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ラノベを目指してみよう
グース・カピーこと九重十造が人様を楽しませられるレベルの文章を目指して色々書き連ねる場所です。          軽く楽しく読める話を書ければいいなと思ってます。
番外編……飢えてますね、うん(汗)
というわけで番外編です。

すっかりお馴染みな食事風景でございます。
毎度の事ながら即興で粗い出来ですが、寛容な気分で呼んでいただけると幸いです。
糖質制限やってるせいか、こんなネタばっかり浮かびます(汗)

では急ぎ足ですがコメント返しさせていただきます。


 さん

雫は問題も多いですけど、普段は基本良い子です。
ただ他の女性キャラとヒロイン力を比較してみると……あれ? 結構上位かも。
ある意味登場人物中トップクラスの危険人物なのに、なぜこうなったんでしょう(汗)

先週のカレーさん

おお、御回答ありがとうございます!
カレーピラフにカレールーですか……やばい、試してみたい(汗)
ダイエット終わったら絶対作ろうと思います。

 さん

日常生活だと、ちょっとやんちゃなだけの良い子なんですよねぇ(汗)

名無しの権兵衛さん

海人はルミナスに限らず大概の女性キャラとそこそこ相性良いかと。
本人的にありえない、とされてるシェリスでさえ付き合えば上手くやるかと思います。
勿論その確率はシリルと付き合う確率が絶大に思えるほどに極少ですが(笑)

てぃしぃさん

交渉材料増やして手に入れるのは面白いかもしれませんね。
ただ、海人が本腰入れたら実物から解析する可能性さえあります。
ローラと全然違うレシピで同じ味を作る可能性もないとは言い切れません。


坊主さん

御指摘ありがとうございます。
仰るとおり、記憶改善は誤字です。修正しておきました。
同様の意味の言葉が無駄にバリエーションが豊富なのは、作者の悪い癖です。
同じ言葉使ってると文章が単調になる気がして、ついつい色々使ってしまいます。
今後なるべく気をつけようと思います。

飛べないブタさん

シリルにとっての絶望レベルまで進展した場合、おそらく彼女はいくつかの条件付で身を引くかと。
ルミナスが悲しむ事は望みませんので。

海人は戦場で怪我ぐらいなら割り切ります。
今回の問題は、自分の生活圏で二人が危険に身を晒したからです。
ただ、戦場で起こった事でも最悪の事態になった場合は未知数ですね。



さて、次話ですが……出だしは、どうにか固まりました。
それに付随する話の流れも、大まかに決まりました。

ただ、現状ほのぼのというよりドタバタになってます。
というか、冷静に考えたら元々そっちの方が表現適切でした(汗)
毎度の如く最大の問題は時間ですが……どうにかしようと思います。

では、今回も数多くの方のご来訪ありがとうございました。
気が向いた方は『続きを読む』で番外編をお楽しみください。

 番外編。




 ルミナスは自分の分の料理を食べながら、さりげなく周囲の反応を観察していた。

 まず初めに、刹那。
 彼女はいつも通り美味しそうに、食べていた。
 あくまでも楚々とした佇まいで上品に箸を運んではいるが、表情がとても緩んでいる。
 くすぐったい称賛の言葉もくれるが、それ以上にその顔が雄弁に評価を語っていた。

 次に、雫。
 彼女もまた満面の笑顔で食べているが、姉とは違い動きが激しい。
 あーんと大きく口を開け、一口一口たっぷりと放り込んでいる。
 あれほどの量では食事速度が遅くなりそうなものだが、現実にはこの場の誰よりも速い。
 残像が見えそうな速度で咀嚼し、次の一口に移っている為に。
 彼女も、かなり気に入ってくれたのだろう。

 満足そうに小さく頷き、シリルに視線を移す。
 彼女は、普段と大して変わらない。
 美味そうに食べてはいるが、前の二人とは違い落ち着いた食べ方だ。
 元々淑やかで上品な食べ進め方をする女性だが、今回に関しては好みの問題もあるだろう。
 好みに合っていると、彼女は淑やかながらも食べ進める手が速くなる。
 今回作った物は、質はともかくシリルの好みにはさして合わなかったようだ。

