ラノベを目指してみよう
グース・カピーこと九重十造が人様を楽しませられるレベルの文章を目指して色々書き連ねる場所です。          軽く楽しく読める話を書ければいいなと思ってます。
番外編。
番外編です。
またしても気が付いたら日付変わってました。
前回よりは多少マシかもしれません。

では、コメント返しさせていただきます。


 さん

創造魔法で消せる範囲は、概ね生物の体内に取り込まれた状態では不可と思っていただければ。
なので相手の血肉になったら消せない、はその通りです。

名無しの権兵衛さん

胃の中から消すことはできません、残念ながら。
といっても、海人周辺ではダイエット必要な女性がほぼいないのですが。

次話、調整中ですがローラ成分多めです。
まあ、第八部の主目的はそれなので当然なんですが(汗)
更新はもうしばらく、お待ちください。

 さん

最古参連中、第八部で全員必要ってわけではないんですが、彼女らなしだと色々問題があるので登場してます。
設定的には全員アクが強いので、情報が出揃うと印象に残るかもしれません。

番外編の方は、検討します。

くれあさん

創造魔法の基準ですが、一応作者の中では存在します。
ただ、まだ出てない設定が関わっている事もあり、現状での推測は難しいと思います。
完全に謎のまま終わる、という事はない予定です(不明瞭な部分はあるでしょうが)
ちなみに、その出てない設定が今回の悩みの種の一つだったりします(汗)

らいらっくさん

すいません、眠気もろもろであれ以上話続けられませんでした。
機会があればあの関連の話書きたいなと思います。

作者的には、つぶあんトップですね。
ただ、饅頭よりも餅系が好きです。
豆大福とかごますり団子とか……。

餃子の話はそのうち書くかもしれません。
肉多め派と野菜多め派の争いみたいな感じで。
蒸し餃子とか海鮮餃子も面白そうですけど。

ぬさん

面目ない、上手い落ちが思いつかなかったのです(汗)

おさふねさん

作者は洋菓子より和菓子派なので餡子大好きです。
今一番好きなのは瑞穂の豆大福かな……しつこさがなくて美味いんですよねぇ。

桜あんぱんと牛乳は、私も鉄板だと思います。

 さん

ご意見ありがとうございます。
該当箇所は本編第三部ですね。

ご指摘の箇所ですが、あれは当時の海人の筋力的な問題も含めて、その段階じゃないと間に合わない、です。
当時は木製バット振るのも一苦労な少年だったのです。
今はちゃんと鍛えて人並み程度の筋力になっている為、もっとマシです。
読み直したら、表現が良くないですね。時間があれば修正案を考えたいと思います。

なお、肉体強化は反応速度もある程度強化されます。
設定が甘い、というのは確かにその通りかもしれません。

 さん

すみません、本編はなかなか仕上がりません。



現在、次話執筆&細部調整中です。
書き方変えて全体の歪みが軽くなった為か、調整もやりやすくなってます。
ただ、ここしばらくリアルが忙しく執筆時間があまり取れない為、まだ少し時間かかりそうです。
毎度遅筆ですが、気長にお待ちいただけると幸いです。

では、今回も数多くの方のご来訪ありがとうございました。
気が向いた方は『続きを読む』で番外編をお楽しみください。







 番外編



 とある日の夜、海人の屋敷の食堂。

 そこではずずーっと、蕎麦を啜る音だけが響いていた。
 誰一人として、口を開く者はいない。
 蕎麦を濃いめのつゆに三分の一程つけ、啜る。
 あるいは勢い余って半分ほどつけ、啜る。
 やっている事は本当にそれだけ。

 誰もがただ一心不乱に蕎麦を平らげていた――――ただ一人を除いて。

「……そんなに景品が欲しいのか?」

 海人のそんなポツリとした呟きに、四つの頷きが返ってきた。
 それと同時に、蕎麦が無くなったざるが一斉に突き出される。

 海人は丁度茹であがった蕎麦をそれぞれのざるに盛り付けながら、思った。

(思いつきで言った言葉でこんな事になるとは……)

 それぞれに重さを量った蕎麦を手渡しながら、若干後悔する。

 事の発端は、本当にただの思いつき。
 昼食に蕎麦を食べている時に、誰が一番食べられるのだろうかと思っただけだ。

 まず、蕎麦好きの刹那が手を挙げた。
 彼女は本当に蕎麦が好きで、メニューが蕎麦になると結構な量を食べる。
 この場にいる女性は全員大食いだが、蕎麦に関しては確かにその通り、と海人も納得しかけた。

