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ラノベを目指してみよう
グース・カピーこと九重十造が人様を楽しませられるレベルの文章を目指して色々書き連ねる場所です。          軽く楽しく読める話を書ければいいなと思ってます。
番外編。毎度の事ながら改めて読み直してると直したくなってくる(汗)
というわけで番外編です。
思いつきですが、本編で使ったネタの亜種になります。
良いネタが浮かばなかったがゆえの苦し紛れな話ですが、寛容な気分で呼んでいただけると幸いです。

では、急ぎ足ですがコメント返しさせていただきます。


 さん

あくまで今回作ったのはカレーチャーハンですので。
普通のチャーハンだったら一緒に作るかもしれません。
ただ、彼は料理上手というわけではないので、平凡な出来になるかと。

fujiさん

当面は出ないと思います。
彼のレパートリーにそれ用がないので。
ただ、存在を知らないわけではない為、新たに開発する可能性はあります。

飛べないブタさん

一応弱さの露呈は護衛二人への信頼が強まってる証でもあります。
警戒については、現状は緩んでると思っていただけていれば作者的に成功です。
ただ緩み続ける、という事にはならない予定です。

冒頭の海人は確かに駄目人間っぽいですね。
一応売り飛ばせば億単位の金が転がり込んでくる内容を完成させてるんですが(汗)

中華料理系ですが、腕はともかく作れます。
というより、和洋中全てある程度は作れる男です。
まあ、レシピを知ってる止まりが多いのですが。

 さん

カレーピラフは知ってますが……Wカレーは初耳です!
二種類のルーが米の両サイドにかかってるとか、
中入れ丼の如くご飯とカレールーが層になってるとか、色々想像してしまいます。

インドカレーなどもあります。
ナンや長粒種の米に一番合うソースがその系統です。
ただ、本編ではまだ出してません。

実は作者、美味しいタイカレーは未経験です。
グリーンカレーも美味しいのに当たった事がないんです。
運が悪いのか、あるいは純粋に私の好みに合わないだけかもしれませんが(汗)

インドカレーは、以前神楽坂のとあるお店で食べたのがとても美味しかったです。
ダイエット終わったらまた行きたいなぁ(涙)

みどりのさん

カレーうどんの要望多いですね(汗)
ただ、出るとすればもう少し先になってしまうと思います。

そして迂闊な事に……作者はすっかりカレーパンの存在を忘れてました。
割と好きな部類に入るというのに(汗)

一応海人は中華も作れますが、腕前の問題で参考程度の料理しか作れません。
なのでやるとすれば……海人参考品製作⇒それを元にルミナスがアレンジになるかと。
もちろん、そんな真っ当なパターンだけ用意するつもりはありませんが(笑)

 さん

御意見ありがとうございます。
ただ、その箇所は修正するにしてもその後色々な話に絡んでますので、現状無理です。
やるとすれば、完結後まとめてという事になると思います。

余談ですが、ルミナスは別に名乗りにさしてこだわりはなく、偉そうにしてるつもりはありません。
本人的にはこういう理由でやめておいた方がいい、と説明してるだけです。
このあたりも、いずれ修正した方がいいかもしれませんね。





さて、心機一転な第八部ですが、出だしで悩んでます。
ある意味一番肝心な箇所なので気合入れてるんですが、そのせいでパターンが複数発生してます。
その上気分転換に75話読み直したら、急いだせいかいつも以上に粗くなってる気がして修正したくなってくるし、と色々馬鹿馬鹿しく自業自得な悩みが発生してます(汗)
まあ、修正作業は更新ペース上がるまではスパッと諦めます。

毎度の如く時間はかかると思いますが、完結目指して気合入れて書こうと思います。
気長にお付き合いいただけると幸いです。

では、今回も数多くの方のご来訪ありがとうございました。
気が向いた方は『続きを読む』で番外編をお楽しみください。 












 番外編




 海人の屋敷の中庭。
 良い具合に心地良い日差しが差すその中央で、屋敷の主が寝ていた。

 その表情は、いたって穏やか。
 顔の造形的に少々気難しそうに見えてしまうのだが、
それでも安らかに眠る彼の顔には、一切の邪気がない。
 普段の彼しか知らぬ者なら、目を疑う程に。

「……ほんっとに、寝てる時だけは可愛らしく見えるわね。
普段もこんぐらいの愛嬌見せりゃいいのにねぇ……」

 膝の上に乗せた彼の寝顔を見下しながら、ルミナスが呟く。

 普段の海人はどこか尊大さが漂い、同時に周囲への警戒心が滲み出ている。
 それが悪い、というわけではないのだが、おかげで人相がいっそう悪くなっている事は否めない。
 元々悪人系の顔なのは事実だが、精神状態が顔に滲み出てさえいなければ、
もっと親しみやすくなるのではないかと思ってしまう。

