
 気配察知に優れる自分の方が、より早く食料を調達できる、と。
 両親から刹那の壊滅的な家事能力は聞いていたものの、姉が七歳の時の話なのだからそこまで酷くならないだろうと高を括って。

 ――――甘かった。

 三十分後狩りから戻ってきた雫が見たのは、慌てふためく姉。
 そして無惨に千切れたお気に入りの下着、真っ二つになった愛用の半着、消し炭になった厚手の四幅袴。
 僅かに目を離した隙に、明日着る予定の服は壊滅していた。 

 雫は現実を受け止めると同時に、心に決めた。
 二度とこの姉に洗濯は任せるまいと。 
 
 十五とは思えない哀愁を漂わせた少女にルミナスとシリルが引き攣った笑みを浮かべていると、雫は淡々と言葉を続けた。  

「次に掃除ですが……お姉ちゃんは窓拭きでガラスに罅入れます。
花瓶を磨こうとすれば何故か弾き飛ばして木端微塵、
こぼれた水を拭こうと雑巾かければ床板に穴を開け……まあ、掃除始めて一時間もあれば部屋の原型は残りませんね」

 海人の屋敷で起こった惨状を思い返し、溜息を吐く。
 
 刹那が掃除の練習を始めたのはルミナス達が仕事に行ったすぐ後の話だ。 
 料理があれだけ改善できたのだから、と希望を持ったのである。  

 その短い間で刹那は百を超える調度品を破壊し、窓ガラスを数度粉砕し、
床板に何回も穴を開けていた。 

 そんな回想をしていると、海人に詰め寄っていた刹那が振り返った。

「そこの愚妹っ! さっきから何を人聞きの悪い事をほざいている!
それは練習する前の話で、今はもっとマシになってるだろうが!?」

「確かにはるかにマシになってるけどねー。
前が酷すぎただけな上に海人さんの寛大さが無ければそこまでも上達しなかったでしょうが」

 姉の反論に、冷たい声音で言い返す。
 
 確かに、今はそれほどひどいわけではない。
 今では掃除の練習で窓ガラスに罅が入る事もないし、床板が貫かれる事もなく、壊れる調度品も一部屋につき三個以内。
 洗濯にいたっては、いかなる生地でも八割方最後の乾燥まで至れるようになった。
 まだまだ酷いが、劇的な進歩と言える。

 が、その過程で犠牲になった物の総額は、背筋が凍る域に達している。
 創造魔法のおかげで出費は0だが、それがなければえらい事になっていただろう。
 お世辞にも、威張れた話ではない。 

「ぬぐぐ……」
 
「ま、そう落ち込むな。確実に進歩はしているんだから」

 呻く刹那の頭を、先程までからかい倒していた悪漢が優しげに撫でる。
 
「あれだけ酷い事を仰っておいて、今更その言い方もどうかと思いますが……精進いたします」

 海人に頭を撫でられながら、刹那は淡々と答えた。
 その表情はまだ不満気だったが、どこか嬉しそうでもある。

 普通なら心和むような、暖かな光景。
 が、それを見ていたルミナスは何故か妙な不快感を覚えていた。  

(……ん~、やっぱ面白くないわね。ホント、情けない)

 別に、目の前の光景におかしな点は一つもない。
 
 友人が己の命を預けるべき護衛と仲睦まじくしているだけだ。
 しかも前に会った時より更に絆が深まっているように見える。
 これは歓迎すべき事でこそあれ、不快になるような要素は微塵もないはずだ。
 
 付け加えるなら、からかい倒されたにもかかわらずあっさり機嫌を直した刹那が若干哀れでもある。
 そうやって簡単に許してしまうからその馬鹿は調子に乗るのだ、と忠告してやりたい気分にも駆られる。

 だというのに、この不快感はどちらかと言えば海人より刹那の方へ向かっている。

 先程メイベルが海人に薬茶を渡した時もそうだった。
 具合悪そうにしていた海人が短時間で回復したのだから感謝すべきなのに、妙に腹立たしかった。
 薬茶を渡す時の距離が少し近かっただけなのに、押しのけたくてたまらなかった。

