ラノベを目指してみよう
グース・カピーこと九重十造が人様を楽しませられるレベルの文章を目指して色々書き連ねる場所です。          軽く楽しく読める話を書ければいいなと思ってます。
番外編……読み直して面白くないのは堪える。
苦し紛れな番外編です。
時間軸は第一部と第二部の中間ぐらいでしょうか。
先ほど時計見て急遽書き上げたので、短い上に出来がかなり粗いです。

では、コメント返しさせていただきます。



 さん

すみません、番外編は完全に思い付きでして、御要望に沿えない確率が高いです。
なんせ構想三分かかってないのが大半なので(汗)
ただ、別視点は書く可能性そこそこあるかもしれません。

コスモさん

個人的にはスライム系強いんじゃね、と思ってます。
某RPGだと灼熱の炎吐く個体もいますし。

別視点は、次の番外編の時に書くかもしれません。

osuさん

楽しんでいただけたなら何よりです。
次話は、もうしばらくお待ちください(汗)

 さん

そうですね。
番外編は完全に思いつきですので、なくても問題ない話ばかりです。

ぺぺぽさん

番外編はその時思いついた内容ざざっと書き上げてるだけですので、
何が出てくるかその時になるまで作者でもわからないんです(汗)

本編は、すみません。相当苦戦してまして、まだ時間かかりそうです。




次話ですが、かなり難航してます。
いつもだと大筋決まればすんなりいくんですが、連休中上手く進みませんでした。
無意識に要素詰め込むのが原因みたいなんで、そこを意識して進めたいと思います。
毎度遅筆ですが、気長にお待ちいただけると幸いです。

では、今回も数多くの方のご来訪ありがとうございました。
気が向いた方は『続きを読む』で番外編をお楽しみください。







 番外編



 唐突だが、シリル・メルティは意外に優しい女性だ。
 
 ルミナス命のあまり彼女に寄る男に殺気をぶつけたり、
彼女を逆恨みした敵を本人が手出しする前に半殺しにしたりもするが、
彼女さえ絡まなければ割と優しい性質ではある。

 周囲の実力に気圧され萎縮している新人をやんわりと激励したり、
恋人にフラれ落ち込んでいる部下をたまたま町で見かけた際に酒一杯分の代金を握らせてやったり、
マナーを身につけていない部下が高級レストランにいても恥をかかないよう最低限の物を仕込んでやったり、
その優しさが出る場面はそれなりに多い。 
 
 が、彼女は時として優しさを地平の彼方に投げ捨てる事がある。

「よくも私のプリンを……! 
この性悪陰険腐れ馬鹿男! 今日という今日は許しませんわよ!」

「寝ぼけて間違えたんだ! 悪かったと謝ってるだろう!?」

 襲い掛かってくるシリルの眼前に、海人が無属性魔法障壁を作る。

 かなり頑強な障壁なのだが彼女は拳一発で事もなげに破壊し、
その勢いのまま海人に迫っていく。

 それに対し海人は更なる障壁を展開するが、今度は蹴りで粉砕されてしまう。
 同じように何枚彼女の動きを阻害する形で出しても、鈍い音と共にすぐさま破壊され、
海人は着実に距離を詰められている。
 このままいけば、遠からず海人はシリルの攻撃をその身で受ける事になるだろう。

 ―――事の発端は、十分前。

 冷蔵庫に入れておいたシリルのプリンを、海人が食べてしまった事。
 決して悪意を持って食べたわけではなく、寝ぼけた海人が昨日の夜自分の分を食べた事を失念していただけだ。
 彼は食べ終わった後にそれを思い出し、それとほぼ同時にシリルが居間に顔を出してこの状況である。 
 
 無論、海人は即座に頭を下げた。
 悪気がなかったとはいえ、人の物を食べてしまったのだ。
 性格に難が多い男ではあるが、明白な己の非ならば認めて頭を下げる程度の倫理観はある。
 
 が、シリルはその謝罪が終わる前に制裁に移った。
 謝罪は不要、その命で償えと言わんばかりに。

 一見するとただ短気で過剰な反応だが、ある意味仕方のない側面はある。
 
 海人が食べたプリンは、ルミナスが昨夜作った自信作なのだ。
 腹が膨れていたシリルが今日の朝食の楽しみにと取っておいた貴重な一品であり、
海人も珍しく意見を求められる前に美味いと声を上げた逸品でもある。

 それが朝起きたら、目の前で食われていた。
 我を忘れるのも、当然と言えば当然だ。 

「そ、そうだこうしよう! 今日カナールに行ったらアイスを好きなだけ奢―――ぬおっ、掠った!?」

 後頭部めがけて放たれたシリルの蹴りを、前に転がって避ける。
 ごろごろ無様に前転しながらではあるが、それでも適切な位置に障壁を展開し、シリルの動きを阻害する。
 それで数瞬稼げた時間を使い、海人は立ち上がり全速力で駆け出した。
   
