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ラノベを目指してみよう
グース・カピーこと九重十造が人様を楽しませられるレベルの文章を目指して色々書き連ねる場所です。          軽く楽しく読める話を書ければいいなと思ってます。
没ネタ七回目。
すっかり恒例没ネタのお時間でございます。
今回は書いたはいいけどこの後やりたい話の流れに戻すのが無理っぽかったので没にした物です。

それと多分ですが、第二部は次話で完結です。今回戦闘無しでつまらないと思われる方もおられるかもしれませんが、元々第二部は戦闘無しで話を完結させるつもりでしたので、ご容赦を。
その分、と言うのもなんですが、第三部は戦闘解禁ですので、その系統のシーンが多くなると思います。

では、作者の独り言はこの辺りで切り上げてコメント返しを。


リョウさん

オーバーテクノロジー全開な罠……さて、どうでしょう?
詳しくは第三部以降のお楽しみということで(笑)

とある人さん

確かに贅沢な悩みですよね。
現状は男にとってある種の理想郷ですし(笑)

とおりゃんせさん

ありがとうございます。いい話、と言っていただけると非常に活力が沸きます。

華羅巣さん

オーガストの変態度……まあ、筋金入りのエロ老人ですから(笑)
今まではたまたま属性に目覚めて無かっただけです。
ですので、今以上の進化を遂げる可能性もあります。

ズーさん

シチューの詳細については――次回をお楽しみに、ということで(笑)

√3さん

あくまで今回のシチューはルミナスの感謝の気持ちですので。
海人の手を掛けさせては意味が薄れてしまいます。
ついでに言いますと、一番高いのは彼女らにとって作れるかどうか判別がつかない材料です。

archさん

申し訳ないです。食べ物関係だとついつい力が入っちゃうんです。
さらに言いますと、思い切って簡略した文章だと妙に味気無くなってしまいまして――精進します(汗)

あきらさん

実は十八話、直接描写はないですがお茶を飲む前に味見はしています。
で、当然ながら海人達が帰った後にはシェリスのおやつとして消費されています。
食事シーンに関しては――増やしすぎると話が進まなくなりかねないんで、
程度は弁えつつもっと良い描写できないか頑張ってみます。

とーるさん

さすがに仕送りや部下の事がある現状、易々と仕事を辞めるわけにはいきません。
彼女が急に辞めたら多方面に迷惑がかかりますし、なにより収入が激減しますので。

社会人さん

擁護していただけるのはありがたいんですが、できればもう少し穏便な言葉でお願いします。
荒れる元になるかもしれませんので。

陸奥周さん

もちろん覚えています。
ご紹介いただいた中でも特に『銀の意志 金の翼』は今でもよく聴かせていただいています。
曲自体は常に探している状態ですので、よろしければご紹介いただけるとありがたいです。

ただ、できれば動画系サイトでしか試聴できない曲は避けていただけると嬉しいです。
下手に動画見ると、連鎖で次から次へ見てしまい、挙句にネットで何時間も潰してしまうことが多々ありますので、
ただでさえ遅い執筆速度がますます遅くなりかねないんです(涙)


えー……今回非常に嫌な予感がしますが、どうにか二週間以内には次話を仕上げられると思います。
執筆時間が減ったうえに、今回妙に話が纏まり難いんですが、多分何とかなるでしょう(涙)


では、今回も数多くの方のご来訪ありがとうございました。
気が向いた方は『続きを読む』で没ネタをお楽しみください。



没ネタ一。二十話終盤。


「はい。これでも貴族の端くれですから。民の未来を考えて行動せねばなりません」

 真っ直ぐに頭一つ大きな男を見据える。
 薬を貰うだけでは、どこまでいっても一時しのぎにしかならない。
 製法があれば、材料さえ揃えば遠い未来でも薬が尽きる事は無い。
 民の幸福を考えるべき貴族として、製法を手に入れる事を第一に考えるのは当然だった。  

「だろうなぁ……君のそういう点は好ましいんだが、こちらとしても譲れない、と。
さてさてどうしたもの――」

「どうかなさいましたか?」

 唐突に言葉を切った海人に不思議そうな目を向ける。
 目の前の男はそれも視界に入らないらしく、顎に手を当ててぶつぶつと呟き続けている。
 しばらく考えに没頭した後、海人はシェリスへと視線を向けた。