 が、それに異を唱えたのが雫。
 彼女も蕎麦好きだが、温かい蕎麦が好きでいつもつゆまで飲み干す。
 そのせいで蕎麦の量が少なくなっているだけで、蕎麦だけなら姉以上に食べられるはずだと言った。

 仲は良いが意地の張り合いをする事も多い姉妹を、
ルミナスとシリルは海人と共に微笑ましく見守っていたのだが、
この時海人が思いついてしまった事が状況を変えた。 
 
 彼はこう言ったのだ。
 そういう事なら、大食い勝負でもしてみるか、と。 

 無論、これだけなら問題はなかった。
 屋敷の女性陣全員が一心不乱に蕎麦を平らげ続けるような事態にはならなかっただろう。
 
 問題は、折角だからと提示した景品。
 一度だけ、海人に好きなカレーを好きなだけ作ってもらえる権利だ。
 材料費の制限もない為、作った当日のカレーも熟成したカレーも食べ放題という事になる。
 いつもは全員で食べる事もあって熟成したカレーは良くても少量しか残らない為、かなり魅力的だ。

 これにルミナスとシリルまで食いついてしまった。
 その景品は欲しい、と血走った目で参戦を表明したのだ。

 そんな事を思い出していると、シリルの手が止まった。

「くっ……これ以上は、無理ですわ……」

 言いながら、椅子に背を預けるシリル。

 一番早い脱落だが、実際は大健闘である。
 彼女が平らげた蕎麦は三十人前を越えているのだ。
 むしろ、この小さな体のどこに入っているのか甚だ疑問である。

「では、シリル嬢は脱落。ほれ、胃薬。飲んで一時間もすれば楽になってくるはずだ」

「ありがたくいただきますわ……」

 殊勝な顔で薬を受け取り、水で飲み下す。
 そして、それで力を使い切ったかのように無言になった。

 その後少しして、次の脱落者が出る。
 
「ぐぅ……あ、あたしも無理です……」

 ぱたん、と雫が倒れた。
 最後の力で平らげたざるの上に突っ伏し、動く気配がない。
 シリルよりも更に多く平らげているが、かなりの無理をしていたようだ。
  
「雫も脱落、と。薬飲めるかー?」
 
 海人のお気楽な声に雫の手がゆっくりと上がり、横に振られた。
 どうやら、もはや薬を入れる隙間も残っていないらしい。

「ふふ……セツナさんと一騎打ちね」

 ずずーっと蕎麦を啜り、ルミナスが不敵に笑う。
 その表情に陰りはなく、脱落した二人とは違いまだ余裕に見える。

「ですね。まあ、負ける気はございませんが。
蕎麦好きの矜持もありますし、景品は拙者も欲しいのです」

 澄ました顔で蕎麦を啜り、刹那が答える。
 彼女の表情にもやはり陰りはなく、まだまだ余裕のようだ。

「……大したものだな。こっちの二人なんかえらい事になっているというのに」

 言いながら、脱落した二人に目を向ける。

 二人共普段引き締まっている腹部が、ぽっこりと盛り上がっていた。
 シリルの方は最初腹筋で引き締めようとしていたが、
やればもっと悲惨な事になると判断し、今は雫と同じくその腹を隠すような姿勢になっている。

 が、いかなる仕組みによるものか、未だ争っている二人にはその傾向が見当たらない。
 
 どちらも普段と変わらぬ引き締まった腹部。
 無論多少変化はしているのだが、それは海人の観察力あればこそ見分けられる程度の変化。
 食べ物を即座に消化して全てをエネルギーに変えて体外に放出しているとしか思えない状態である。
  
「ふっふっふ。傭兵は仕事中いつでも食べられるとは限らないからね。
ある程度食いだめするコツを知ってんのよ」

「拙者も、美味い物なら限界を超えてでも食いだめする習慣がありましたので、まだ余裕です。
なにより、拙者は蕎麦が好物ですので」

「あら、私も蕎麦は好きよ?」

「そのようですが、好きの度合いが違います。
薬味で多少口直しをしても、そろそろ飽きが来ておられるでしょう?」

「……大丈夫よ。多少飽きても十分美味しいし、景品考えれば我慢も出来るわ」

 顔を顰めつつも、刹那の言葉を肯定する。

 確かに刹那の言うとおり、既に味に飽き始めていた。
 山葵などで時折口直しをしているが、それでも厳しい。
 いくら美味くとも、食べすぎれば飽きるのは避けられないのだ。  

