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ラノベを目指してみよう
グース・カピーこと九重十造が人様を楽しませられるレベルの文章を目指して色々書き連ねる場所です。          軽く楽しく読める話を書ければいいなと思ってます。
番外編……悩みが増えたので、雑念は保留。3/29
番外編です。
時期的には第三部前になります。

では急ぎ足ですが、コメント返しさせていただきます。

コスモさん

はい、時期は本編前です。

ご意見ありがとうございます。
なろうに投稿する場合ですが、全く同じ事考えてます。
第五部までもちょこちょこ言葉遣いとか修正したいとこありますので。
ただ、そうするとこっちで読んでもらうメリットが無くなってしまうのが(汗)
こっちはこのまま突き進み、なろうではもう少し書きやすい別展開に、とするべきですかね(汗)

らいらっくさん

シリルに限らず、一作品作れそうな設定のキャラは何人かいたりします。
作者の能力的に可能かどうかはさておき。

なろう投稿についてのご意見ありがとうございます。
他のメリットとしてはルビとか、小説専用のサイトなので見た目が読みやすくなるとかですかね。
デメリット、十分承知してます。特にキャラ叩かれるのは正直辛いですが、そこは話を公開する以上耐えるべきかと思います。
 
 さん

御意見ありがとうございます。
確かにスペック異常なのが多すぎますね。
そうでもないと即死亡ルート行きが多くなるというのもありますが、作者の未熟ですね。
違和感を感じさせない文章を書けるよう精進したいと思います。

光輝鏡さん

御意見ありがとうございます。
確かに真逆、というか今と同じ事やってたら、最初順調でもストック切れた途端埋もれて消えますよね。
本気でやるとすればスタイルの転換、あるいは転換可能な話で投稿する、になりますか。
後者は一応候補あるんですが……連載増やしたら私の頭がどうなるか(汗)

 さん

ご期待に沿えずすみません。
次回はどう足掻いても荒れます。
そうでないと、第八部の存在意義がほぼ消滅するので。
あまり過激になりすぎないよう、調整してはいますが。

osuさん

ペース遅くてすみません。
好きで書いてるので、 更新自体は続くと思います。

シャオさん

ローラと会った場合―――現実逃避。
海人と会った場合―――悟りに至る。
ってとこではないかと。

番外編セット……すみません、すっかり忘れてました。
いつからの分か探す必要があるので、そちらの更新は手間取るかもしれません。


うーむ、やはり次話冒頭から目的のシーンに繋げるのに不自然さが残る。
もうちょっと何とかなりそうな気がするんだけどなぁ……。

それと、なろうの件は第八部書き上げてから決めようと思います。
昔設定作った別の話も書いてみたい気がしてきましたし。

では、今回も数多くの方のご来訪ありがとうございました。
気が向いた方は『続きを読む』で番外編をお楽しみください。




 番外編



 とある日の早朝。
 空は晴れ渡り、鳥たちが心地良さそうに飛翔している。
 空気はやや肌寒いが、それが気分を引き締め心地良い清涼感を生み出している。

「ん~、ホント今日は良い天気ね~」

 開けたばかりの窓から新鮮な空気を吸い、ルミナスは軽く伸びをした。 

 彼女は朝の鍛錬を終え、すぐさま朝食の準備に移行しているのだが、その表情に疲労感はない。
 それどころか、鼻歌など歌いながら楽しげに三人分の食材を調理している。
 
「お姉さま、紅茶の茶葉が切れているようなのですが、どうしましょう?」

 ルミナスの背後から、シリルが良く通る声で訊ねてきた。

「あれ? まだ一回分ぐらいは……あ、そうか。鍛錬行く前に淹れたんだった」

 あちゃー、とルミナスは頭を抱える。

 シリルと鍛錬に向かう前、体を軽く温める為に一回紅茶を淹れたのだ。
 そして、それで茶葉が綺麗に無くなってしまったのである。 
 
「どうなさいますの? 食後の紅茶なしも辛いですが、かといってカイトさんを起こすのは流石に……」

 シリルの言葉が終わる前に、ルミナスが頷く。

 普段ならば、茶葉の補充は海人に頼む。
 彼の創造魔法であれば、あっという間に極上の茶葉が手に入るからだ。
 
 が、現在の彼はぐっすり夢の中だ。
 
 普段なら早起きで、ルミナス達の早朝鍛錬時間に起きている事も珍しくない男なのだが、
シェリスに果物の栽培法を伝える為の本を書き始めて以来、
夜遅くまで書き続け、遅く起きるという生活リズムになってしまっているのである。