(ったく、何歳よ私。ガキにも程があるっての……友達ちょっと取られたぐらいで何腹立ててんだか) 

 自戒し、今にも溢れそうになる感情を押さえつける。

 ルミナスは、この感情を子供じみた独占欲と結論付けている。
 仲の良い友達が別の友達と遊んでいる事に腹を立てているのだ、と。
   
 ――――まるで、己に言い聞かせるかのように。




 

テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

コメント

更新お疲れ様
[2012/01/01 23:31] URL | 通りすがり #- [ 編集 ]

いいんじゃないですか
ちょっと、暴走気味かなと思いましたけど、あえて言います、それがいいです。
ここしばらく、抑え気味だったと思います。あっ、前回の最後のメイベルのセリフを除いてですけど。
更新ありがとうございました。
[2012/01/01 23:34] URL | hatch #QGsADGPw [ 編集 ]

可哀想
ごめんなさい。
一言、言い忘れてました。
ルミナス、可哀想。
[2012/01/02 00:09] URL | hatch #QGsADGPw [ 編集 ]

素晴らしいお年玉ありがとうございます。
明けましておめでとうございます。(ペコリ

新年早々更新…画面前で歓喜の舞を少々(ヤメレ

刹那の鬼神値引き術…凄まじいなぁぉぃ…というかリアルでもかましたらどれだけ値引けるんだろうと考えてみたり………うん…怖いなw

メイベルはこれからどう攻勢に出るのか…恋愛云々以前に演技はばれてるけど…w


そしてルミナスの切ない心境の変化はこれからどうなるのか…

これからも楽しみです。


それでは本年もよろしくお願いします♪
[2012/01/02 00:17] URL | リョウ #X5HgHQV. [ 編集 ]


今章で種が芽吹くのか、それとも蒔かれるだけなのか。
今までとは違う意味で波乱の予感・・・。
[2012/01/02 00:20] URL | とまと #mQop/nM. [ 編集 ]

新年明けましておめでとうございます
今年もがんばって追走しますので!w

いや~ルミナスかわぃぃww
以前恋をしたことがあると書かれていたので初恋は済と思ってたんですが…
憧れだったのかww
そりゃぁ初恋済にゃならないな~とw
自分の『本当』に気付いたときのルミナスが楽しみですねw
海人…まぁイキロ?
修羅姫シリルの拷問(や・つ・あ・た・り)確定だしw

ローラの参戦…微妙だなぁ…う~ん
同族として『愛してる』っぽいしなぁ…

今年もなにかありそうですが、ご自愛しつつ執筆がんばってくださいまし!^ ^
[2012/01/02 00:46] URL | 水谷 陽 #mQop/nM. [ 編集 ]


メイベルの登場で波乱の予感・・・・・・

今回でルミナスにどう影響を与えるのか楽しみです

あと若干分かりづらいのですが、もしかしてローラも?
床板の悲鳴の真意が気になりますw
[2012/01/02 00:48] URL | スウ #- [ 編集 ]


メイベルはすごい経歴ですね。
何人ともしてるとは、子供を作るようなミスはしてないと思いますが・・・
メイベルは恋人またはキープしてたりはしてないんでしょうね~、一人一人にぶつかってくイメージですね。

ルミナスはずいぶんカイトを気に入ってるみたいですねww
ちょっかい掛けてきたメイベルに変な嫉妬して空回りしそうです。


最近カイトの周りに美女・美少女が増えてきましたがカイトに恋人を作る気もなければハーレム願望もなさそうなのに恋愛要素が多くないですか?
登場キャラの男女比がすごい事になってる気が・・・・・
[2012/01/02 01:27] URL | 煉恋々 #h2YGRmSs [ 編集 ]


床板は犠牲になったのだ・・・超越者の心のささくれのな・・・
自身に釣り合う存在が稀有なローラさんの明日は如何に。
本格参戦までは高望みしませんが、何だかんだで
異性としてカイトを意識している女性が少ないこの作品では美味しい役どころ。
特にそういう要素の必要な作風じゃないだけに、たまにあると面白いです。
ほんの僅かな心の動きで主人を慄かせる描写は吹きました。一行でタッチダウン。