「……愛嬌を振りまいてる海人殿、というのは凄まじく恐ろしい気がしますが」

 ルミナスの言葉に、引き攣った笑みを返す刹那。

 別に、海人の人格を否定しているわけではない。
 性格に少々難があるのは事実だが、基本的には寛大で優しい主だ。
 むしろ完璧超人すぎる能力の持ち主なのだから、性格に多少問題があるぐらいで丁度良いとさえ思う。

 しかし、それはそれ、これはこれだ。

 この悪戯好きな主が穏やかな顔で愛想なぞ振りまいていたら、
おそらく刹那はまず全神経を研ぎ澄まし、周囲を警戒する。
 それで異常がなければ、海人が頭でも打ったのではないかと心配し、
それも違ったら全身全霊で許しを乞うだろう。

 なぜなら――――海人が本気でそんな事をしていたら、碌でもない事を企んでいないはずがないからだ。

「い、言われてみれば確かに……でも、カイトの悪戯ってそんなに悪質なのはないと思うけど……」

 刹那の言葉に同意しつつも、一部否定する。

 海人の悪戯は、基本的にさして悪質ではない。
 相手の限度を見極めた上で、許される範囲内で色々と楽しんでいる。
 性質が悪い事には変わりないが、そうそう恐れる程の事はないはずなのだ。

 が、刹那はゆっくりと首を横に振った。 

「先日のシリル殿の惨状をお忘れですか?」

 天を見上げ、回想する刹那。

 数日前、シリルは例によって例の如く海人にディルステインで挑み、連敗記録を伸ばしていた。
 まさに操り人形の如く海人の思惑通りに動かされ、気が付いた時には完膚なき惨敗。
 そんな悲惨で勝ち目のない戦いを、三回も続けていた。

 そして四戦目が始まる前――――海人がある提案をした。
 
 そろそろ疲れてきたので、この試合で終わりにしたい。
 しかし、条件次第ではあと十戦ぐらいは付き合ってやってもいいと。
 
 その条件は、シリルが十連敗した段階で彼女の顔に一時間は消えない落書きを施すというもの。

 ただし、十戦中一度でも海人の駒の数を二割減じる事が出来れば罰は無し。
 そればかりか、その暁には今後一週間文句言わず着せ替え人形になってやるとの条件まで付けた。

 それでも分が悪いと悩んでいたシリルだったが、勝つ気でやってるのでは? 
戦う前から敗北宣言か? などなど安っぽくも実に効果的な数多の挑発を、絶妙な間で浴びせられ続け、
最終的には望むところ、と獰猛な笑顔で承諾した。

 ――――結果は言わずもがな。海人の駒を一割減じる事さえ叶わず、シリルは十連敗した。

「……確かに、あれは酷かったわねぇ。ってか、あそこまで笑い誘える落書きってのも凄まじいわよね」

 シリルに施された落書きを思い出し、暢気に眠る友人を半眼で睨む。

 なんというか、凄まじい落書きだった。
 目が合った瞬間、思わず腹を抱えて笑い転げてしまう程に。
 デザインそれ自体もさる事ながら、計二十もの色が生み出す色彩がそれを引き立て、
一瞬視界に入ったが最後、強制的な抱腹絶倒を強いる出来になっていた。

 好奇心で自分の惨状を見たシリルでさえ、鏡を握り潰し怒り狂いながらも笑い転げた。
 全身で笑いながら、殺意漲る眼差しを海人に向けるという恐ろしく矛盾した物を両立させながら。

「あれで拳を振るわずに収めたあたり、シリル殿の精神力は並大抵ではありませんな。
条件を受けてしまったとはいえ、普通顔にあんな落書きをされれば怒りで我を忘れそうなものですが」

 うむ、と感心したように頷く。

 色々とプライドをズタズタにされながらも、シリルは海人を殴り飛ばさなかった。
 このいかなる悪魔よりも悪辣で邪悪な魔王の提案を受けてしまった自分が間抜けなのだと、
必死で自制し、睨みつけるにとどめていたのだ。

 流石に、無駄だと言われながらも一時間ずっと懲りずに顔を洗ってはいたが。   
 
「うん、あれは我が部下ながら尊敬したわ。でも、あの後カイト一応フォローしてなかった?」

「まあ、流石にやりすぎたと思ったのでしょう。海人殿は、身内には甘いですから」

 苦笑し、シリルの洗顔後の事を思い出す。

 機嫌が恐ろしく傾いていたシリルに、海人は用意しておいた菓子をやると言ったのだ。
 最初はその程度で治まると思うか、と激怒したシリルだったが、実物を見て言葉を止めた。 
 
