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ラノベを目指してみよう
グース・カピーこと九重十造が人様を楽しませられるレベルの文章を目指して色々書き連ねる場所です。          軽く楽しく読める話を書ければいいなと思ってます。
没ネタ九回目。祝三十万突破――なのに、やってしまった(涙)
えー、没ネタ九回目です。
今回の内容は一つなうえ、本編のどの話にも繋がりません。
シェリスの書類仕事の話への展開の一つとして考えていた候補です。
結局その前段階が丸ごと消えたので必然的にお蔵入りになりました。 

この度、皆様のおかげでめでたく三十万アクセス突破しました。

ですが――前回かなり致命的なミスやらかしました(滝汗)
修正しましたが、冒頭の段階で十三話と大きな矛盾が生じてました。
海人のあのぼやきでは誰かがあの川で魚が釣れると言ったように見えますが、実際は誰も言ってません。
作者がなぜか修正前の十三話の認識で書いていたため起こった失態です。
ついでに、分かりにくい部分が有りましたのでそこの修正もしておきました。
大変ご迷惑おかけしました。

では、めでたい事があったのに愚痴るのもなんですので、コメント返しをさせていただきます。

tenさん

御指摘ありがとうございます。
ちなみにあの箇所、歩くと到着が翌日になる、のニュアンスで書いたつもりでした。
その直後の文章と合わせると意味は分かってもらえるかと思ったので……分かり辛くてすみませんでした(汗)

umiさん

初めまして。
ネタバレになりますので詳しくは言えませんが一つだけ。彼女は人間関係においてはとても慎重な人間です。
それと、魔法のことを知ったのがシェリスと会った後でも特に問題は生じません。
創造魔法はあくまで使用者が知っている物を作り出す物であり、見た時に魔法を覚えているかどうかは関係ありませんので。

とある人さん

あー、きわどい質問が(汗)
すいません、ネタバレしかねないんで答えられません。
ちなみにあまり関係ありませんが、この世界は現登場人物の大半がかっとんでるだけで、下級ドラゴン相手でも戦えば食い殺される人間の方が多いです。

華羅巣さん

ルミナスとシリル――第三部は、極度に出番少なくなる予定なんですよねぇ(汗)

リョウさん

消えはしませんよ~……出番が凄い減るだけで(汗)

meoさん

投網は引き上げる手間がかかります。相手は瞬く間にタモ食いちぎっちゃう魚ですから。

ズーさん

無論、作れるようになってます。
元々凶悪な毒物いくらでも作れる人間ではあるんですが、ますます凶悪化しています。

レキさん

当然やりようはありましたが、あれは一種の意地です。
なまじ一匹捕らえられただけに、意固地になってしまったんですね。

ぼるてっかーさん

さてなんのことやら(笑)
いずれにせよ海人の周囲の状況は混沌としていくでしょう。

すちさん

初めまして。
詳しくは次話で書くと思いますが、連絡はしていますが海人は直接行っていません。
次のネタバレも絡みますので、この辺りでご容赦を。

神楽さん

ま、またきわどい質問が……今後考えてるネタの一つなんで、その時のお楽しみに、ということで。

アールグレイさん

初めまして。
文化の違いに関する興味深いお話ですね。
外人さんがご飯に塩をかけるのは何回か現場を見た事あるんですが、ハンバーグに水というのは初耳でした。
貴重なお話、ありがとうございました。

トマトさん

ぐふっ……ま、またきわどい話が……すいません、黙秘させてください。
多分、第三部内でそれに関する話が出ますので(汗)


え~、新キャラ出せてテンション上がったは良いんですが、今度はネタが出すぎて困ってます。
初登場は短かったですが、この二人はやたらとアク――もとい個性が強いので、手綱放すと勝手に暴れ始めるんです(汗)
運が良ければ今週も若干早めの更新になると思うんですが――今の新キャラの暴れっぷりからすると断言できません。
まあ、毎度の如く更新早かったらラッキー、ぐらいに思っていただけるとありがたいです。


では、今回も数多くの方のご来訪ありがとうございました。
気が向いた方は『続きを読む』で没ネタをお楽しみください。








 没ネタ。今回色々分からない点は多いと思いますが、こんな可能性もあったんだぐらいの気持ちで読んでください。 


 ハロルドに仕事を頼まれてから数日後、海人は黙々と作業をこなしていた。
 楽しい作業ではないが、これで高額の報酬を得られるのだから悪い話ではない。
 そんな事を思いながら、ただ静かに正確に書類を捌いていた。
 が、機械の如き正確さと手早さによって今日の仕事も終わりに差し掛かった頃、