 現在の時刻を考えると、そんな彼を起こすのは忍びない。

「じゃ、今日は緑茶淹れましょ。そっちはまだ残ってるでしょ?」

「はい。淹れるとすれば、煎茶でしょうか」

 紅茶缶の横にある缶の中身を確かめ、軽く頷く。

 海人が作り置きしている緑茶は、三種類。
 気軽に美味しく飲める煎茶、強い旨味をじっくり味わう玉露、
そして和菓子に合わせるのぴったりな抹茶である。
  
 どれも美味しいし淹れ方も海人から教わっているが、
朝食後に飲む事と味の好みを考えれば煎茶一択。
 玉露は少々味わうのに力が入ってしまうし、
抹茶は和菓子がない為片手落ちになってしまう。

「うん、それでいいと思うわ。じゃ、ちゃっちゃと作るから準備しといて」

 
 
 
 
  



 朝食後、ルミナスとシリルはのんびりと緑茶をすすっていた。

「にしても……すっかりお米にも慣れてしまいましたわね」

「美味しい上にパンより手間かからないからねぇ……」

 緑茶を飲みながら、二人揃って苦笑する。

 海人がいるからこそ手に入る、極上の米。
 これは、ある種麻薬のような魅力があった。

 第一に、味。

 噛めば噛むほど甘味が増し、もちもちとした食感が心地良い。
 更には大概の物と相性が良く、肉だろうが魚だろうがなんでもござれ。
 塩をまぶすだけでも十分に美味いという万能性まである。    

 第二に、調理の単純さ。

 極論、米というのは砥いで火にかけるだけだ。
 上手に米の持つ旨味全てを引き出し、かつ焦げ付かせないような炊き方などとなると難しいが、
いずれにせよさしたる手間はかからない。

 これがパンだと材料を混ぜ、こね、発酵させ、そして焼くと手順が多くなる。 
 なので前日から準備をしておくのが一般的だが、米だとその手間がいらない。
 疲労で仕込み忘れて寝ても、問題なく炊けるのだ。
  
 慣れ親しんだ味である為、やはりパンも捨てがたいのだが、
大した手間がかからずあの味となると、どうしても米に傾きやすくなってしまう。

「とはいえ、たまにはお姉さまのパンも食べたいですわね」

「ん? 食べたいんだったら作るわよ?
カイトのおかげで小麦だけじゃなくバターとかも良いの揃ってるわけだし。
チーズ練り込んだりとかしてみても面白いかもね」

「……つくづく、カイトさんには感謝ですわねぇ」

「まったくね」

 現状を顧みて、ルミナスは思わず目を細めた。

 海人を拾った日には、こんな事になるなど想像もしていなかった。
 話からして宿無し文無し、ついでに体力無しという絶望的な状況の彼の生活基盤作りに協力するだけのつもりだったのだ。

 そして、それはそこそこ難航するだろうとも見積もっていた。
 一番手っ取り早いのは冒険者を始めとした肉体労働系なのだが、どう見ても向いていない。
 頭は回りそうだったが、それを生かせる職場はある程度の信用が必須。
 現実的にはミッシェルにでも相談して、彼女の伝手でウェイターなりなんなり特別な能力を必要としない職を見つけるべきだろうと考えていたのだ。
  
 それが、会った翌日から早々に覆された。

 なにせ、とりあえず人並み出来るという事で家の修繕を任せれば、その仕事は完璧。
 絵具を使って用意した材料の色の調整まで行い、元々そうだったかのように仕上げていた。
 更には壊れていたテーブルや椅子の修理も同様のレベルで、これなら職も相当探しやすくなると思ったほどだ。 
  
 そしてさらに翌日、魔法についてまるで知らないという事で属性検査や魔力量測定の為に魔力判別所に連れていったら、創造属性が発覚。
 ついでに運良くそこにあった気が狂ったような術式をあっという間に覚え、伝説を実証してみせた。
 そして図らずも検査員がシェリスだった事で、彼が作れる極上の果物などを卸す事による収入がほぼ確定した。 
 
 その後も衝撃的な出来事が続き、いまやすっかり立場が逆転しかかっている。

 家主と居候という関係は変わっていないが、既に家も見つかり、海人はその気になればいつでも出ていける状況。
 それでも留まって欲しいと言ったら嫌がらずにそうしてくれ、挙句創造魔法で作れる食料は完全無償提供のまま。 
 おかげで今に至るまでルミナスの食費は激減しっぱなしである。 

 仕事が入り、海人が出ていくようなことになっても問題ないよう心構えはしているつもりだが、
正直彼がいなくなったら食糧事情は一気に悪化する。
 本来あるべき姿に戻るだけではあるが、元が天国すぎるだけにショックは大きいだろう。

 また、強烈な存在感を放つ彼がいなくなると、家がかなり寂しくなる事も確実だ。
 性格上色々と欠点もあるが、基本穏やかな性格で共に暮らしていても心が安らぐ相手だという事もそれを加速させる。
 シリルや部下が来れば軽減されるだろうが、それだけでは物足りなさを感じずにはいられない気がして仕方ない。