「――ふむ、どうにかなるか。要はここらの技術で作れる方法があればいいわけだ」

「あるんですか!?」

「あー、一応な。えらい複雑で迂遠でどうしようもないほどに面倒な方法だが、作れない事は無い。
その特殊な工程というのは、その面倒を省くための物だからな」

 やたらと気力が尽きたような口調で、ぼやく。
 
 抗生物質を作る際の化学合成のために必要な素材はこの世界には無いが、そもそもの起源まで辿れば全て天然由来なので材料は揃う。
 そしてこちらの技術で製造可能な実験器具はシェリス経由で作らせれば良い。
 問題はこの世界の技術力で製造不可能な物だったが、先程海人が熟考した結果、基本属性魔法の活用でどうにか代用できると結論が出た。
 全工程を終えるまで本来の器具を使った場合の数倍の時間がかかってしまうが、
とてつもなく気が遠くなるような作業の労苦さえ厭わなければ、理屈上作るのが不可能というわけではない、と。

 とはいえ、それを教えるためには実験器具の作り方から製造工程まで全て、海人が書き記すなり直に教えるなりしなければならない。
 投げやりになるのは無理もなかった。 

「えっと……具体的にはどれぐらい面倒な作業なんでしょうか?」

「なに、君の図書室の本全てを手書きで写本するよりは楽だ」

「それと比較できる事自体問題なんですけど!?」

「ならいらないな。いや~、良かった。私としてもそんな面倒極まりない製法の詳細を書くのは嫌だったんだ」

 からからと肩の荷が下りたように笑う。
 その笑みは問題はもう無くなったと言わんばかりに輝やいている。
 嫌な予感を感じたシェリスが、恐る恐る訊ねる。

「……あの、その場合薬の製法は?」

「勿論無しに決まっとるだろうが」

「もう文句は言いませんので教えてください」

 実に楽しそうに笑う性悪男に、即座に頭を下げた。
   
「よろしい。だが、しばらく待ってくれ。本当に色々面倒な手順があるから、紙に記すのに時間がかかる。
ついでに、理論上は大丈夫だと思うが君の協力が欲しい」

「協力、ですか?」

「ああ。基本魔法が必須になるんでな」

「分かりました。多少強引にでも時間を作りますので、必要な時はいつでも仰ってください」

「結構。本当はルミナス達に頼めれば一番手間が無いんだがな……」

「頼んでくれると助かるんですけど。これでも忙しいので」

「アホ。せっかく意味の無い心配をかけさせずに済ませられたというのに、今更暴露してたまるか。
それが分かってるから、君もこうして私一人のところを狙ったんだろうが」

「それはそうなんですけどねぇ……はあ、当分スケジュールの調整が大変になり……」

 そこで、シェリスの言葉が止まった。
 ぱくぱくと口を空しく開閉させ、海人の背後を凝視している。

「どうした、シェリス嬢?」

「……今の話、嘘じゃないのよね?」

「んなっ!? 何で君らがここに!?」

「誰かさんの帰りが遅かったので――またいつぞやのように揉め事に巻き込まれたのではないかと探していたんですわ」

「そうしたらシェリス達と睨み合ってて、今にも一戦やらかしそうだったから……」

「今回は私の自業自得絡みの不運、と――気付かなかったのか?」

「情けない話ですが。申し訳――」

「申し訳ございません、私の落ち度です!」

 主の言葉を遮るかのように、いつの間にかすぐ近くに戻ってきていたシャロンが頭を下げた。
 
 ローラの代理として主の護衛を務めているのだから、気は抜いていなかった。
 海人の剣呑な空気に気圧されている間も、周囲の警戒は怠っていなかったのだ。
 
 ――気付かなかったのは純粋な実力差。
 
 己の実力がルミナスばかりかその副官であるシリルにも劣っている事は重々承知だったが、
それでも全身全霊を費やせば、主を逃がす時間ぐらいは稼げると思っていた。
 が、現実にはこの距離に接近されルミナス達が視界に入るまで気付きもしなかった。
 彼女らにその気があれば主の命は無かった。

 シャロンはあってはならぬ失態と海人への申し訳なさで、己の未熟を心底から悔いていた。
 
「いや、気にするな。運が悪い時は重なるものだ。にしても、今回は重なりすぎだが……何の祟りだか、まったく」

「あ、あの、私……」

「礼はいらんし謝罪も不要。私は私の勝手で動いただけだ。
君が気に病まねばならん要素はどこにもなぐぶおっ!?」

 言い終わる前に、シリルのボディーブローがめり込んだ。
 と言っても今回は打撃というよりは、拳を腹にめり込ませて言葉を止めただけなので、痛くは無い。
 苦しくはあるが。
 
「そのぶっきらぼうな言い方と内容では余計にお姉さまは気に病まれます。分かりませんの?」

 抉りこむように拳をグ~リグ~リと動かしながら、海人を窘める。
 彼なりの気遣いである事は分かるのだが、それが逆効果にしかなら無い事も、シリルは良く知っていた。
 現に、途中までしか出させなかった言葉だけで、ルミナスは先程より深く落ち込んでいる。