「私の清々しい朝をぶち壊しといてそんな物でごまかせるとでも思ってますの!?
殺しはしませんから、大人しく脳髄ぶちまけなさい!」

「脳髄ぶちまけたら死ぬだろう!?」

 発言が思いっきり矛盾しているシリルに突っ込みつつ、海人は尚も走る。
 
 とはいえ、ここは地上からはるか離れた絶壁の頂上。
 飛翔魔法を使えない海人にとって、逃げ場は限られている。
  
「ふふふ……追い詰めましたわよ?」

「くっ……!」 

 絶壁の縁に追い詰められ、海人は思わず呻いた。

 これ以上下がれば、地上に真っ逆さま。
 当然、空を飛べぬ海人の命はない。

 普段のシリルならなんのかんので助けてくれるはずだが、
冷静さを失っている状態では絶対とは言い切れない。

「さあ、こちらにいらっしゃいませ。ちょっと顔面に拳がめり込むだけで、命は助かりますわよ?」

「そのまま突き抜かれそうだから、激しく遠慮したい……なっ!」

 何を思ったのか、海人は後ろに飛んだ。

 背後は変わらず、何もない虚空。
 海人が飛翔魔法を使えない事も、翼がない事も変わらない。

 が、そんな彼にも一つだけ空から落下しない方法があった。
 
「無属性障壁を足場に!?」

「ふはははははっ! 私でもこれぐらいの足掻きは出来る!」

 高笑いしながら、海人は背後に作成した障壁を踏み台に思いっきりシリルの頭を飛び越える。
 そして再び駆け出そうとするが――――突然すっ転んでジタバタもがき始めた。
 
「……どうなさいましたの?」

「………………足首捻った」

 問いかけるシリルに、無念そうに答える海人。
 
 着地の際間髪入れずに駆け出そうとした海人だったが、
下手な着地姿勢から走ろうとした為、そのまま右足首を捻ってしまった。

 とはいえ肉体強化をし続けていれば短時間で回復できる程度ではあったのだが、
シリルがそんな暇を与えてくれるはずもない。

「そうですの―――――では、おやすみなさいませ♪」

 軽やかな声と共に、海人の腹に拳がめり込む。
 その強烈な衝撃に、彼の意識は耐える間もなく闇に沈んだ。

 その様子を見てシリルは満足げに頷き家へと踵を返そうとし、止まった。
 彼女の視線の先には、鳥形の魔物の姿。
 低位で比較的大人しい魔物ではあるが、稀に人間を食う事がある。

「……仕方ありませんわねぇ」

 溜息を吐いて海人の左足を掴む。
 そしてそのまま、引き摺って家の中へと運び込んだ。
 
 
 




コメント
更新お疲れ様です
しりるさんはやさしいデスネー……


さて、無意識に要素詰め込むのが原因とのことですが、確かに長文となると色々加筆したり、修正したりと上手く纏めるのが難しいですよね。まぁ無理に一話に纏めようとせずに、番外編ぐらいの長さで小出しにしてみてはいかがでしょうか?それなら月一更新もできる…かも?

作者さんの一日の執筆時間が気になります。あとこれから番外編にて進歩状況を書いてくれたら助かります。
白衣の英雄81話……現在60%
みたいな感じで
[2014/05/12 02:38] URL | 名無しの権兵衛 #VvCHpd0c [ 編集 ]


むしろこの程度のゴミを量産して無様な時間稼ぎを繰り返しているから腕が錆び付いてまともなものが書けなくなってるのでは?
ミシュランで三つ星を獲得したシェフだろうと毎日カップラーメンばかり作っていたら星を剥奪されるでしょうし
[2014/05/12 04:06] URL | #65fpICiI [ 編集 ]


…まあ、長文を纏めるのに苦労してるのはわかります。推敲やら伏線の仕込みやらで色々ときついんでしょうし。

追伸
この作品のキャラの中で一番気に入っているのは誰ですか?
[2014/05/12 08:06] URL | コスモ #o6.nH2Qo [ 編集 ]


更新お疲れ様です。
作者様のペースで頑張ってください応援してますね♪
[2014/05/12 10:04] URL | むらさき #nEx7PFYA [ 編集 ]


すいません、全く更新無いよりはいいとか言った気がしますが前言撤回したくなってきました
一度更新停止宣言して本編に絞ってじっくり練った方がいいのでわと思えてきました
[2014/05/14 15:58] URL | Z7U7 #- [ 編集 ]


前回の更新から二ヶ月なのでもうそろそろかな?


(名無し)さん、ボロクソ言いつつも作者のことをミシュラン三つ星のシェフに例えるなんてツンデレですね
[2014/05/15 16:28] URL | #VvCHpd0c [ 編集 ]


今回は確かに他の方が言うようにちょっとひどい出来だったのではないかと思います

一度試しに本編1話分作る間だけでも番外編なしで本編に集中されてみてはいかがでしょうか
本編を作っていれば腕が鈍るとかいうこともないでしょうし

生存報告や近況報告はありがたいですけど、なんというか最近番外編が蛇足になってきている気がします
[2014/05/18 02:49] URL | ぬ #- [ 編集 ]


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