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ラノベを目指してみよう
グース・カピーこと九重十造が人様を楽しませられるレベルの文章を目指して色々書き連ねる場所です。          軽く楽しく読める話を書ければいいなと思ってます。
番外編……土日、碌に執筆時間取れず潰れました(涙)
というわけで番外編です。

前回番外編セットを目次に追加するの忘れ、中身に誤字もありましたので両方処理しておきました。
御指摘くださった方々、ありがとうございました。

番外編は、海人と雫のお話です。
諸事情で短時間で強引に仕上げる羽目になった為、いつもより粗が多いと思いますが、
寛容な気分で読んでいただけると幸いです。

では、コメント返しさせていただきます。


hatchさん

とても美味しそうな話でした。

美味しい体験、とはちょっと違いますが玉子焼きが印象的ですね。
うちは親が甘い玉子焼きが嫌いだった為、長らく塩味系の玉子焼きで育ってそういう物だと思ってたたんです。
とあるお蕎麦屋さんの玉子焼きは甘く美味しく大好物だった(今も大好物)んですが、
同じ料理という認識が無く、結局小学校の時の遠足か何かで同級生の友達と弁当のおかずを取り替えた際に、
初めて甘い玉子焼きという存在を認識したのです。
ご飯のおかずのつもりで食べたらとても甘かったので、びっくりした記憶があります。

自作料理について特に印象に残ってるのは、チャーハンでしょうか。
元々私自身貧乏性な事といい加減に作り方覚えたせいで長らく油ケチって作ってたんですが、
一向にパラパラの美味しい物が出来ませんでした。
純粋に腕がないんだな、と納得してたんですが、ある時少し油を入れすぎてしまい、
戻すのもなんだからとそのまま作り……それで、パラパラな美味しいチャーハンが出来ました(汗)
道理でどれだけ練習しても上手くならないはずだ、という喜び半分嘆き半分の微妙な記憶です。

名無しの権兵衛さん

エミリアとルミナスの性格ですが、仰るとおり結構かぶってます。
特に大きな違いは過激さぐらいでしょうか。
エミリアの方がかなり過激な性格してます。

二人の言語ですが、海人の母国語に合わせてます。
半ば無駄設定ですが、海人は大概の国で講演やれる言語力、
エミリアも先進国ならどこにも溶け込める言語力を持ってます。
彼女もあれでかなりの才女なのです。

刹那と雫の寝てる場所ですが……刹那が海人の胸に近い右の二の腕(上腕)雫が手首に近い前腕、
のつもりでした。
よくよく考えてみたら体勢的に無理がある気がするので、そのうち訂正するかもしれません。

hさん

基本バカップルな夫婦です。
くっつくまでには色々あったんですが。

ラングドシャさん

言われてみると、分量的にはエミリアの番外編だけで完結までに一冊分になりそうな気が(汗)

ちなみに、二人の出会いはある意味必然です。
いずれそこ含めてやりたいですが……過去編やるなら最低でも文庫一冊程度の分量覚悟しないといけないので、
執筆速度の向上、あるいは本編完結後じゃないと書けないかもしれません。
なお、他にも過去編やりたいキャラがいたりします(汗)



えー……今週、土日が諸事情で潰れてしまった為、次話の執筆がさして進んでません(涙)
それでもいつもより多少早いとは思うんですが、最終的に早く仕上げられるかは正直不明になりました。
いくらなんでも次の土日も同じ理由が発生するとは思えないので、
いつもより遅くなる事だけはないと思いますが、気長にお待ちいただけると幸いです。

では、今回も数多くの方のご来訪ありがとうございました。
気が向いた方は『続きを読む』で番外編をお楽しみください。






 番外編



 ある日の昼下がり。
 海人と雫は、庭で日向ぼっこに興じていた。

 海人は特に何をするでもなく庭にやって来た小鳥や風に揺れる木々の動きを眺め、
雫はそんな彼の腿を枕にして心地良さそうに目を閉じている。

「……なるほど、なかなかに心地良い」

「でしょー? こーんな良い天気なんですから、地下こもってたんじゃ勿体無いですって」

 ぱちりと目を開け、海人に目を向ける。

 今日は、朝からとてもいい天気だった。
 朝は若干肌寒かったものの、それでも空は見事な晴天。
 庭に大の字になって天を見上げれば、それだけで心洗われる。
 それほどに心地良い空気だった。