「い、いや、そうは言っても……どうしろと?」

「せめて今回の件はこちらから何か恩返しさせてくださいませ。
返す当てもなく恩ばかり受け続けているのでは、私共の沽券に関わりますわ」

「う~む、普段から恩を受けているのはこちらなんだがなあ……」

「私、何もしてないじゃない……そのくせ、私の事考えて黙ってくれてたのに無理に穿り返そうとして痛めつけたりとか……」

 自分で言いながら、どんどん陰鬱の沼へ沈んでいくルミナス。
 肩を落とし、俯き、震え、時が進む毎に加速度的に落ち込んでいる。
 普段明るい分の反動が一気に出ているかのような止める間も無いほどの沈みぶり。
 終いには足元にポタポタと雫まで落とし始めた彼女に、海人は思わず悲鳴を上げた。

「だあああああああっ! 泣くな! ええい、今回何も悪い事しとらんのに何故こうなる!?」

「ええっと、強いて言えば何も悪い事をしていない事が問題なのではないかと」

「そんな正論はいらん!」

 おずおずと正論を吐いたシャロンを即座に一喝する。
 理不尽ながらも凄まじい迫力に彼女は反射的に頭を下げていた。

「すっ、すいません!」

「あ、あの~うちの使用人怖がらせないでほしいんですけど……」

「知るかんなもん! シ、シリル嬢、どうにかならんのか!?」

「はあ、世話が焼けますわねぇ……お姉さま、涙を流せばカイトさんはより困りますわ。
落ち込んでいる間に、少しでも償えるように努力すべきではありませんの?」

「……ん。ごめん、取り乱しすぎた」

「別に構いませんわ。お姉さまのフォローも役目ですので。
で、カイトさん。何かして欲しい事をキリキリ吐いてくださいませ」

「そう言われてもな。現状の生活に十分すぎるほど満足しとるし。
あ、久々にルミナスの特製シチューが食べたいというのはあるかな」

「……そんな事でいいの?」

「いや、君のシチューは絶品だろ。大体、今回私が動いたのだって日頃君に良くしてもらっていると思っているからだ。
自慢じゃないが、私は命を捨ててでも気に入らない人間のためには動かんぞ」

「あら、それなら私は気に入っていただけてるという事ですね」

「そーだな。性格がもう少し温厚で真っ黒な腹が真っ白になってついでに絶壁な胸がもう少し盛り上がれば完璧だ」

「つまりは気に入らないと。そして命が不要と」

 
 没理由。この後を書こうとするとギャグ方向にしか行かなかったため、展開が早すぎたため、他多数。  











没ネタ二。一の別パターン。


「……あの、その場合薬の製法は?」

「勿論無しに決まっとるだろうが」

「あああ、分かりましたよ! それでも構いませんから教えてください!」

 実に楽しそうに笑う性悪男に、即座に頭を下げた。

「構いません……? ほほう、随分と偉そうだな。私としては嫌がっているのに無理に教えるつもりはないんだが?」

「ぬぬぬ……お願いしますからどうか教えてください」

「ふ、そこまで言うなら教えてやらんでもないが、一つ条件を呑んでもらいたい。
三択の内好きな物を選びたまえ」

「……どんな条件ですか?」

「一、オーガスト老の前で素っ裸になる。二、ローラ女士の顔にインクで十文字以上の落書きする。
三、今度私特製の一ヶ月は落ちないインクで顔に人前に出れないような落書きをされる。
さあ、好きな条件を選びたまえ」

 実に素敵な笑顔で、外道な条件を提示する海人。
 が、当然そんな戯けた条件を素直に受けてくれるほど甘い御令嬢ではない。

「では、四のカイトさんをボッコボコにして無理矢理に聞き出すで。シャロン、押さえてなさい」

「はっはっは、冗談だからとりあえず魔力を収めよう。その拳で殴られたらちょっと死ねそうだ」

「聞こえませんねえ。貞操捨てるか命捨てるか尊厳を捨てるかの三択を選ばそうとした人間の言葉など」


 没理由。一よりさらにお笑い方向に走っているため。

コメント

とりあえず、第三部が戦闘解禁というのは、今の流れだといや~な予感しかしないんですがwwww
[2010/03/28 23:29] URL | ぼるてっかー #L9FLFt/w [ 編集 ]


いい事思いついた、自分の護衛として二人を雇えばいいんだ
もしくは彼女の配下一団全員を雇う
問題は長期間拘束できる金だけだから何とかなるはず

*ただし超科学を自重しない場合に限る
[2010/03/29 21:35] URL | 地上戦艦 大和 #- [ 編集 ]


戦闘の有無はあまり自分は気にしてませんよ?
というかそのようなもの気にならないほど面白いのです

次回で第2部終了ですか
3部以降も含めて楽しみにしていますので頑張ってください
[2010/03/29 22:14] URL | 華羅巣 #zR7lJLBY [ 編集 ]


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