ラノベを目指してみよう
グース・カピーこと九重十造が人様を楽しませられるレベルの文章を目指して色々書き連ねる場所です。          軽く楽しく読める話を書ければいいなと思ってます。
番外編。
というわけで番外編です。
時期設定は特にありません。
番外編だと比較的珍しい組み合わせかもしれません。
眠気に襲われながら急いで書いたため、出来は粗いと思います。

では、コメント返しさせていただきます。

名無しの権兵衛さん

ローラの真意はどうでしょうね?
単に悪戯失敗して悔しいだけかもしれません。

 さん

レザリアの仕返しですかね?
でしたら、おそらく用意した段階で見破られ逆に口に突っ込まれます(汗)

mknさん

この話、作者がなぜか無性に蕎麦食いたくなったから生まれた話だったりします(汗)

Dさん

ルミナスさん忘れちゃいやです(笑)
ある時期過ぎれば少しずつ株上がってくと思いますので、覚えていてあげてください。

 さん

ローラはあくまでも自分の意思に従って行動してます。
こき使われようが婚期逃そうが、あくまでも彼女の選択の結果です。
もっとも、腹が立たないかどうかは別の話でしょうが(笑)

 さん

さて、どうでしょう。
そういう展開も考えられるかもしれませんね。

スウさん

戻りたいのはやまやまですが、色々積み重なって当分は厳しいかもしれません。
執筆能力そのものもですが、諸事情で時間がかなり怪しくなってるので。
気長にお待ちいただけると幸いです。

 さん

正解です。単なる状態の確認だけで終わらせる男ではありません。

 さん

ルミナスと月菜が似てるのは確かですね。
重婚は、国によってはあります。

ぬさん

前回のあらすじは少し難しいかもしれません。
時間が経ったらそこを削除しないと目次から見る時に変な感じになってしまいますし、
作者の鳥頭はその作業忘れそうなので(汗)

ローラが怖いのは、元々かと。

 さん

ルミナスのあれについては、最近はそうなってる、というのが正しいです。
本編で出すつもりのネタが延び延びになってしまってまして(汗)
キャラの年齢は、仰る通りと考えていただいて問題ないです。

登場人物紹介がないのは、ポリシーではなく時間がないなどの事情です。
大元の設定はあるんですが、まだ出てない設定もあり、その部分だけ削除するのは頭を使うので。



現在、次話書きつつ81話修正してます。もうちょっとマシに書けそうなので。
ただ、先週書いた通り、大幅な変更はないと思います。
現在私生活の事情で執筆時間がますます削られてますが、出来る限り早く書き上げたいと思います。
毎度遅筆ですが、気長に読んでいただけると幸いです。

では、今回も数多くの方のご来訪ありがとうございました。
気が向いた方は『続きを読む』で番外編をお楽しみください。




 番外編


 とんとんとんとん、と小気味良い音が響く。
 軽快かつリズミカルなその音源は、刹那の手元にある包丁。
 それが玉ねぎを綺麗にみじん切りにしている音だ。

 それを聞きながら、ルミナスがうんうんと満足げに頷いていた。

 事情を知らぬ者が見れば玉ねぎをみじん切りにしている程度で大袈裟な、と思うだろうが、
実際は革新的な進歩である。
 なんせ、ついこの前までまな板までバラバラにしていた人間が、玉ねぎだけをみじん切りをしているのだ。 
 
 教える側としては、少しばかり感慨深くもなるというものである。

「みじん切り、終わりました。次は何を?」

 ボウルに放り込んだ玉ねぎを見せ、次の指示を求める刹那。
 粛々とした態度だが、心なしか誇らしげに見える。
 
「うん、それじゃ次はそれをバターで炒めて。ほんのり茶色がかるぐらいで良いわ」

「分かりました」

 刹那は頷くとフライパンを取り出し、火の魔法で加熱し始めた。

 ルミナスはその何気ない仕草を見て、再び頷きながら微笑む。

 これも以前に比べれば格段の進化を遂げた点である。
 最初はフライパンを取り、調理台に乗せようとした瞬間すっぽ抜けてルミナスの顔面に飛んできた。
 彼女は咄嗟に手で上に打ち払ったそれを注意しつつ手渡したのだが、
その直後刹那は火にかける際中位魔法を使ってフライパンを溶かした。
 それから比べれば、凄まじい進歩である。