 が、海人はそれを気にした様子もなく、朝食を摂ってすぐ地下に行った。
 いつものように、新魔法開発の作業をする為に。

 非常に、勿体無い。
 一年でも稀なこれほどの好天気を一日地下で過ごすなど、最早冒涜的でさえある。
 そもそも海人は基本室内型なのだから、たまには虫干ししないと健康によろしくない。
  
 そう判断し、雫は海人の首根っこをひっつかんで強引に庭に連れだしたのだ。

「だが、もう少しで透明化魔法が完成するんだがなぁ……」   
 
「あ、もうそこまでいってるんですか?」

 横向きになりながら、感心したような声を上げる雫。

 ここしばらく、海人は透明化魔法の開発に注力していた。
 元々同様の魔法は開発していたのだが、ラクリアが古代遺産の透明化魔法を使えると知ってから、
本格的にやる気を出したらしく、他の開発をひとまずおいてそちらに集中していたのだ。

 数日前には体が幽霊のように透けるだけだったのが、完成寸前になっているあたり流石という他ない。
 
「かなり試行錯誤したが、後は術式を理論通り組み立てて実際に使用してもらうだけだ。
とりあえず、理論上は上手くいくはずだ。もっとも、使用に際しては注意も必要だが」

「注意ですか?」

「ああ、あくまでも姿を消すだけだからな。
例えば沼地で使えば足跡で見破られる恐れがある」

 頭を掻きながら、問題点を述べる。

 透明化の完成度それ自体は問題ないのだが、透明化自体の問題はどうにもならない。
 沼地に立てばぬかるんだ足跡が、草原に立てば踏み潰された草が、池に入れば不自然に空いた水が、
そこに何かがいるという証拠になってしまう。
 
 こればかりは、流石の海人もどうしようもない。

「あー、なるほど……でも、飛翔魔法で浮いてれば問題ないんですよね?」

「まあな。ただ、透明化自体の魔力消費も大きいからな……消耗にも気を遣わねばならん」

「具体的にどんぐらいです?」

「現段階では理論上一時間につき十万前後だ。
ま、君らの場合元々の魔力量に加えてダイヤモンドもあるから、それほど強烈な負担にはなるまいが」

 言いながら、小さく肩を竦める。

 透明化魔法の消費は大きいが、それでも雫や刹那が使う分にはさしたる問題ではない。
 二人共魔力量が百万近く、更には海人から支給された大粒ダイヤモンドにも魔力を溜めこんでいる。
 その為、丸一日透明化と飛翔魔法を併用し続けてもさしたる問題にはならないのだ。

 もっとも、常人では透明化魔法だけを十分持続させる事も出来ない為、燃費が悪いのは事実なのだが。

「確かにそうですね。でも、透明化かぁ……夢が広がるなー……お姉ちゃんがおやつ食べてる途中で堂々とくすねたり、
海人さんのお茶に大量の塩ぶち込んでみたり……」

 ウキウキと悪戯計画を練り始める雫。

 透明化。実に素晴らしい魔法だ。
 気配を断ち、消音魔法を使い、透明化魔法を使えばもはや滅多な事では見つからない。
 雫なら気配断ちの技能が異常に卓越している為、さらに完璧になる。

 そうなれば、もはや悪戯し放題。
 しかも相手によっては気を抜けば見つかるというスリルも楽しめる。
 悪戯好きな雫にとっては、夢のような話だった。

「おいおい、私が開発した魔法で悪戯しても多少なら笑って許すが、
度が過ぎれば流石に相応のお仕置きをするぞ?」

「ふふん、なんだかんだであたし達には甘い海人さんに、どの程度のお仕置きが出来ますかね?」

 苦笑しながら窘める海人に、不敵な笑みを返す。

 身内相手にも口が悪く性格も悪く、ついでに悪戯好きな海人だが、よくよく観察しているとかなり手緩い。
 例えば刹那が何かやらかした時にくすぐりを持ち出してからかう事はよくあるが、実際にやる事はまずない。
 せいぜいが割った壺を接着剤を使って元通りにしろという程度だ。