「我慢、と仰っている段階で拙者の勝利は揺るぎません。
拙者にとってこの勝負は、好物を存分に食べられて景品もいただける、という勝負なのですから」

 静かに、だが自信を感じさせる笑顔で蕎麦を啜る。
 
 ルミナスとは違い、刹那はまだまだ飽きる気がしなかった。
 元々ざる蕎麦が好物な彼女にとって、飽きは敵にならない。
 実際食べても食べても飽きる気はせず、まだまだ何枚でも飽きずにいられる自信がある。
 
「……うー……ホントにまだまだ余裕そうね。しょーがない、私も降参!」

「良いのか?」

「よかないけど、勝てそうにないからね。
それならまだ普通に美味しいと思ってる間に降参する方が良いでしょ」

 残念そうに、ルミナスが答える。

 勝てる見込みがあるなら続けるが、刹那の態度を見る限り限度は遠そうだ。
 それならば、まだ美味しいと思って食べられている内に降参した方が良い。 
 ただの意地で折角の美味しい物を不味く感じるようになってしまうのは、あまりにも勿体無い。

「そうか……では、勝者刹那!」

「……ふう、御馳走様でした。ルミナス殿が降参してくださって助かりました」

 勝利した刹那が、安堵の息を漏らした。
 
「へっ……?」

「いえ、味には飽きていないのですが、お腹がそろそろ限界でして。
あそこで降参していただけなければ、後二枚が限度だったでしょう」

 彼女にしては珍しい悪戯っぽい笑顔で種明かしをする。
 
 そう、実のところ刹那の限界は近かった。
 いかに好物とはいえ、食べられる量それ自体には限界が存在する。
 その限度において、ルミナスが上回ってくるだろうと思い、一芝居打ったのだ。

 見抜かれればもはや降参する他ない博打だったが、刹那は見事賭けに勝った。 
 
「ええっ!? ちょ、私あと五枚ぐらいはいけるわよ!? カイト、降参取り消―――」

「どんな理由であれ一度降参した以上、負けは負けだ。刹那の作戦勝ちだな」

「あああああああっ!? 牛のカレーたっぷり食べたかったのにぃぃぃぃっ!?」

 本来勝てたはずの勝負を落としてしまったルミナスは、頭を掻きむしって絶叫した。 



コメント

そろそろローラさんが恋しすぎて発狂しそうです

お願いします、ローラさんを……
[2014/08/04 07:11] URL | D #H6RSI4P. [ 編集 ]


蕎麦かぁ・・・
基本のザルにとろろに辛み大根
鴨せいろに鴨南蛮

地方だと新潟のへぎそば、福井の辛味大根そばが好きだなぁ・・・

ただ、やはり蕎麦屋に行ったら・・・
板わさor冷奴+日本酒・・・
鴨焼きorキス天orニシン甘露煮+日本酒・・・
そば味噌+日本酒or焼酎
締めにザルor盛り
を休日の11:30~13:00ぐらいにかけてやると、
贅沢な気分を味わえます。

今の時期にやると、帰り道で地獄を見るので、
秋~冬~春にしかやりませんが・・・
[2014/08/04 20:23] URL | おさふね #- [ 編集 ]


三章
「その前に武器の新調しないといけないんですけどね。結構くたびれてますんで。 最近は武器屋も鍛冶屋も刀扱う所多くなりましたけど、やっぱ高いんですよねー」

二年もすれば家が一括で買える
とのシェリスの発言の直後ですが。

そのあとに四章で刹那が得物の代替に雫の小太刀のコピーを持って「質は悪くないが長さが…」と言っているが、武器の痛みはどのくらい緊急だったのだろう。刹那はすぐにルミナス提供の刀のコピーを手に入れたけど。
[2014/08/06 00:26] URL | #8ZuLo11M [ 編集 ]


単刀直入に言ってしまえば第八部が投稿されはじめてから13ヶ月、6話目がいまだ来ずという状況なんですよね。
挨拶だけは見れるから、うっかり毎週期待しちゃうと読者はストレス溜めちゃうんだろうな。

あ、77話に剛腹という言葉がありますが、造語でもなさそうなので業腹かと思います。
[2014/08/07 20:05] URL | #iDqryatQ [ 編集 ]


アルザード公爵が変装解くときに水魔法を他人にお願いしていたのって、ラムサスは火属性特化ってことですか?

してみると火属性特化であることと、ラムサスの奥の手とは何か関係があるのかな。
[2014/08/10 14:51] URL | #5PWqS7L6 [ 編集 ]


ああ…蕎麦をたらふく食べたくなってしまいました。
[2014/08/18 05:01] URL | mkn #YUeu7SAQ [ 編集 ]


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