ラノベを目指してみよう
グース・カピーこと九重十造が人様を楽しませられるレベルの文章を目指して色々書き連ねる場所です。          軽く楽しく読める話を書ければいいなと思ってます。
番外編……前回目次更新忘れてました。すみません(汗)
というわけで、番外編です。
今回は海人の母がメインです。

それと、前回71話目次に加えるの忘れてました、すみません(汗)
今日ちゃんと加えておきました。

では、コメント返しさせていただきます。


masacaさん

正確に言えば、片方は伏線回収の為の存在だったりします。
修正でもうちょっと自然な出し方できるよう考えてます。

sanaさん

かもしれません。
ただ、ドラゴン従えるための条件があれですから、
その場合擬人化すると海人の鬼畜っぷりが凄まじい事になりますね(汗)

 さん

楽しんでいただけたのなら何よりです。
遅筆ですが、気長に読んでいただけると幸いです。

飛べないブタさん

それはそれ、これはこれだと海人の性格にもっと恐ろしい事になるかもしれません(汗)

そして、今回は違和感がないと言っていただけたのに恐縮ですが、
もう少しマシな出し方を思いついてる最中です(汗)
あの部分は変わらないんですが、やはり前置きはあったほうがいいかなって話なんですが。

takewayさん

プチドラゴンの治療ですが、あれは忠誠度を測る意味もあったりします。
従ったといっても危険生物には変わりないですから、どの程度従うのか確認しないと安心できませんから。

プレスじゃないですが、海人が使った攻撃はある意味もっとえげつなかったりします。
ひょっとすると察しついてるのかもしれませんが、一応秘密という事でお願いします(汗)

リューナイト……SFCのソフトを持ってたりします。
Vジャンプかなんかでマンガ読んだ記憶もあります。
ただ、主人公とヒロインのイラストぐらいしか記憶してませんが(汗)

yuverille63さん

飼い慣らした条件自体は第一部で出たのと同じ手法です。
どちらがやったのかは、一応秘密にしておきますが。

 さん

そういえば副団長名前は出しても性別出してませんでしたっけ(汗)
二人が海人と関係があるかどうかは、御想像にお任せします。

fujiさん

目次の御指摘ありがとうございます。
71話加えておきました。

ドラゴンは肉を好みますが雑食です。
なので、海人の場合飼う難度はかなり下がりますね。

そしてエリオットですが……そもそも報告できない可能性もあるかと(汗)

ぺんたくんさん

御意見ありがとうございます。

理由に関しては、私だったら何も無しだと続ける気あるのか、とか色々不安になるので書いてます。
ない方がいいという御意見はいただくのですが、当面変更はしない予定です。

修正についてですが、今まで修正の可能性を匂わせても実際修正した事は(誤字などを除き)少ないと思います。
書きあがってテンション上がって判断鈍ってると自覚してる時ありますので、後で見直して唐突に修正よりはそちらの方がマシかと思い事前に可能性だけは匂わせてます。
ただ、今回はこのままでも問題なさそうだけど、もう少しなんとかなりそうだと思った為の予告です。
今回に関しては未完成品出すなといわれると、正直返す言葉がありません(汗)

男キャラに関しては……登場回数少ないせいもあるかもしれませんが、精進します(汗)

壁]ω ̄)さん

目次の御指摘ありがとうございます。
71話加えておきました。



さて、現在72話書きつつ71話の修正考えてるんですが……ルミナス達の探索模様以外にも、
もう一つ加える可能性が出てきました。
71話ラストの前置き的にあった方がいいかなと思うんですが……入れると71話少し読み直していただかないとならなくなるんで、若干迷ってます(汗)
確実にこっちの方が良いと思ったら修正しますので、その場合はお手数ですが読み直していただけると幸いです。

では、今回も数多くの方のご来訪ありがとうございました。
気が向いた方は『続きを読む』で番外編をお楽しみください。







 番外編25



 天地月菜は、暑くなり始めた気温に顔をしかめながら、溜息を吐いていた。
 肩口まで伸ばした黒髪を弄りながら、憂いに満ちた瞳で窓の外を眺めている。
 
 ――――今年も、この時期がやってきてしまった、と思いながら。

 この季節が嫌いなわけではない。
 一年で最も暑くなる時期だが、掻いた汗を風呂で流す時の爽快感は大好きだ。
 最後に冷水を浴びると、気分も引き締まってなんとも心地良い。
 ちゃんと風呂に入れさえすれば、むしろ好きな部類の季節だ。