 今口に出した程度の悪戯なら、五分ぐらい両こめかみを拳でぐりぐりとされるぐらいで済むはずだった。

「そうだな……軽度な所では台所から君の好物だけを消し、
その上で君を障壁で閉じ込めて他の人間だけで白玉ぜんざいを食べ、
その後許したふりをして白玉ぜんざいを手渡し、いざ口を付けようとしたところで消すといったところか」

「ぶっ……!? それで軽度ですか!?」

 さらりと語られた苛烈な罰に、雫は思わず噴き出した。

 この屋敷にある雫の好物は、どれも海人の創造魔法によって生み出された物ばかり。
 彼は意思一つでそれら全てを消去する事が出来る為、防ぐ術がない。
 いかに雫が超人といえど、海人の思考よりも速く動く事は不可能だ。

 また、他でそれらを食べる事も出来ない。
 雫の好物は多くがこの大陸では入手不可能で、余程の幸運がないかぎり買う事が出来ないのだ。
 海人の世界の高級菓子にいたっては、そもそもこの世界に存在しない物すらある。
 
 まさに、反抗の隙すらない完璧な罰。
 これで軽度など、到底信じられる事ではない。
 
 だが、海人の表情は語っている間どんどん喜色が強くなっていった。
 それをやるのが今から楽しみで仕方ない、と言わんばかりに。
 その表情は億の言葉よりも説得力に満ち溢れている。

「無論。まあ、確かに君らには甘いから一週間程度でこの報復は止めてしまうと思うが」

「一日じゃないんですか!?」
  
「それではつまらないじゃないか。一週間細々と手口や物を変えて君の慟哭を楽しみ、
その楽しみより罪悪感の方が上回る頃合いになったら止める……おお、完璧じゃないか……!」

 身を震わせながら、邪悪に嗤う海人。
 身内に甘いのは事実だが、彼はかなりのサディストでもある。
 口実があるならば、後にしこりが残らないギリギリまで楽しむのは当然。

 そして、透明化魔法を悪用すれば立派な口実になる。
 なにしろ、護衛が折角主から賜った強力な武器を、己の悪戯心を満たす為に用いるのだ。
 少しぐらいやりすぎても問題ないぐらいの口実になってしまう。 

「くうぅぅ……その非道さはすっごい素敵なんですけど……何で対象があたしなんですかぁ……!」

「いや、君へのお仕置きなんだから当然だろう。
ちなみに、ちょっと重度だと刹那に協力してもらってくすぐりの実験台にするという案もある。
ここしばらく使ってなかったせいで指の動きが少々鈍っていたからな……ん? 
待てよ、ひょっとして悪用してもらった方が色々試せ……」

「すみません、絶対悪用しませんから勘弁してください」

 不穏な主の言葉を遮り、雫は即座に土下座した。

 ちょっと重度であの内容では、重度だった場合どうなるのか想像すら恐ろしい。
 雫は、心の中で透明化魔法の悪用をしない事を固く誓った。

「いやいや、そう怯えず是非悪用してくれ。そうだな、最初に刹那に悪戯してくれると助かる。
その後私に悪戯してくれればもう完璧。言う事はな……ああ、私への悪戯は刹那の目の前でやってくれると尚良いか」

 完全な自己都合で、透明化の悪用を推奨し始める海人。
 くすぐり以外に何を企んでいるのかは不明だが、碌でもない事だけは間違いなさそうだ。
  
「しません!」

「いや、そう怯えずともくすぐりならせいぜい丸一日だぞ?
いつもより軽めにやるし、ちゃんと時間を計算に入れて限度に余裕を持たせるから、気が触れる心配も……」

「絶対にっ! しませんっ!」

 懲りずに説得しようとする主に、雫は断固とした口調で宣言した。
  












コメント
更新お疲れ様です
……電源切れてコメが全部消えた…

気力無くなったので短めに
どうしよう…大人になった雫が想像できない。多分お淑やかは無理だろなーと勝手に予想、
[2013/05/31 10:30] URL | 名無しの権兵衛 #y2a4lNMg [ 編集 ]


↑雰囲気なら私はメイベルから大人の魅力(エロスと乳)を抜いた感じをイメージしてる。忠誠心はあり、悪戯好き、Sでありながらも、弄られる。他にもあるが長くなりそうなんでカットで
[2013/06/01 21:37] URL | ラングドシャる #VvCHpd0c [ 編集 ]


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