 そしてルミナスは、最後に海人に視線を移した。

 ある意味、反応を観察するにあたっては一番厄介な相手だ。
 元々食事にさしたる興味がないので、美味い物を食べても反応が薄い。
 多少気に入った程度では表情にも食べ進める速度にも一切の変化がなく、
注視していないと美味いと思っているかどうかさえ判別が難しいのである。

 結局変化らしい変化が見つけられなかったルミナスは、直接訊ねる事にした。

「カイト、今日の料理の出来はどう?」

「美味いぞ。初めて作ってこの出来なら上々だろう」

 箸を止め、淡々と答える海人。
 今目の前にある料理は、実際大した出来だった。
 まだ使い慣れない材料もあるというのに、見事に美味い料理に仕上げている。
 
「初めて作って、って事は改善の余地はあるって事?」

「いや、申し分ない出来だと思うぞ。
まあ、私はどちらかというとカツも少し煮て衣につゆを染み込ませた方が好きなんだが」

 ザクザクとした食感のカツを呑みこみ、説明する。

 今日ルミナスが作ったのは、カツ丼。
 カツの揚がり具合は頃合い、玉子は半熟トロトロ、
味付けも出汁やその他調味料を使い素材の味を存分に活かしきった見事な品だ。

 しかし、折角香ばしく揚がったカツをわざわざ湿気させるのは勿体無い、と
ルミナスは丼に出汁で煮た玉子を盛り、その上にカツを乗せるという形式を取っている。

 当然だが、これは充分に美味い。
 豪快にカツと卵と米を口に放り込むと、まずカツの香ばしい香りが鼻孔をくすぐる。
 噛むとざっくりとしたカツ、トロリとした玉子、程良い弾力の米という三種の個性的な食感が襲ってくる。
 それと同時に広がるのは、豚肉の旨味、玉子の濃厚さ、出汁の利いた甘めのつゆの味。
 それらだけでも十分な快楽だが、噛んでいくうちに米の甘味も加わり更なる至福へと導かれる。
 出汁は海人が創造魔法で作った一流店の物、他の食材も極上とはいえ、初めて作ってこれほどの味を引き出すあたり、流石の腕前と言って差し支えないだろう。
 
 だが、海人の好みはどちらかと言えばカツの衣がつゆの味をたっぷりと吸った物。
 どこか頼りないがふんわりと優しい口当たりの衣の食感があってこそのカツ丼だという気がするのだ。
 もっともあくまでどちらかと言えば、であり絶対にこちらが良いという程のこだわりはないのだが。

「うーん……この食感と香ばしさ殺しちゃうの勿体無いと思うんだけどねぇ。
ま、あんたの好みがそれなら、次は試してみるわね」

 苦笑しながら、ルミナスは最後の一口を口に放り込む。

 実を言えば、最初は海人に言われた通りの手順で作るつもりだった。
 最初に作る物なのだから、下手なアレンジは全体のバランスを瓦解させかねないと。
 腕に自信はあるが、最初ぐらいは素直に指示に従って作るべきだと思っていたのだ。

 が――――いざ香ばしく揚げたカツを前にして、迷いが生じた。

 ジュウジュウと小気味良い音を立てながら、油から引き揚げられたカツ。
 歯を通せばザクザクと小気味良い食感と香ばしさが楽しめるであろうそれに、
つゆに絡めた玉子で閉じるなどという暴挙を行い、ふにゃふにゃにしてしまっていいのだろうかと。
  
 そして、数瞬カツと睨み合った末に―――ルミナスは己の判断を優先させた。
 やはり、この揚げ立てのカツの素晴らしさを最大限生かすべきだろうと考えて。

 しかし、海人がそれを食べた上で煮込んだ方が好みだというなら、次はそうするべきだろう。
 なにせ彼は美食に興味は薄いが、味覚は非常に鋭い。試す価値は充分にある。

「そうしてくれるとありがたい。というか、私の次の一杯をそうしてくれると嬉しい」

 言いながら、空になった丼を見せる海人。
 そこには米の一粒も残されておらず、実に綺麗さっぱり食べ尽くされていた。

「そりゃ構わないけど……大丈夫なの?」

 海人に驚いた目を向けるルミナス。

 普段の海人は、どちらかと言えば少食だ。
 ルミナス達が米櫃を幾つも空にする横で、多くても茶碗二杯程度しか食べていない。
 おかずの量も少なく、汁物をおかわりするわけでもなく、本当に多くは食べないのである。