 物は、チョコレートで出来た王冠。
 ホワイトチョコをベースに王冠の形が作られ、色とりどりのゼリーやグミを宝石のようにあしらい、
煌びやかさを出す為に金箔も散りばめられていた。
 実に美しく、芸術作品と呼んで差し支えない逸品。
 それも、シリルの好みに良く合った色彩。

 シリルはそれをまじまじと見た後――――あっさりと機嫌を直した。
 やはり条件を受けてしまった自分にも非がある、と。

「……でもま、性質の悪い悪戯には変わりないわよね。
後でフォローされたとしても絶対やられたくないわ。うん、私が間違ってた」

「ええ。身内には甘いから大丈夫、と安穏としていられる方ではありません」

「……つくづく、厄介な奴よねぇ」

「まったくです」

 口とは裏腹に、眠る海人の顔を見つめる二人の顔には、微笑みが浮かんでいた。 
 
 
 








 一方、庭の片隅。

「やはり、やはりあの時に仕留めておくべきでしたわ……!
お姉さまの膝枕……! これで何度目ですのっ……!?」

「お、落ち着いてシリルさん! 海人さん寝てただけなんですから!」

 地面を這って叩き落とされた剣に向かおうとするシリルを、必死で止める雫。
 
 話している途中で寝てしまった海人を、ルミナスが優しく膝枕した。
 それは既に十分程前の話だが、その時から雫はシリルを止めっぱなしだ。
 足を払って地面に叩き付け、剣を奪い両腕を極めて尚、芋虫の如く這って剣の元に向かっている。
  
 実に、恐るべき執念だ。
 
「寝てるだけで自然と膝枕してもらえるなどと……!
そんな羨ましい話、許せるはずがありませんわぁぁぁっ!」

「許しましょうよそんぐらい!? てかそんな暴れるとホントに外れますよ!?」

「腕の二本ぐらい、あの怨敵を討ち滅ぼす為ならばぁぁぁっ!」 

「だあああああああっ!? やばっ、ホントに外れる――――ええい仕方ない! ずおりゃっ!」

「がはっ!?」

 後頭部に雫の頭突きを受け、昏倒するシリル。
 彼女の意識が完全に断絶したのを確認し、雫はシリルの上から降りた。
 念の為、手持ちの糸で彼女の両手両足を縛りながら。    

(……あたし、最近結構働き者な気がするなぁ)

 主の平穏な生活を守る為、ここしばらく密かに奮戦している少女は、ひっそりと溜息を吐いた。


  
コメント

なんだかんだで、ヒロイン陣のなかではやっぱり雫が一番魅力的だと思うw
こんな妹欲しいなぁw
[2013/06/24 00:19] URL | #YG9ONXHE [ 編集 ]


先週カレーの話をしたものです
Wカレーですが
カレーピラフの上にカレーをかけるという代物で
ある喫茶店の裏メニューだったそうです
それに目をつけたレトルトカレーのメーカーが
試作品を作ったそうですが・・・・・
5年か10年前にテレビでやってた話です
[2013/06/24 01:36] URL | 先週のカレー #- [ 編集 ]


なんだかんだ言って雫が一番献身的かなw
[2013/06/24 08:00] URL | #- [ 編集 ]

更新お疲れ様です
なんだかんだで、一番海人とお似合いなのはルミナスですな
そして雫、毎度毎度お疲れ様ですw
[2013/06/25 23:40] URL | 名無しの権兵衛 #y2a4lNMg [ 編集 ]


研究して絶品カレーバリエーションを増やすのに成功したら、ローラのチーズケーキレシピを丸裸に出来るかもしれませんね
……食材と器材の調達は無理に近いでしょうけど
[2013/06/28 12:53] URL | てぃしぃ #- [ 編集 ]


番外編は何時見ても、心がほっこりしますな。
作中で一番精神力が強いのはシリル嬢なのではなかろうか?
今はまだ、冗談で済んでいますがコレから先二人の仲が進展したらどうなるんだろうか?

後、プチドラゴン時のカイトの心配具合では、ルミナス達が戦場で怪我をして帰ってきたらどうなるんだ?
魔力砲最大出力で焦土を作り出しそうなんですが・・・・・・・・・・・・
[2013/06/30 22:49] URL | 飛べないブタ #t50BOgd. [ 編集 ]


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