「カイトさんはここですかぁぁぁぁっ!!」

「うるさいぞシェリス嬢。一応仕事中だ」

「あ、これは失礼しました……って、なんですかこの書類の山は!?」

「見ての通り事務処理系の書類だ。計算は簡単だが、いい加減腕が疲れてきたな」

「……シェリス様。これらの書類、目を通した限りでは一つのミスもございません」

「そうでなくては困る。念を入れて三回も検算してるんだぞ……よし、これで今日の分は終わりだ。
で、何か用があったんじゃないのか?」

「ああ、はい。カイトさんがやたらと有能な事務処理能力の持ち主だとハロルド老から聞きまして」

「さてな。事務処理なぞさほどこなした経験があるわけでもないからどうとも言えん」

「ちなみにこの書類の山、何日分ですか?」

「今日一日分に決まっているだろう。まったく、三時間も書類を書きっぱなしなぞ人生初だ」

 さらりと海人から放たれた言葉に、室内の空気が凍った。
 シェリスが何かを堪えるかのように俯きながら震え、ローラはその怜悧な眼差しを細めている。
 不穏な空気を察した海人はさっさと逃げ出そうとドアへと向かうが、

「どちらへ?」

 唐突に彼の前に出現したローラに行く手を阻まれた。
 
「いや、とりあえずは部屋の外に出ようかと」

「まさかとは思いますが」

 その柔らかいくせに粘りつくような怨念を感じさせる声に振り向くと、笑顔のシェリスがいた。
 ただし、表情そのものは可愛らしいはずなのに、なぜかギロチン台へと誘う処刑人のような不吉さ以外感じ取れない。 

「逃げられるとは思っておられませんね?」

 女性にしては若干低めな声に再び振り向くと、無表情のローラが至近距離にいた。
 その距離は今にも接吻しそうなほどに近い。ローラの美貌を考慮に入れればこの距離に入れるだけでも男としての至福のはずだ。
 
 だが、海人はそんな感情は全く抱けなかった。
 亡き妻に操を立てているというのもあるが、それ以上に今のローラは単純に怖い。
 まるで、周囲二十kmくまなく核地雷が敷き詰められた荒野のど真ん中に放り出されたような気分である。

「ちょっと落ち着こう二人共。私に非があるというのなら謝罪しよう。
だが、そもそも何故怒っているのかすら分からない現状では謝罪のしようもない。
とりあえず事情を話して見るというのはどうだろうか。
とても人間らしい文化的で平和的な素晴らしい提案だと思うんだが」

「……そうですね。いささか取り乱しすぎました」

「で、なぜ私は君らの処刑台に上っているんだ?」

「カイト様、ご存知のはずです。私の睡眠時間を」

「たしか五時間を切っているという話だったな」

「はい。色々雑務があるせいでもありますが、最大の理由は書類仕事です。主に事務処理ですが」

「あー……なるほど、それなりに戦力になりそうなのに手助けを申し出もしなかった事を怒っているわけか」

「なぜですか……なぜそんな素敵な情報を教えてくださらなかったんですか!
これだけの事務処理能力があると知っていれば、昏倒させて朝目覚めたら私を含めた屋敷の綺麗どころ十数人を裸でベッドに侍らせてでも私の屋敷に引き入れてましたよ!?」

「おそろしくえげつないぞ!?」

「それだけ引き入れたいという事です。ちなみに私の考えとしては私だけで十分だと思います。
それならば事実がどうあれ従うしかありませんので」

「輪をかけてえげつないな!?」

「まあ、そんな事はどうでもいいとして、カイトさん。日給で十万出します。
ぜひとも私の屋敷の事務要員として――」

「嫌だ。断る」

「……カイトさん? 私、つまらない冗談は大っっっ嫌いなんですけど?」

「冗談ではないんだがな。今でも面倒だというのに、何が悲しくてよりめんどそうな事をせにゃならん」

「なるほど、ごもっともな意見です……しかし困りましたね~……カイトさんの機嫌は損ねたくないですが、
これだけの事務処理能力を見せられて放っておけるほど私暇な生活送って無いんですよ。どうにかなりません?」