 それが、一杯あたり茶碗二杯分以上の米を盛ってあるカツ丼をおかわり。
 その事に、ルミナスだけでなく他の面々も驚きを隠せなかった。
 
 そんな周囲に、海人は苦笑しながら説明する。

「朝食い損ねたせいか妙に腹が減っててな。もう一杯ぐらいなら入りそうなんだ」

 言いながら、空になった丼に目を落とす。

 海人にしては珍しい事に、今日はやたらと腹が減っていた。
 カツ丼一杯たっぷりと平らげて尚、まだ満腹には程遠い。

 というのも、今日は朝食を食べ損ねてしまっていたのだ。
 新魔法術式を二つ構築する為に呼びに来た刹那に朝食不要の旨を伝え、
ぶっ続けで作業を続け、全てが終わったのが一時間前。
 しかも昨日の夕食後から延々続けていたので、余計に空腹感は強かった。

 それでも食べ始めれば徐々に治まるだろうと思っていたのだが、
こうしてカツ丼一杯食べ終えて尚まだ空腹感が残っている。

 らしくもなく、もう一杯カツ丼を食べようと思ってしまう程に。

「へえ~……うん、そういう事ならすぐ作るわ。他の皆はどう……聞くまでもないみたいね」

 海人以外の食事状況を見て、思わず苦笑する。

 流石と言うべきか、全員が綺麗さっぱりカツ丼を食べ終えている。
 付け合せの漬物や、味噌汁までも跡形も残っていなかった。
 雫にいたってはテーブル中央にある漬物入れから取り出した沢庵を齧っている。 

 考えるまでもなく、当然の事だ。
 海人が食べ終えている以上、他の面々が食べ終えていないはずがない。
 空腹で多少増えたとはいえ、それでも海人の食事量は他の半分にも届いていないし、
食事速度も最も遅いのだから。

 期待を込めた目で自分を見る大食らい達に、ルミナスは思わず苦笑した。   
 

コメント

カツカレーが食べたくなりました。

なんというかお母さんしていますね、ルミナスは。
始めて作った料理なら作った彼女自身の感想も入れるべきなのでは?と思います。
ライスコロッケのカレー味なんかも今後出てきてほしいですね。

次回の更新もお待ちしています。
[2013/06/30 23:14] URL | fuji #viWYSvG2 [ 編集 ]


カツカレーが食べたくなりました。でもカロリーが高いんだよなぁ。
ルミナスはスパイス使って自分のカレー料理作ったりするんでしょうか。

カレーの話題になると華麗なる食卓が思い浮かぶ。後半はトンデモでしたが。
[2013/07/01 05:41] URL | donjyu #UjfQ3LNs [ 編集 ]

華羅巣
カツカレーが食べたく……の流れみたいですけどすみません
個人的好みでカツ丼のままで
カツ丼が食べたくなりました

ザックザクのカツも好きですけどそれならソースで
やっぱりカツ丼は卵でとじて何ぼですよね!(笑)

次回更新を楽しみにしています
[2013/07/01 06:19] URL | 華羅巣 #zR7lJLBY [ 編集 ]


地元のソースカツ丼を食べに行こうか迷っています。
でも作品内の様なカラッと揚げられたカツ定食も捨てがたい…。

次の更新を楽しみにしていますm(__)m
[2013/07/01 14:57] URL | Kstl #SFo5/nok [ 編集 ]


いつも楽しませてもらってます

カツどんの衣はソースならカリカリで、卵とじならふにゃふにゃが
個人的な好みになりますね。

それにしても、相変わらずおまけはおなかがすくな~w
[2013/07/02 11:39] URL | のべたん #- [ 編集 ]

自由だーー!
ここ最近見れなかったのでまとめて見ましたが、ナニコレお腹が減るじゃないですか、やだー
商談前に見たことにより、商談中に腹が鳴ったことに対する罰として、作者さんの一番の得意料理とレシピを書いてくだされ
[2013/07/03 15:02] URL | らんぐどしゃ #y2a4lNMg [ 編集 ]

更新お疲れ様です
ここ暫くの料理回、夜中に見るものじゃないですねー
お腹が空いてきました……
[2013/07/07 01:47] URL | 名無しの権兵衛 #y2a4lNMg [ 編集 ]


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