 とはいえ、油断はできない。

 以前に比べれば飛躍的な上達を遂げているとはいえ、相手は刹那。
 バターを切り分ける際にすっぽ抜けたナイフが飛んできたり、
フライパンに移す際に手を滑らせて玉ねぎのみじん切りがこちらに飛んできたり、
炒めている途中に熱々のフライパンが飛んできたりといった可能性も否定しきれない。

 常識的にはありえない事態なのだが、それでもその可能性を切り捨てさせてくれないのが調理中の刹那なのである。
 
 が、幸いにして炒めの作業は無事に終わる。
 バターを切り分ける時も、フライパンに食材を移す際も、
炒めてる最中も特に異常が起こる事は無く、無事に美味しそうな色に炒め終えられた。
 
「……こんなところでよろし―――あっ!?」

 ルミナスに焼き色を確認してもらおうと振り返った刹那が、悲鳴を上げる。

 振り返った勢いが強すぎて、炒めた玉ねぎがフライパンから飛んで行ったのだ。
 よりにもよって、ルミナスが立っている方向に。

「ひょいっと」

 突然の事故にもルミナスは慌てず騒がず、手に持ったボウルで玉ねぎを受け止めた。
 そしてそのまま、何事もなかったかのように玉ねぎの色を確認する。

「うん、これぐらいでいいわ。でも、しつこいようだけど慌てないようにね」

「は、はい……その、毎度申し訳ございません」

 恐縮しきりといった様子で、頭を下げる刹那。
 普段ピシッと伸びた背筋は丸まり、全身が縮こまっている。
 見ていて哀れになる程、申し訳なさが溢れている態度であった。

「気にしない気にしない。最初から比べればミスも減ってるし、確実に進歩してるんだから。
さ、それより続きよ。昨日取ったスープの残り、冷蔵庫にあるわよね?」
  
「はい、これを使うのですか?」

「ええ。そのスープをフライパンにぶち込んで、へらで底をこそげながら中火にかけて」

「分かりました」

 言われるがまま、刹那は器に入っていたスープをフライパンに入れた。
 フライパンに残っていた油と反応し、じゅわっと音が鳴る。

「はい、ここで少し味見」

 そう言うと、ルミナスは小さなスプーンを差し出した。
     
 刹那はそのスプーンでフライパンのスープをすくい、口に含む。
 このスープは、昨日ルミナスの指示に従い刹那が作った物。
 牛肉の旨味は引き出しつつも、滋味が溢れる穏やかな味のスープだったが、
フライパンに残った玉ねぎの香りと甘味が加わる事で力強さが増している。

「なるほど、こうするとまた味わいが変わりますね」

「でしょ? で、次はこの炒めた玉ねぎ本体を投入。そのまましばらく加熱」

 言うが早いか、ルミナスは先程ボウルで受け止めた玉ねぎをフライパンに投入した。
 そのまましばし、二人はぐつぐつと湯気を立てるスープを見つめる。

「はい、ここで塩を一つまみ入れてからもう一回味見」

「……ふむ、これは美味しいですが……ひょっとして、御飯にかけるのですか?」

 再び味見した刹那は、数瞬考え込んだ後口を開いた。

 今のスープは、先程味見した時よりも味が更に強くなっている。
 このまま飲んでも美味いには美味いが、米に掛けて食べるとさらに美味くなりそうだった。
 
「当ったり~♪」

 明るい調子で、刹那の言葉を肯定する。

 今使っているスープは、海人がルミナスの家に居候していた時に考えた物。
 本来はそのまま飲むものだが、バターで炒めた玉ねぎを加える事でコクが強まり、米との相性が良くなる。
 御飯にかけて食べるとシャキシャキ感をあえて残した玉ねぎが良いアクセントになり、食べていてなかなか飽きない一品だ。
 
「となりますとやはり御飯が欲しいところですが……」 
  
 言いながら、米櫃に視線を向ける刹那。

 今朝まではそこに昨日の残りがあったのだが、生憎現在は雫の胃袋に収まっている。
 早朝の鍛錬で疲れ果てていた彼女が、おむすびにして全て平らげてしまったのだ。

 今昼食に備えて炊いている真っ最中だが、炊き上がるにはまだ少し時間がかかる。

「ふふふ、まだ早いわよ? このままご飯にかけても美味しいけど、
昨日出し殻になったお肉を醤油で味付けしたでしょ?」

「ああ、あれも御飯との相性が素晴らし……そうか、あの肉を混ぜればさらに米との相性が……!」

「そういう事。それでいて、スープに混ぜるからさっぱりめに食べられるってわけ。
他にも、このスープは単に人参とか細かく切った具材足して飲むだけでも美味しいし、色々応用が利くのよ。
覚えとくと便利だと思うわ」