「……ならばちょっとした賭けでもするか?」

「賭けですか?」

「そう、勝負内容は武技が絡まない物。その代わり、詳しい内容は君が決めていい。
君が負けたら素直に諦める。私が負けたら一ヶ月間無償で君の屋敷で働こう」

「ほほう……それは面白いですね。少々お待ちください」

 短く断るとシェリスはその聡明な頭脳をフルに活用させ始めた。
 今まで集めた海人の情報だけでも、頭脳戦での勝ち目は0と断定できる。
 勝負内容の条件と合わせれば、なんらかのゲームが最善となる。
 
 選ぶべきは主に運が絡む物か、技術的な要素が絡む物のどちらか。
 
 運任せの最善はコイントス。これならば確率は半分だが、どうやっても勝率は五割を超えない。
 イカサマを使えば話は別だが、それが発覚した時のリスクはあまりに大きい。
 
 ならば技術的要素が絡む物はどうか。これもこれで問題だ。
 海人に関する情報が少なく、思わぬ技術を隠し持っている可能性がある。
 
「ま、好きなだけ悩め。それと、勝負内容の条件さえ守れば対戦相手をローラ女士に代わってもらっても構わんぞ」

 海人が苦笑交じりに放った言葉に、シェリスの頭に天啓がひらめいた。
 これならば確実に勝てる。億に一つの敗北もありえないが、仮に負けたとしても十分な収穫がある。
 身を貫くような歓喜を抑えつつ、素知らぬ素振りで海人に念を押す。

「……今の言葉、偽りはありませんね?」

「無論。武力頼みなら一瞬で敗北するだろうが、それ以外ならば君だろうがローラ女士だろうが変わらん」

「いいでしょう。ならば勝負内容はくすぐり勝負です。
ローラとカイトさんがお互い交互に相手をくすぐり、耐久時間の短かった方の負け。
それでいかがでしょうか?」

「ふむ、これはまた妙な勝負だが……君は構わんのか?
道具が無い以上素手で無遠慮に体を触る事になるが」

「構いません。これでもくすぐりには自信がございます。
先手さえいただければ触れる事もなく敗北を認める事になるかと」

「大した自信だ。ならば君が先手でどうぞ」


 没理由。言うまでもなく、そもそもこの話の前提になる展開が消滅したため。

コメント
みたすぎる
くすぐり勝負はその後の展開とか見たすぎる!
いつも読ませてもらって思いますが、没ネタは没ネタで楽しいのが多くて、しかも続きも気になるのが多くて凄いですね。
これらはこれらで余裕が出来たときにでも時系列無視の外伝的話などで組み込んでいってもらいたいものです。
[2010/04/26 01:07] URL | 鬼氷 #NMgcaBO6 [ 編集 ]


くすぐり対決・・・だと!?
ものすごいみたいですわwww
というかシェリスさんローラさんのくすぐりを喰らったんでしょうかねww
何はともあれ勝敗が気になります。
ローラさんが悶えるところとかもwwww
[2010/04/26 01:51] URL | ズー #B1FehmyE [ 編集 ]

見たい
タイトルと同じです。
何がかは、ご想像にお任せします。
というわけでこの没ネタのアレンジをぜひ本編で!!
[2010/04/26 13:47] URL | $$ #viWYSvG2 [ 編集 ]


くすぐり対決・・・・・・
ローラさんが負けて悶える所が見たいし、カイトが負けて言いなりになる状態も見たいw

つまり、続編plz
[2010/04/26 13:55] URL | サンコー #AIlHpmOk [ 編集 ]

感想
カイトが並みの百倍の処理能力があって理解する時間ほぼ0で書類をかけたとして
一人分のスペース+書類置き場で10人分の書類を1日で処理できたとして、
ローラやシェリスの自由になる時間が1日3時間増えたとしても、

本質的には意味の無い事よね~

むしろカイトに書類の海で埋もれずとも済む方法を研究してもらう等の根本的な対策を
しないと。文官と武官と侍従を全て兼任するシェリス邸のメイドさんに問題が有るんだろ
うけどw
[2010/04/26 23:22] URL | ぞら #7xIPwYi. [ 編集 ]

ぜひぜひ
続き希望です

ローラさんが一番です
[2010/04/27 00:07] URL | ななし #KXk9S5Lk [ 編集 ]


くすぐり対決の結果にものすごい興味があります!
きっとルミナスがいかなかった海人の本気を受けることになったのでしょうね
[2010/04/27 01:50] URL | 華羅巣 #zR7lJLBY [ 編集 ]


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