 しかし、この時期は同時に一年で最も緊張を強いられる時期でもある。

 他ならぬ、彼女の息子――――海人のせいで。

 息子それ自体には、一切問題がない。
 親から身体能力は碌に受け継がなかったものの、素直で優しく異常に賢い子供である。

 授業参観の時に見た限りではクラスメイトの多くと仲良くやっているようだし、
親の言いつけをしっかり守ってその異常すぎる知力を見せる事はしていなかった。
 友達の女の子とやらの一部が自分に見せた態度からすると、我が息子ながら少々鈍感すぎる気はしたが、
そこはまだ年齢一桁の子供なのだから仕方ないとも言える。
 
 だが、それでも彼女の憂鬱の原因は息子なのである。

 性格も能力もどこをどうしたら自分達夫婦からあんな息子が生まれてくるのかと思ってしまう程に自慢の息子なのだが、
ある意味最大の美点にして最悪の欠点がある。

 ――――それは、やるとなったら何であろうと全力で取り組んでしまう事。

 普通の子供なら、これはただの美点だ。
 得意でも苦手でも、とにかく全力でやってみるのだがら、
勉強にしても運動にしても芸術にしてもいずれはそれなりの域に育つだろう。

 しかし、海人は普通という言葉とはあまりにも縁遠い子供だ。
 今まで月菜が把握している限りでも、人類史に残るであろう研究成果を幾つも出している。
 本人はただ興味を持った事を研究し、全力でそれに取り組んでいるだけなのだが、
出す結果がどれもこれも度外れすぎている。

 例えば、今月菜の手元の花瓶には青い薔薇があるのだが、これもその一つだ。

 青い薔薇はかつては不可能とされていたものの、多くの研究者の努力と情熱の果てに誕生し、
今や市販されるまでに到ったのだが、その色彩はラベンダー色に近く、
何も知らぬ子供に見せれば紫と言われるような色合いである。

 だが、あの規格外すぎる息子は、齢七つの時に手元にある色鮮やかなコバルトブルーの薔薇を誕生させてしまった。
 白い薔薇を染色したものではなく、純粋な青い薔薇として。
 その種苗は、増殖後も未だ同色の花を発生させ続けている。

 しかもそれを作った理由は、月菜が漏らしたささやかな一言。
 庭の花壇を見ていた時に、コバルトブルーの薔薇があれば良いんだけど、と漏らした為なのだ。
 ただそれだけでの理由で、母への誕生日プレゼントとして作り上げてしまった。
 
 一事が万事この調子なので、親としては気が気ではない。

 今の海人の年齢で節操なくこんな成果を出している事が余に知れれば、先に待っているのは世間の心無い者達による地獄。
 なので全ての研究成果はこの屋敷の中で封印し、海人にも能力を徹底的に隠すよう躾けている。       
 海人も詳しい理由は全く説明されていないのに、素直に従ってくれている。
 
 だというのに、毎年この時期は学校がそれを台無しにしようとしてくれるのだ。

 ―――夏休みの自由研究という、なんとも下らない事で。 
 
 一応研究の事は一切外部に漏らさぬよう躾けてあるので、海人も注意はする。
 両親の小学生時代の自由研究の内容を参考に、それと似たような内容をやろうとはするのだ。

 しかし、彼は全力で取り組む事が身に沁みついてしまっている。

 朝顔の観察日記をつけた時は、気温、湿度、日照条件その他諸々と状態の相互関係、
そして美しい花を咲かせるための理想的条件の考察になり、
終いにはありとあらゆる過酷な環境に耐える為の品種改良案になった。
 割り箸鉄砲を作った時は、いつのまにかそれに付随する最高威力を出すための考察ノートが出来上がり、
最後には物理学を駆使してゴムで恐ろしい威力を発揮する大砲もどきの設計図が出来上がった。 
 読書感想文を書かせた時など、最初は普通に小説の感想を書いていたというのに、
いつのまにか医学書などの内容の考察が混じり、果てはどの専門書をどんな文章にすればより分かりやすくなるかまで書いていた。

 どのケースも月菜が止めたから良かったものの、そうでなければ大騒ぎである。
  
「はあ、今年も付きっきりで見ておかないと何作るか分かったものじゃないわよねぇ……」

 がしがしと、苛立たしげに頭を掻く。

 海人と自由研究という組み合わせの恐ろしさを知って以来、毎年夏休みは月菜は仕事を休んで海人を監視している。
 そのしわ寄せが夫にいって悲鳴を上げるのだが、生憎彼はその大雑把な気質ゆえに監視役としてはあまり役に立たない。
 というか、以前割り箸鉄砲が大砲にまで発展したのは彼が『男ならとことん威力を追求するもんだ!』などとアホな事をほざいた為なので、
とても任せる気になれない。
 罰として息子が作った大砲の威力を身を持って体験してもらったが、あの程度で懲りる男でもないのである。  