 つまるところ―――いまや、ルミナスにとって海人はいないと困る存在になってしまったのだ。

「まあ、何を考えてらっしゃるのか想像はつきますが、仕事が入っても問題はないでしょう。
身内大好きな方ですから、遊びに来るのは大歓迎だと思いますわよ?
私としてはお姉さまと二人っきりが一番好ましいので忌々しいかぎりですが」

「……んなに分かりやすい?」

「ふっ、他の有象無象ならば分からないでしょうが―――侮っていただいては困りますわね。
このシリル・メルティ、お姉さまの変化であれば大海の水一滴程度の変化も見落としません!
さらにあの歩く非常識の情報と現状を考えれば、この程度の推察など朝飯前ですわ!」

 おーっほっほ、と胸を張り高笑いするシリル。
 どこまでもブレない副官にルミナスが苦笑していると、

「……おはよう。朝っぱらから元気だな、シリル嬢」

 寝ぼけ眼をこすりながら、海人がリビングにやってきた。

「あらカイトさん、おはようございます。根を詰めてらっしゃるようですが、作業はどの程度進みましたの?」

「とりあえず一冊仕上げた。暇潰しにでも読んでくれ」

「……何故ですの?」

「この間っから書きかけのを読みたそうにしていたように見えたんだが、違ったか?」

「……相変わらず、よく見てらっしゃいますわね。
ええ、ありがたく読ませていただきますわ。意見もあった方が?」

「勿論、言ってくれた方がありがたい」

「分かりましたわ。ふふ、あれだけの挿絵をどう活用したのか、楽しみですわ。
ま、出来が悪いなら悪いで貴方を罵倒できる楽しみがあり、中途半端なら粗探しするという手もあり、
退屈しのぎには最適ですわね」

「はっはっは、君如きに罵倒されたり、大きな粗を見つけられるような出来に仕上げたつもりはないぞ」

「あら、ならば賭けでもしましょうか? 負けた方が罰ゲーム、という事で」

「構わんが、あまり過激なものにしない方が良いぞ? やるのは君だからな」

「あら、意見が一致しましたわね。もっとも、やるのは貴方ですけれど」

(……楽しそうにしちゃって、まったく)

 憎まれ口を叩きあう二人に、ルミナスが呆れ混じりの視線を向ける。

 先程はああ言っていたが、シリルとて海人がいなくなればかなりの寂しさを覚えるはずだ。
 毎日のように海人と殴り合ったり罵り合ったりしてるが、そもそもシリルは嫌いな相手には滅多にそんな事はしない。
 嫌いな相手と争う時は手段を選ばず一気に仕留めるのが彼女の性格である。
 
 なんなかんので海人を好んでいるからこそ、シリルはあの態度なのだ。  
    
(結局、私やシリルにとって今の生活ってすごく楽しいのよね……多分、カイトにとっても。
出来れば、少しでも長くこの生活が続いてほしいわね……) 

 仲良く口撃し合ってる二人を眺めながら、ルミナスはそんな事を祈った。
 近々この生活が終わる事は、確信しつつも。



    

 
コメント

近々この生活が終わる?…可能性としてはまた長く傭兵として遠出する。悪ければあの街の敵側に傭兵団が雇われる。って所でしょうか?
悪い方の予想だったら荒れる原因になりそうですね。

追伸
なろうとこちらでは少し差を付けた方がいいと思います。例えば番外編はほとんどをこちらのみの掲載にするとか。
[2015/03/30 08:13] URL | コスモ #Y2SfxCmk [ 編集 ]


なろう投稿→書籍化依頼→書籍化作業で本編全く進まない
なろう投稿→今までの話を改稿→本編が全く進まない
なろう投稿→変なやつが感想で攻撃しまくり→本編が進まない
なろう投稿→書籍化依頼→ダイジェスト化→読者が本編を忘れる
という可能性があるのでなろうはやめていただきたいなという個人な感想です。
ある程度まとまった文字数で
投稿すればランキング上位に入ることは間違いないでしょうし、
多くの方に読んでいただけそうですけどね。
[2015/03/30 23:10] URL | 消える #- [ 編集 ]


バターって動物性オッケーでしたっけ? ひさびさに来たので曖昧ですが



なろうは利用のされかたにもよりますが、デメリットとして投稿が二度手間になるうえに、
ランキング検索避けをしていないと、更新停滞してても検索で「再発見」して焦れる読者がいないとはかぎらず 要するにストレスが二倍になる可能性は無きにしもあらずかと思います。作者様の立ち回り次第かな……

作者をお気に入り登録していると活動報告が読者ユーザーページに更新通知くるので、
「この人また番外編か……」っていうふうになるかも。なろうの活動報告でまで毎週の挨拶と番外編をアップされる場合はですが。
[2015/03/31 05:37] URL | #TRPYLDWM [ 編集 ]


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