姉・親友・恋人の三役をこなせるルミナスの流石の安定感。
不信を感じ、その立ち位置を即座に探るメイベルの行動力も
流石の恋愛巧者感が出てていいですね。手のひらの上だけど。
手のひらの上だけど!!
[2012/01/02 01:34] URL | Vebulid #CjlWd7YA [ 編集 ]


あけましておめでとうございます。
今年も作品を楽しみにしています。

色々と物語の最初の方からいる登場人物達の感情も変化がある様子。
あらたなメイベルという登場人物によってそれが更にどう変化していくか楽しみです。
[2012/01/02 07:41] URL | 戸次 #Wjzbkqqg [ 編集 ]


新年あけましておめでとうございます。

>>値切りの鬼神
刹那に変な称号がついたwww
というか全力の値引き術おそるべし・・・ッ!

私が商人だったら絶対に相手したくないキャラナンバーワンですね・・・w

>>ルミナスの心境変化
おお、これは紛れもなく嫉妬ですねぇw
地下の異世界技術を護衛姉妹が知っている事を知ったら
さらに大変な事に・・・?

いやぁ、新年早々いいお年玉を戴きましたw
[2012/01/02 10:36] URL | リファルス #- [ 編集 ]


明けましておめでとうございます
そして更新おつかれさまです

メイベルは今回まだ普通の対応でしたね
もっとグイグイくるかと思いましたがまだ下見?の状態なんですね
ルミナスの対応含めこれからの行動に期待します!

刹那・・・・・・剣士ですよね?
いや、観察眼としては正しいですがその使い道が・・・・・・
有用に使われてるからいいのか?

では、今年も無理せずにこれからの更新頑張ってください
[2012/01/02 13:06] URL | 華羅巣 #zR7lJLBY [ 編集 ]


あけましておめでとうございます

ルミナスがヒロインしてる!?
ヒロイン力あったんだなぁ、この娘www

ローラさんが一番好きだけど恋愛にはならないだろうなぁ

次も楽しみにしていまーす
[2012/01/03 00:25] URL | きぃ #- [ 編集 ]


あけましておめでとうございます。

これは恋ドラの予感・・・!

正ヒロインが誰だかわからなくてドキドキします
いや・・・ハーレムものとして全員ヒロインなのでしょうか!?
[2012/01/03 03:39] URL | 陽炎 #ZaUT1M7A [ 編集 ]


なんか修正してくれたみたいなのでこっそり編集っとw

いあ、自分はてっきり掃除の腕が昔よりひどくなったんだと・・・w
[2012/01/03 11:07] URL | こうみ #Ol1eGJ4Y [ 編集 ]

あけましておめでとうございます。
メイベル… 何気に海人の周りにいる凶悪な女性陣を敵に回すか、またはルミナス及びローラ辺りの初心者な恋愛模様に気づいて観戦モードに移るかですね。

刹那ェ… その修羅道の背後にはきっと普通なら豪邸の数個は建てられるほどの犠牲があるんだろうね。
[2012/01/03 17:19] URL | とある人 #vXeIqmFk [ 編集 ]


やっとルミナスがラブってコメってくれそうな雰囲気にwwww

ところで創造魔法ですり身や干物は無理でも出汁は作れたのだから、ミートパイや肉麺やケーキのスポンジなどは作れるのでしょうか? 
だとすればローラのチーズケーキも実は作ろうと思えば創造魔法で作れる?
[2012/01/03 18:19] URL | 法皇の緑 #qy7Uhj02 [ 編集 ]

いつも楽しみにしています
作品いつも楽しみにしています。
ただ、できれば、没ネタを目次に加えて欲しいです。
そっちも楽しみにしていますので・・・・・・。
[2012/01/06 17:34] URL | 本の紙魚 #- [ 編集 ]

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[2012/10/07 01:16] | # [ 編集 ]


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