 ゆえに、どうしても息子の先の人生は月菜の双肩にかかってしまう。
 普段あまり一緒にいられない息子といられる事自体は嬉しいのだが、
自分のミスがその息子の破滅に繋がってしまうと考えると、喜んでばかりもいられない。

 気を引き締めて、母として息子を監督せねばならないのだ。

(でもこうやって小学校を乗り越えても……結局中学生で正念場でしょうね。
少しずつ、不満も大きくなってくるでしょうし)

 まだ先の未来を考え、溜息を吐く。

 今はまだ、海人は親の言う事が正しいのだろうと詮索もせず素直に受け止めてくれている。
 かなり理不尽な事を言われているにもかかわらず、何か理由があるんだと素直に従っている。

 だが、元々隠し事には向かない性格。
 まして友達に対しても例外なく隠し続けるなど、かなりの苦行だろう。
 大きくなるにつれ、疑心が親への信頼を上回ってしまう可能性は高い。

 中学に入ったら少しずつでも理由を打ち明けるつもりだが、
自分が他の人間と全く違う、それこそ漫画に出てくるような別次元の超天才だと知ったら、
海人がどうなってしまうか、かなり恐ろしいものがある。
 その時にショックを受けた息子をしっかり支えてやれるのか、どうしても不安が尽きない。

 そんな事を考えていると、唐突に部屋のドアが開いた。

「おかーさん、ただいまー!」

「おかえり、早かったわね」

 小柄な体でとてとて走り寄って来た息子の頭を、優しく撫でる。

「うん、水力発電機の新しいアイデア思いついたから、早くノートにまとめたくって!」 

「そう。夏休みの宿題は?」

「アイデアまとめ終わったら終わらせちゃうー!」

 母の問いに、元気良く答える海人。

 学校の夏休みの宿題など、海人にとっては遊びにもならない。
 心置きなく研究する為、なんとしても今日中に終わらせてしまうつもりだった。
 
「あら、それじゃお昼御飯どうするの?」

「んっと……宿題終わってから食べるから……夕ご飯になるかな?」

 少し考え、答えを返す。

 思いついたアイデアを纏めるだけならさして時間はかからないが、
夏休みの宿題は簡単でも量が多い。
 解くのに時間はかからずとも、書くのに時間がかかる為、どうしても夕方を過ぎる事は明白だ。
 
 かといって食事してからでは途中で眠くなったりする事が多く、今日中に宿題が終わらない可能性が出てくる。
 となると、昼食は我慢して全てが終わってから夜に食べるのが最善であった。
    
「あら残念ね。海人用にカレー一杯分残しておいたんだけど、それだと多分お父さんが先に食べちゃうわ。
あ、私が食べてもいいわね」

「……急いでアイデアまとめて食堂行くから取っておいて―!」

 言うが早いか、とたとたとたー、と研究室に走っていく海人。

 本人的には急いでいるつもりなのだろうが、所詮子供の足。
 付け加えるなら海人はその中でも鈍足なので、尚更遅い。
 小さい体格も手伝って、なんとも愛嬌のある後姿であった。

「ん~、やっぱ可愛いわね。ま、今考えてもしょうがないし、
当面は様子見ながら可愛い姿を思う存分楽しむかしらね」 

 急ぐあまりべちゃっとこけてしまった息子を眺めながら、月菜は柔らかく微笑んだ。 
   

 

 

 
 
 
 
コメント

団長と副団長が海人の両親説を支持したくなる性格ですな
[2013/02/17 23:02] URL | ぞら #7xIPwYi. [ 編集 ]


>団長と副団長が海人の両親説を支持したくなる性格ですな
まさかのそういう展開?!
オラわくわくしてきたぞ!
[2013/02/18 19:45] URL | #- [ 編集 ]


まあ、そういう説を出したくなる気持ちはわかる。
団長副団長結構出てきてるのに名前もでてないしね。

海人の母親はこんな人だったんですね。
多分一番うまく海人を操縦できる人だったんでしょうねw

今回も楽しく読ませて頂きました。
次回楽しみにしてます。
[2013/02/19 00:48] URL | 至玖 #xqsJX7sQ [ 編集 ]


あんまり先読みして質問すると、何処かのバーローの博士黒幕説みたいに作者が否定し話を変えるかもしらんし、結果はどうであれ作者が書きづらくなるからやめた方がいいぞ。
まぁ私も両親だったら良いなと思うけど
[2013/02/19 04:55] URL | 名無しの権兵衛 #y2a4lNMg [ 編集 ]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2013/02/19 23:35] | # [ 編集 ]


副団長の名前ってクレイア・アスガルドじゃないんですか?(36話より)
[2013/02/23 12:27] URL | #- [ 編集 ]


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