「はいっ! 頑張って練習しようと思います!」
   
「良い心がけだけど……これ、そこそこ良い肉使わないと美味しくないから、練習するにしても材料費には気をつけてね?」

 威勢の良い刹那に、軽く忠告をする。

 スープのレシピは刹那に教えられるだけあってそう難しくはないが、
材料となる良質な肉を揃えるのは少し難しい。
 カナールに行けば手に入るには入るのだが、値段がけっこう高いのだ。
   
「御心配なく。拙者の練習用なのですから材料費は自分の給料から出すのが筋というものです。
海人殿には一切御迷惑をおかけするつもりはありません。付け加えるなら、拙者の数少ない特技の見せどころでもあります」

「……いやまあ、それはわかってるんだけど」

 頬を掻きながら、言葉を濁すルミナス。

 刹那の性格は重々承知なので、練習用の材料費を海人に負担させるとは思っていない。
 むしろ海人が強引に申し出たとしても、刹那が渋る可能性の方が高いだろう。

 ルミナスが心配しているのは、刹那の方だ。

 劇的に改善されて尚先程のような可能性の低いはずの事態を招く人間。
 自分が側にいて見ている時は良いが、そうでない時はどれだけ無駄な出費が増えるか想像しづらい。
 鬼神の如き値切りも知ってはいるが、どうにも刹那の場合それを上回る失態をやらかしそうな気がするのだ。
  
(……まあ、大丈夫よね、多分。いくらセツナさんだって……労働条件考えればお給料も良いんだし。
お金なくなるまで食材無駄にするなんてことは……ない、わよね?)

 ルミナスはそんな事を思いつつ、少しばかり天に祈った。
 願わくば、自分の嫌な予感が外れてくれますように、と。

 ――――自分の予感はよく当たる、という事を強引に記憶の片隅に追いやりつつ。
 
  
  


 
コメント

オーガストって他の大陸で女性に手をつけていないはずがないと思うのですが、大陸
を超えた仕送りって万全に届くんですか?

もしそのくらいの人脈と信用があるんだったらオーガストは世界一尊敬に値するレベルかもしれません。
エアウォリアーズまでかどうかは知らずとも、相当の実力と定評のある海兵隊がいないと安全に航海できないみたいなので。
[2014/08/27 06:10] URL | #oB0FRrCU [ 編集 ]


オニオンスープ雑炊モドキか・・・
美味しそうですよね~~~
自分はシンプルにスライスした玉ねぎくったりするまでバターで炒めてコンソメ入れるほうが好きですが…

手を加えるとなると…
軽く…
タバスコ少量+粉チーズ
ガッツリ!!
炒めたトマト+マッシュルーム+鶏肉in
かなぁ?

と言うか一人暮しして思うのはバターで炒めたキノコの万能性と
めんつゆの万能性
生姜+にんにく+辛味の反則技
コクを出すなら粉チーズなど
割りと周囲に万能調味料があふれている事実
[2014/08/28 00:13] URL | おさふね #- [ 編集 ]


東京は急に秋のように肌寒くなってきました。

番外編の質まで吟味するのは負担だろうと思われますが、ちょっと読んだ意味のない作が続いている気がしました。

一発ネタとはいえインスピレーションの源泉も使いっぱなしでは枯渇しえます。 番外編をしばらくお休みになられるのもよいかもしれません。
[2014/08/29 04:51] URL | #kV4B0UOY [ 編集 ]


さいきんの番外編は質が落ちてるみたいですんで、それよりは本編に労力そそいでくれたほうが読者としては嬉しいです。

ここの番外編はストーリーの事実を積み重ねるわけですらないので、
ネタに勢いとかキレのない番外編ってどうしようもないですよ。って雫なら身も蓋もなく言うでしょうね。
[2014/08/31 14:21] URL | #CNOLhLFk [ 編集 ]


コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://nemuiyon.blog72.fc2.com/tb.php/390-51eccdff
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

九重十造

Author:九重十造
FC2ブログへようこそ!



最新記事



カテゴリ



月別アーカイブ



最新コメント



最新トラックバック



FC2カウンター



検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QRコード